船井総研では月に2回全体会議があります。年間の会議スケジュールが決められ、この日は絶対に空けております。トップの話を聞き、方向性を合わせる時間でもあり、情報共有の場でもあり、またグループやチームの会議、プロジェクトのミーティングなど一日会議で埋め尽くされております。朝7：30から会議が始まり、終われば大体23：30頃になってしまいます。
しかしこの一日は本当に中身が濃い一日です。この会議があるからこそ、個人ではなく組織力にてコンサルティングをしている強みを感じるものです。船井総研では様々な業種に渡ってコンサルタントがいますが、情報交換することにより、新しいビジネスが見つかることもあり、ご支援先に提供出来てもいます。
私がこの会議で大好きなことは、やはりトップの小山の話を聞けることです。メモが本当に手放せません。
伸びている企業程、危機感あるものです。同社でも新規事業立上のお手伝い。伸びているからこそ、中長期的に物事を捉え取組むのでしょうね。チャレンジ精神溢れる経営層を本当に応援します。
同社で2回目となる謝恩セミナーを行ないましたが、50名を越える顧客が来社してくれました。お客様が来てくれるとは本当にありがたいことです。それだけ、そのお客様達はその廃棄物処理業に重きを置いて頂き、また営業マンもお客様の為に普段から接した結果だと思います。平日故に業務の都合で来社できないお客様もいたと思いますが、来年以降も更にたくさんのお客様に来て頂きたいですね。
ところで当日は３つのテーマでお話をしたのですが、①有価物 ②廃棄物管理 ③CO2とした中で、一番人気があったのは③のCO2でした。やはりこれも時流なのでしょうか。
80名を越える会員の方が集まり、勉強好きな企業が多いことに嬉しく思いました。協会の会長、専務、広報担当の方とお話をしていると、毎年100名近くは集まる程の企画を準備して、会員企業が勝ち抜く為のサポートをしているそうです。私は「資源品ダウンでも勝ち残る経営手法」としたテーマでお話をさせて頂きましたが、参加者の何名かでも実践して頂き、勝ち組になることを期待しております。
今日は中部地域のプロジェクトキックオフ。鉄スクラップ業の新規事業検討となるテーマです。この業界もいよいよ変わりだしてますよね。未曾有（麻生さん的にはミゾウユ）の価格上昇から下落までの幅を経験して、キャッシュフローは厳しさを増しております。6年前の年商が5倍の規模となり見栄えは良くなっていても、買取価格も同時上昇故にリスクばかりが目立っておりました。しかし多くの同業者が、ヤード拡張、新展開、設備更新を手掛けた為に、現在悲鳴を上げております。実は今こそ本当に変わるタイミングなのでしょうね。間違いなく言えることは、この数ヶ月の取組みが将来を決める可能性があることでは無いでしょうか。頑張ろうとする、鉄スクラップ業応援します。
今日は東北地域のプロジェクトキックオフ。廃棄物処理業の事業戦略構築となるテーマです。個人的にはこのキックオフの瞬間が大好きです。スタートの時は、これから絶対に良くなることしかなく、減退することは無いものです。
本日は広島市での講演でした。市の工業技術センターが主催となり、「環境ビジネス技術セミナー」と題してのテーマでしたが、50数名の参加者の8割は廃棄物関連の方々となりました。市も当初は様々な業種が参加されることを想定していましたが、偏りに驚きながらも廃棄物業界の勉強熱心さに感心しておりました。私はと言うと、5年前程ならば同テーマのメインターゲットは土木・建築、物流業界などの異業種がメインでしたが、本当に変化していることを再認識させられました。
今日は鉄スクラップ業のご支援先。新たに立上る新規事業の打ち合わせ。現事業の延長上にある、川上を抑える戦略にて準備していますが、何とか2億円/年程の増は見えました。ビジネスモデルは大切ですが、もうひとつ忘れがちなのは実行への落とし込み。幾ら良い絵があっても、自社の実力や地域、そして実行の手順が無ければ進まないものです。計画が見える時は、その落とし込みが見えた時だけですね。