丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2020年4月30日 3:22 PM

新型コロナウィルス出口戦略での廃棄物処理業経営1

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新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。

 前回までの収集運搬改善から、状況が日々変化をしていくなかで緊急対応も含めて、今後の廃棄物処理業経営においてのポイントをお伝えしていきます。
 先ず、混乱が続いた4月も終わり、引き続き油断の取れない状況が続いております。AFTERコロナにて変化していくことも多分に想定できますが、先ずはWITHコロナ前提にて考えていかねばならないと思っております。つまり、「まだまだ先のことなどが見えない中で、どのようにしたら良いかは解らない?」ではなく、常に最悪の「まさか」を想定することが経営でもあることでもあるからです。
 加えて、今すぐにすべきことは、短期と中長期とで分けて考えていかねばなりません。この状況が刻一刻と動くなかでは、少なくとも2か月程度の短期的な実施事項と、WITHコロナでの取組のふたつを同時進行で始めていくこととなっていきます。

【4月末現在】
 先ず4月末時点にて全国のご支援先を踏まえた現状を整理していきます。

【産廃】 
・産廃では、多くに直接的な大幅な業績影響は受けていない
・建設系では資材(トイレ、高力ボルト、フローリング)の工期遅れによっての影響はあるが、むしろこれから大手ゼネコンやデベロッパーでの全国的な現場停止、また着工数減少の影響がこれから始まる
・工場系でも業種によっての差は大きく出ており、これから影響の拡がる業種が想定される(機械、輸送機器、精密等)
・設備投資に加え、メンテナンスコスト予算の見直しにおいての受注減発生
・医療系においては、環境省と厚労省の見解違いによる混乱発生

【一廃】
・既に休業が始まった業種(宿泊、交通、飲食)が出始めており、更に3密該当や外出自粛によってのマイナスが想定され、価格対応要請が出始めている(回収停止による減額と月極見直し)
・インバウンド景気に該当した業種も上記同様のマイナス発生
・回収中止もあり、ルートの見直しが日々必要となっており、余剰人員が出始めている

古紙、鉄ともに資源相場も依然低迷が続き、現在の世界的な市況感からも当面の低位相場が想定される

上記の通り、まさしくインフラを支えることもあり、当業界への影響には時差があります。これはリーマンショックの際を思い出して頂ければ、直ぐに解ることでもあります。つまり業績影響はこれからでもあり、それは収束後ではなく6月頃には表面化していくこととなるのでしょう。つまり先ずは以下の通り、この2か月に自社が取り組むことを明確にしていき、準備及び取り組んで頂きたいと思います。

【今後2か月で想定されること】

【産廃】
・建設現場の停止拡大(エリア差あり)
・新築着工数減少
・業種限定の工場操業停止とライン移管
・処理量の減少によっての処理費高止まりと値下げ基調
⇒量の減少と売上減少
特に気になるのは、着工数の減少です。3年連続減少中で19年は90.5万戸でしたが、増税以降2月まで8か月連続で下がり続け、1,2月は6万戸代で推移しています。3月4月の新規受注が低迷していることは大筋で確認されており、このペースで進むとリーマン翌年の09年当時の74万戸を割ってしまう勢いです。つまり、それを充分に想定しての準備が必要とされます。
特に心理的な要素も大きく、高額品が軒並み減少されることとなり、家だけでなく自動車も減少をしていき、必要最小限の消費に連動した産業地図となっていくことでしょう。
産業廃棄物は当然に産業を通しての静脈である故に、その産業力低下は業界への影響も多分に発生していきます。過去の災害による復興系の経済対策ではなく、先ずは影響を受けた業種や人々への対策が最優先となります。正常な経済活動再開を望むことは当然ですが、暫くは低迷する自社の顧客層を把握し、その影響を何で補うかを明確にしなければなりません。

【一廃】
・全国的に休業対象業種を中心として数量減少
・一廃の月極価格値下げ
・閉店や閉鎖による減少
・新店出店のストップ
・ルート変更を重ね、ルート数減少
一般廃棄物は4月の傾向と大きく変わりませんが、それが更に拡大に繋がっていくことです。リーマン時にも個人消費を中心となることが多い為に早期の回復がありましたが、今回の明確な違いは休業が続出しており、その再開が見えていないことでしょう。生活必需品関連は変わりませんが、個人消費に明確な違いが生まれていき、贅沢品が購入されなくなっていきます。また多様化した趣味やレジャーの消費も、人々の巣篭り消費によって変容が生まれていきます。流行りのリモート飲み会、また高級店のデリバリー、またオンラインでの受講等サービスが受け入れられ、収束後にこれまで通りの消費とは違ったものにもなっていくことでしょう。

次回、そのようななかで、この2か月の取組についてをお伝えしていきます。


カレーうどんは、うどんの選択肢でありながら、別の食べ物とも思っています。うどんを味わうよりも、和風だしとカレーとのハーモニーを味わうものでしょう。各店に特徴は違いますが、こちらは呑んだ後でも〆にいけるカレーうどん。スパイシーさも堪りません!うどんも見えないですね。


関東での博多うどん風。あの、ふにゃが足りない。。。でも、ごぼてんは良い感じです


冗談のような、ごぼう天。でもガチです。丸天もキュートです。食べ方に最初は躊躇しますが、熱々を齧り、浸けて柔くして齧る等、以外と普通にいけるものです。


実は屋外の青空うどんです。食べていた当時、灼熱の陽が注ぎ、汗だくになりました。でも、だからこその食べた後の爽快感が堪らないのです。


駅うどんです。当然立ち食いで。早い、安い、美味い、そしてこれは肉やら玉子やらでスタミナ系。短い時間でも充分に戦える戦闘力ありです。

 
うどん居酒屋業態なるものがあり、天ぷら系も楽しいのですが、嬉しいのは〆うどん。讃岐系でもっちりを楽しみ、大満足で店を出れます。幸せですよねー


大好きな讃岐系ですが、やはり、ちく天、卵天は外せないですよね。もちろんとり天もですが。このうどんのツヤ、エッジ、モッチリとコシが堪らないです


これまた、エッジ!玉子を混ぜて、和製カルボナーラとなりながら、途中味変でツユ足し。勿論、とり天つけています


ちょっとイレギュラー系ですが、うどんの上に(On the Udon)に所謂ちゃんぽん系の具材。お腹いっぱい&熱々で満足です。

2020年4月3日 6:26 PM

収集運搬費の改善について3

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 新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。

 さて、本件につきまして、3回目となります収集運搬費の改善についてです。時間当り原価が見えてきたなかで、不採算の顧客が当然に表面化していきます。勿論、お断りすることが表面化する課題となってしまいますが、前回の通り顧客を失う重さは当然に苦慮してしまいます。それ故に、当然交渉となっていくでしょう。最悪がお別れでもありますが、しかし担う使命からは、当然に最後までお客様と向き合い、着地の努力を忘れてはなりません。
 廃棄物よりも先に進んできた宅配業界や物流業界を見れば、解りやすいとも思います。値上げではなく適正価格の合意でもあると思っております。裏で舌を出して欺こうではなく、適正な利益を出すことから的を外さないことだと思います。誤解頂きなくないことは、儲けることは悪でないことです。むしろ儲からないことはやってはいけないのです。それが商売なのでしょう。三方よしの通りで適正な利益が出るようにならなければなりません。
 ところで、この数年散見されたのは、焼却施設などが大幅な値上げとなる、いわばお断り価格でした。明らかなキャパオーバー故に制限を掛けねばならない背景もありますが、しかしそれでも受け入れるか否かの二択になっており、その価格で入れられない場合は他を探さなければならなくなってしいました。ケースは違うものの、希望する価格を一方的に伝えるだけでは、顧客無視にもなってしまいます。一緒に掛かる経費を抑えることを具体的に探ること、これが本来の形でもあると思います。
 前職の商社マン時代は、顧客が自動車産業であったこともあり、定期的原価低減としてのVAVEが進められてきたものでした。ただ、メーカーも目標数値のパーセンテージを伝達するだけでなく、工程やコストを分解していき、場合によっては工程変更や仕様変更してでも低減をしてくれようとしていたものでした。勿論、本件と同様に物流費の場合は、その頻度変更として「カンバン」であるならば、在庫の適正な持ち方を見直すこともあり、更に荷姿の改善でも単価が下げられたものです。品質ならば、過剰スペックになり過ぎていたことがコストアップになっていることが解れば、その公差レベルを設計等の関連部署と揉んでくれていました。一緒にコストを下げよう、だから協力会社の言葉の通り、サプライヤーは下請ではなくパートナーとして重んじてくれていたと思っております。廃棄物処理業が顧客にとってのパートナーとなること、これは当方が業界に携わるようになってからも、ずっと唱えてきたひとつでもありますが、まだまだ一部でしか見られていないようにも思います。
 顧客とともに運搬費の原価改善となれば、前回のデータ抽出だけでは情報が未だ足りません。どのようにすれば改善可能かのプランが必要となります。頻度は最も見直すテーマですが、荷姿や回収方法にも入っていかねばなりません。その際に、一緒に取り組もうとする排出元の意識は不可欠ですが、その関係性を構築し続けた会社はパートナーとして見てくれており、ともに取り組んでくれることでしょう。
 儲からないことはしてはいけない、しかし儲かるように努力せずして、それだけを求めてはいけない。顧客のパートナーであり続けることが真の姿でもあるのでしょう。


豊前裏打会系です。このたっぷりゴボ天、たまらないです。なかはお約束の、ふにゃうどん。コシが全てと思っていた私ですが、これがまた癖になっていくのですよ


これまた別の豊前裏打会系です。熱々のゴボ天をカリっと噛みしめ、更に後半は浸けて味を沁みさせるのも美味しです


またまた別の豊前裏打会です。ごぼう天も変化をしていきます。しかし、このうどんは癖になりますよね


同じ博多うどんでも、前回までのも含め様々にゴボ天も変化していきます。でも癖になりますよねー、更にかしわおにぎりは抜群の相性でしょう


ふにゃうどんの対局でしょう。武蔵野うどんです。硬くて、咀嚼力が鍛えられます、と言うか食べるのに疲れます。でも、これはこれで美味い。ラーメンでも蕎麦でも様々な種類があるように、うどんも様々ですね。


で、久々に関東の讃岐。映っていませんが、当然にちくわ天と鶏天をつけています。やはりこれに戻りますよ


これも関東系讃岐。イリコが胃に染み渡りまくりです


これも関東系讃岐、しかしここでは肉かけ温で。タップリの肉をワシワシしながら、もっちりコシのあるうどんが美味い

2020年3月1日 8:58 PM

収集運搬費の改善について2

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前回、お伝えさせて戴きました通り、各地で収運費の見直しが進んでいます。最近では競合他社とのバーターも始まっており、その背景も自社だけの視点ではなく、経済性の無いものについての非合理性について、顧客に断るだけと迷惑を掛けることをせず、適正に経済活動を求めていこうとする結果でもあるのでしょう。
 しかし一方で原価把握には苦戦をすることも多いものです。産廃にてコンテナ回収の際は、比較的に解りやすいものです。また、液モノ系であっても同様に運賃だけで見れば原価計算も可能です。しかし、建廃でもハウスメーカー系のように㎡単価や多棟現場では、その現場収支が見難くなっていくものです。また一廃のケースでも同様に、ルート内で1件の採算性を見ることが難しく、また新店や閉店の状況も含め随時変化していくことが見難くなるものです。
 そのような時には、先ず車輛としてのKPI(Key Performance Indicator)を如何に設定するかとなるでしょう。先ず物流業と比較して、厳しく見なければならないことが稼働率となります。同業界では24時間走らせることを前提に考える為に、社員数と台数の関係において廃棄物処理業と逆に社員数が多くなります。しかし一方、廃棄物では稼働の少ない車輛も持たざるを得ないことも多いものです。空隙率も同様に、前者は車輛の違いがあるものの、如何に100に近づけるかを数値としてもおさえています。運搬で生業をするからこそ当然なのかもしれませんが、やはり多く学ばねばならないことが多いとも思います。
 だからこそ、先ずは車輛毎の見える化からです。そしてステップとしては、車輛毎の原価設定を行い、その固定費となる車輛費をリース及び資産であっても月次費用として算出して、またフリートであっても保険料や税金、そして車検費用及び前年の修繕費も月次にて算定しなおしてください。そして変動費では、当月分の実費を入れてみてください。勿論人件費もですが、本部経費は各社の業態で異なる為に、どちらにしていても構いません。そのうえで、各車両当月中の、運搬時間、運搬量、走行距離を入れていき、それぞれの基準となる最高稼働時間と最高積載量を入れてみて、その率を見ていくと良いでしょう。様々に理由があるものの、そこに必ず改善事項が存在しているものです。そして都市部と地方でも違いますが、稼働時間が限られているなかでは、その時間当り原価はKPIにもなっていきます。処理費混みでの単価設定ならば、それを差引して、本当に採算がっているかです。単月では諸事情が存在することもあり見え難いかもしれませんが、数か月で見ていくと課題のある車輛が見えてきます。そこで、当然改善検討を進めねばなりません。不採算から止めようではなく、それは最後の手として、自社での改善と顧客への依頼事項として進めていくしかありません。
 これを月次のルーティンとして、仮設検証を続けていくことをお薦めします。1年に一度ではなく、毎月の数値確認として見続けてください。それは経営陣だけでなく、ドライバーや配車担当も含めて続けていってください。そうすると、必ず変化はしていきます。「見える化」と古くから言われてきたことではありますが、なかなか行動となりきれていないことが多いものです。特に、近年の忙しさでは後送りされてきたこともあったのでしょう。改めて見える化にて、収集運搬のKPIを追いかけて欲しいと思います。

茹で時間20分!しかし、出来上がりのそのツヤを見れば納得。モチモチでコシ抜群


蕎麦に見えるがうどんです。風味が堪らない


スタンド系の良さは、ネギ、鰹節、揚げ玉、生姜入れ放題なこと。かけうどんでも寂しくない。でも、竹輪天は外せません


とり天&半熟卵天の親子。しかもそれに加えてTKG!そして美味いうどん、これに勝るものないでしょう


ベーシックながら、こんな感じで終わらせるのもあり。しかし、もう一玉お替りしてしまった。。。
やはり、かしわご飯がいいかな


またまた釜揚げですが、ピリ辛&肉にしました。結構な男飯になります


そして、やはりのスタンド系で諸々たっぷりで竹輪天チョイス

 
ワイルドな見た目ながら、うどんは抜群
もっちりコシで伸びます

2019年12月17日 10:45 PM

収集運搬費の改善を急ぐ必要性について

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この数年、収集運搬の効率化についての問い合わせが増えております。
これについては、一廃か産廃、そして業態やエリア特性によっても異なる環境が起因しており、一概には纏めることができないものがあります。
一廃に関しては、台数とスタート拠点と回収件数、そして可燃と不燃やビンカンペットの複合、そして時間指定先の背景も異なります。
物流業においては、それがシステムで管理されて最適化された配車が組めるものですが、その背景によってシステム構築にも苦戦しがちにもなって
いきます。産廃であっても、アームのコンテナ回収、ユニックのボックス回収、手積み、また作業+吸引車でも異なるものです。
運搬効率を見直す前に、過去を振り返ると運賃設定に課題があるのかもしれません。物流業のご支援を携わる機会もあり、廃棄物処理業との差は
再認識してきました次第です。青ナンバーとの差、タリフが明確でないことも勿論ながら、適正価格の統一が各社に任されてきた結果ではないでし
ょうか。
一廃ならば月極の背景、そして住宅系ならば近年の㎡価格、そして中間処理業との兼業ならば処理費との合算価格の背景があります。つまり経費
の積み上げではなく、受注ありきのことだったということでもあります。人件費がこれだけ上がってきても、また燃料費が上がっていてもこれでは
合う訳がありません。
採算性を見直していくと結果として、社員が一生懸命に汗を掻いて「ありがとうございました」と御礼をしていても、そこにお金を置いて帰るよ
うな不採算が存在しているものです。これは本当に悲しいですね。
社員が一生懸命に働き、お客様の喜ぶ顔を見たくて頑張っていても赤字の仕事と会社にとっては求めていない結果ならば、やりきれません。
商売の根幹は、やはり社会性の追求であり、そして教育性を求め、収益性は後からついてくることを弊社創業者から教わりました。だからこそ、
社会にとって必要なことを追求していかねばなりません。しかし経済合理性を無くせば、社会性には不足するものも生まれていくものです。それが
永続性なのでしょう。
社会性の追求において、永続性が無いことを企業が行うことはありえません。ならば、人が動くことでのコスト、そして自社だけの視点ではない
あるべき形を皆が追い求めていく必要もあるのでしょう。
古紙の世界では、いよいよ運賃と言うか回収手数料の回数当り単価が拡がりつつあります。これは経済合理性からも、あるべきカタチにも向かっ
ているのでしょう。
廃棄物の世界にも、会社経営においての運賃を見直さなければならないタイミングは、大事な社員の為にも必要な時にもなっているとも感じて
います。
勿論サービス業としての企業努力ありきではあります。しかし社会性としての永続性を考えれば、持久性での戦いは不毛であり、やはり出会う
社員の皆様全ての幸せを考えれば、正しい形に向かうべき企業としての姿勢は不可欠なのでしょう。
適正な収集運搬費について考える時になっているのでしょう。是非、取り組んで欲しいと思います。


カレーうどんは好きなジャンルですが、やはりうどんとは別の食べ物かもしれません


やはり、私にとってオーソドックスな鶏天竹輪天は最高の食べ物


当たり前ながら、やHりカレーうどんにライス!たまりません


やはり釜玉の魅力、そして天ぷら系は外せません


で、肉ごぼう天にやわうどん、うーん最高


で、麺で勝負ながらも、色とりどりの「こいや」的もありでしょう


で、釜あげ

2019年10月6日 10:19 PM

随分と空いてしまいましたが、いまお伝えしたいことが増えてきたこともあり、再開します

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ご無沙汰しております。随分と期間が空いてしまいました。業界内での時流も大きく変わりました。だからこそ、最新の情報を改めてお伝えしなければと再開を致します。

ご承知の通り、現在は皆様相当に多忙です。仕事も断るレベルまでになっております。そして、廃棄物業界の人手不足も変わりません。働き方改革の波は廃棄物業界にしっかりと受けており、変わり始めている企業も増えていることも確かです。人手不足の時代にやるべきことは、絶対的に先ずは止血でもあります。採用の強化ではなく、離脱の防止が先ずしなければなりません。ついつい人が採れないから、更に費用を掛けていこうとしますが、止血をしなければ社内は疲弊が増していき更なる離脱、そして苦労して入社した採用者の離脱も増えていくことでしょう。

止血とは何か?それのひとつが、自社で働く目的を作ることからと思っております。

人は将来が見えなくなると退社に傾くものとなっております。必要とされていないと思うこと、また後輩が入ってこないまま退職者によって忙しくなる現状、そして社長の悲観的な言葉等々…。

何の為にこれだけ働いているのか?と戦力になる社員程、それに直面してしまいます。だからこそ、未来をつくっていきたいですね。未来の光を認識できる数が、それを実行できる確率にも比例していくと思っております。

先ずは止血の第一歩、自社の未来を明確にしていくことではないでしょうか?勿論、福利厚生なども重要ですが、それよりも優先すべきことでもあります。

それが全てのスタートだと思っております。我ながら「ホラか?」と思っても構いません。でも、それを掲げなければ、皆は理解できないままです。PDCAで言えば、「P」の途中かもしれません。それも構いません。先ずは、これからの未来をしっかりと社員全員に理解をさせていきましょう。

テクニカルではなく、先ずは心と心ありきなのでしょう。

久々なので、最近食べた美味いうどん系で

真の釜揚げの旨さを知ったのは宮崎でした。こりゃ、美味いわ


博多に行けば、ついついラーメンと思っていたところ、うどんの美味さにビックリ
ふにゃうどんも、これまた乙なのです。ゴボテンもですが、かしわ飯も堪りません


ごぼう天も店が変われば、また違う顔を見せます
これが沁みたツユも最高


でも、やはり讃岐にいってしまうものです
麺のエッジ、熱々のとり天、たまらないでしょう


またまた博多うどんに戻ります。丸天も、これまたなかなか
ネギ好きには入れ放題系も最高です


讃岐系が好きなので、ついつい「かけ」に走るのはともかく
てんぷら系マストながら、定食系は心揺さぶります
こちらのお¥ように、TKGもあれば頼まない理由ありません
勿論うどんも美味しいです


やはり、鶏天、竹輪天、半熟卵天も外せません
そして、このエッジ!たまらないでしょう


稲庭は、自分の中で別物としていたのですが、食べてみるとやはり美味いです
熱々のツユにつけて啜ると、つけ麺など食べていられません


駄目なのは、セットに惹かれてしまうことでしょう。。。
カレーセット
確かに食べたくなります
でも、このちくわ天と半熟卵天で幸せです


またまたセット
ついつい頼んでしまうのです。。。
邪道かもしれませんが、熱々の天ぷらに、ヒヤのうどんが沁みていきます


やはり単体勝負
でも別皿にしても、鶏天が効いてきます

2016年1月31日 6:18 PM

廃棄物の営業マンにはチャンスです

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またまたご無沙汰してしまい、失礼致しました。

一年がかりにて産廃webのリニューアルを実施してきましたが、ようやく日の目を浴びます(まだ修正もありますが・・・)。社内外とご協力頂いた皆様、本当にありがとうございます。リニューアルしたこともあり、ブログも復活させていきます(書かなかった言い訳ではありませんが・・・)。

ところで、年始早々に市場が荒れております。暮れのアメリカの利上げ、原油安、新興国系の経済不安が増し、株価は下がり、円高に向かっています。資源相場は古紙を除けば、当然に下がっていき、この先の見通しも苦戦が想定されています。古布も昨年から暴落が続き、その中でも特に金属系は悪化しております。鉄スクラップ関連は、その相場下落による発生量減少も響いております。同業態、また雑品類等では撤退も始まっております。

そこに来て、今回の廃棄物横流し問題が発生しております。本日のご支援先である、産廃・一廃系のご支援先の営業会議では、チャンスが来ていることを再確認しておりました。

報道の中で様々なことが明るみに出ていますが、そこに世間の反応としては排出元=被害者であり、ディスクローズした会社への評価も上がったようでした。しかし、少し違和感を感じます。これは廃棄物処理業を真面目に営んでいる方々も同様ではないでしょうか。勿論同社に委託をしていた名立たる大手企業にとっては、青天の霹靂であったかもしれません。再生登録時業者でもあり、当然に現地確認も行っていたのでしょうし、長年の取引であった企業は信用もしていたのかもしれません。

先ず今回は、幸いなことに健康被害までは起こっていませんが、本当に日本で発生したことなのかと目を疑ってしまう事件でした。フードロンダリング、食品廃棄物ブローカー。過去に、アジアの国で同様の事件について報道がされた時には、まさか日本でも起こるとは思いもしないことでもありました。廃棄物行政も然り、法的要求事項も厳格化されていき、排出元のCSR意識も高まり、また業を営む方達の意識は相当に高まってきたと思います。

ちょっとしたミスであっても再チャレンジができない事業故に、企業化すればする程にリスク対策は徹底されていきました。排出元も15年程前は、「安全・安心」を求め業者選定をしており、コストよりもリスクでした。その後に業界の進化も進んだことによって、「安全・安心」は当たり前となり、加えて「リサイクル」を求めるようになっていきました。しかし時代も進み、「安全・安心」「リサイクル」は当たり前となり、加えて「コスト」を求めるようになっていきました。企業活動においては当然のことであり、それを否定するつもりはございません。しかし、どのようなことにも順番があります。進化したことがあっても前提条件は変わらないものです。消費者も同様に、「安かろう悪かろう」は当初から認識して購買することを除けば、ありえないことでもあります。先に述べた通り、法的前提は崩れることがありません。

排出元責任。この言葉は、どのようなことがあっても逃げられません。それが日本の廃棄物です。報道を知った多くの人々にとっては、耳に覚えの無い言葉でもあったのでしょうが、やはり今回の事件において多くの排出元が再認識しておりました。「ウチは大丈夫なのか?」と経営側、そして環境担当者は事の重さを捉えて頂いているようです。

「チャンスです」。原理原則というものは、常に正しいものであり、一時的に違った方向に行った時でも正しい形に戻ってきます。あるべき姿や形に必ず戻っていきます。正しいことをやり続けること、それが当たり前ながら重要であり、経営においても商売においても最も重要なものなのでしょう。間違ったものは長続きしません。本来あるべき形ではないもの、正しく行っている人が損をするようなもの、酷いケースでは騙しているようなもの、これらは長続きしないものへとなっていきます。

 

但し大事なことなのは、リサイクルの流れを止めてはならないことです。

リサイクルは危険も含んでいると回避することなく、あるべき形に向けていきたいですね。

ラーメンに餃子とチャーハンは三本揃ってナンボですが、今回はTKG(たまごかけごはん)。これはこれで最高です!

ラーメンに餃子とチャーハンは三本揃ってナンボですが、今回はTKG(たまごかけごはん)。これはこれで最高です!

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味奈登庵の富士山盛りです!そば単体で1KGあります。そばなので、デブリシャスになりません。でも、腹持ち良かったですね

「まんてん」のジャンボカツカレーです!たまりません!次回は全乗せで!

「まんてん」のジャンボカツカレーです!たまりません!次回は全乗せで!

蒲田と言えば、羽根突き餃子です!餃子は好物ですが、羽根突きはテンション上がりますね^

蒲田と言えば、羽根付き餃子です!餃子は好物ですが、羽根突きはテンション上がりますねー

「鯵のなめろう」です。ご支援先の社長に教えて頂いたのですが、これに酢をかけると味変します。酒飲みには、たまりません!

「鯵のなめろう」です。ご支援先の社長に教えて頂いたのですが、これに酢をかけると味変します。酒飲みには、たまりません!

鳥とモツ焼きは大好きですが、レバーの旨さは大人になってからです。子供の時は、親に騙されて食べておりました。

鳥とモツ焼きは大好きですが、レバーの旨さは大人になってからです。子供の時は、親に騙されて食べておりました。

基本的には、和であり、ガッツリしたものが大好きですが、美味しいものはなんでも食べます。 今回はタコス等々。ビールに合いますねー

基本的には、和であり、ガッツリしたものが大好きですが、美味しいものはなんでも食べます。
今回はタコス等々。ビールに合いますねー

新橋ではアウトドア飲みを好みます。寒くても、夜空を見上げて飲むことは最高です!

新橋ではアウトドア飲みを好みます。寒くても、夜空を見上げて飲むことは最高です!

大分ラーメンです。コッテリ系は大好きですが、残念ながら飲んだあとに。。。 翌日効きます・・・

大分ラーメンです。コッテリ系は大好きですが、残念ながら飲んだあとに。。。
翌日効きます・・・

で、ルナです。たまにはラブラブなところを。

で、ルナです。たまにはラブラブなところを。

2015年8月31日 6:02 PM

廃棄物・再生資源業の下山経営

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ご無沙汰しております。またまた期間が空いてしまいました。失礼致しました。いや、本当に数ヶ月で諸々起こってしまうものですね。やはり、思っている以上に市場のスピードは速いものです。やはり、この業界もDOG YEARなのですかね・・・・。

本日、お伝えしたいことは、廃棄物処理業・再生資源業の下山経営についてです。下山の日本については、これまでも様々な機会を通じてお伝えしてきました。2050年に向けて0.7掛けの日本を念頭にして、これまでよりも1.3倍の取組を求めています。

今、直面して起こっていることは、資源価格の下落です。鉄については昨年暮れからの低迷した市況状況も変わらず、廃プラの市況も回復どころか益々の下落、そして昨年まで絶好調であった古布までもが低迷しております。
中国からの、習(習近平)ショックと呼ばれた株安、そして元切り下げ、ギリシャ問題と米株式相場の下落によって、先日は日本でもブラックマンデーが訪れ、3000円以上の下げを記録してしまいました。
中国の状況からも、古紙も無傷ではいられません。他の資源品目までに行かないまでも、下落傾向に向かうことでしょう。

資源業界にとっては、勿論仕入れも連動して下がれば傷は少ないものの、無償であった部分は当然利益を減らしていきます。市況下落は発生減少に必ず繋がり、今後も収益面で響いていくものとなってきます。廃棄物処理業にとっては、これまで有価物の売却益が多い会社程、その収益部分が当てにならなくなってしまいます。リーマンショックの際に皆が直面したこと、実は本業での儲けは減っており、それ以外での所謂「ごっつあん」的な利益部分、資源売却益が支えていたことに気付くのです。当時は資源売却益がゼロになっても成り立つ経営を目指そうと誓ったものでした。
しかし、現在再び下山に直面してきている今、やらなければならないことを再度整理していければと思います。
先ず第一に、上下左右に客数と客単価を増やすことです。
廃棄物も物事の原理原則で考えれば、廃棄物は不要なものであることは明確なことです。無くても良いものを、競合皆で取り合いになっているのです。営業することにより総量としての廃棄物が増えるわけではなく、需要量は様々な経済活動の副産物でしかありません。GDPが再浮上する要因があれば別ですが、現状の中でマクロに産業が増えていく要因はどこにもありません。
客数と客単価を増やすことは、10年以上も前からお伝えしておりますが、ここでの客数は既存の廃棄物での顧客数ではなく、新たな事業で客数を増やせるように目指していかねばなりません。そして新たな事業とは、自社の努力が無くても自然にマーケットが拡大していく分野でなければなりません。売込に行けば、値下げになります。売込競争とは市場縮小の手助けでしかありません。拡大市場では、売り込まずして顧客も売上も増えていくものです。可能ならば、その顧客に後工程で廃棄物が繋がることもひとつです。
上下左右、商流のなかで上流もしくは下流を自社でも取り込むことです。しかし廃棄物処理業各社も時代の流れのなかで過去と比べても、上下を責める企業は増えてきております。まだまだ攻めきれていない業態もありますが、その残りを取り込むこともひとつです。左右についての攻略も、参入障壁が低い横の業種ですが、更に横の横の業態まで可能性を追う必要もでてきているように感じます。
つまり、今すべきこととして、更に一歩進んだ考えが必要となっているのではないでしょうか?「ウチではできない」「気が乗らない」ではなく、近づける為に如何に取り組むかが重要になっていると思います。
突拍子も無いことが利益を生むのではなく、また「何をするか?」等はあまり大きな問題ではありません。
やり抜く力なのでしょう。

鴨錦の「つけ鴨二種盛り」です。巨大です。40cm程度の器に、巨大なうどんとそば。一口で二度美味しいとは言いつつも、飲んだ後では洒落になっていません。でも美味い!
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で、やはりミナミの夜は神座です。関西在住時は、一番好きなラーメンでした。またまた飲んだ後ながら、セットで頂きました。デブリシャス!
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すた丼のインスパイア店です。写真の撮り方が下手でスケールが判り難いと思いますが、山盛りのご飯です。具とご飯とのバランスが悪く見えますが、味濃めなこともありガシッと合っています。
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名店「お多幸」のおでんです。ここの味付けはしみてます!
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で、やはりここでは「とう飯」です。ごはんにおでんの出汁、そこに豆腐おでんが乗っているというシンプルなものですが、〆どころかメインディッシュ並みです。
IMG_0563とうめし.jpg
最近は「濃厚にぼし」のジャンルも有名になってきましたが、「凪」のも飛びぬけています。20種類以上の煮干が1杯あたり60グラム以上使用とのことです。店の前にも、ジワッと匂っています!
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駄目とはわかっていても・・・飲んだ後の家系です。特に寝過ごして、戻りの電車が無い際に諦めの中で行ってしまうものです。。。最近クリーミー系の家系が増えましたね。当然ライスも頼んでデブリシャス!
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「表裏」の「あんかけDX(メガ唐付)」です。しまった 野菜マシ言い忘れた!
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で、ルナです
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2015年3月27日 7:38 AM

中四国の産廃・スクラップのご支援先「新規開拓禁止」

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本日の産廃・スクラップ支援先では、「新規開拓禁止」の言葉がトップから出てきました。勿論、表面的な言葉と裏腹に、本意は当然違う思いにあります。
 当然ながら、現在は顧客を増やしていかなければなりません。この数年間は客数アップに努めて欲しいと思っております。売上額よりも利益額と客数を求めなければなりません。儲かっている時代、また市況が右肩上がりの成長期の際は、売上を求めていれば自然に利益もついてきました。しかし売上を増やしていく際に、無理な獲得をしていれば当然利益率も落ちております。
 新規開拓、それを売り込みに陥った際は、現状競合よりも価格を下げねばならないことが圧倒的に多いことでしょう。今よりも価格が上がっても構わないとなる際は、売込よりも顧客からアプローチをした際などになることでしょう。
 同社でも同様の状態に陥っておりました。仕事を獲ってきたと思えば、「本当に合っているのか?」と疑問に思うものばかりになっておりました。
 営業マンにとって、新規開拓こそ存在意義であることは多いでしょう。既存顧客、先輩から引き継いだ顧客は会社の資産であり、それをキープして当たり前であり、減らすようなことがあってはなりません。商権を維持して、そして新たなビジネスを増やすことこそが既存顧客の対応です。メンテナンス営業と言われる人もいますが、顔出ししていれば良いというものではありません。営業マンとして当たり前のことをしていると自らが思わなければなりません。「既存顧客対応で手一杯であり、新規開拓に取り組む時間が無い」と言う営業マンは、その点を見直さなければならないでしょう。
 新規開拓は営業マンにとっての華でもあると思います。営業マンは夢が拡がる役割も持っています。現場で一生懸命に頑張っていても、なかなかと表立って目立つことはできません。しかし、営業マンは多くの同僚から認められやすいチャンスがあります。努力次第で、いつでも明確な成果を上げることも可能であり、年収だってポジションであっても上げることも可能かもしれません。そうなった際に、何が評価されるかは明確なことです。自分の努力にて「どれだけ収益を上げることが出来たか」、または「いなくては困る人」になっていたか、になってくると思います。
 新規開拓を目的化していると、同社の営業マンのように、いつまで経っても「いなくては困る人」になれていないでしょう。新規の顧客が獲れた際の喜びが格別なことであるのは、私もよく理解をしております。しかしそれが収益が出ないものでは、会社は認め難いものにもなってしまうでしょう。
 
 せっかくの夢のある仕事である営業、その機会をもっと活かして欲しいと真に思います。「新規開拓禁止」の言葉をトップから出されない営業マンでいて欲しいですね。
黒おでんです。おでんの美味しい季節ですね。そして、熱燗です!
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で、今度はブラックカレーです。北陸系ですね。男らしくメンチをトッピングしましたー
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鯨の刺しを諸々の部位です。子供の頃の給食を思い出すと、鯨の竜田揚げ、そして鯨の甘露煮でしたね。あの当時は、あまり美味しいとは思えませんでしたが・・・
今は本当に美味しいですね。もっとも部位も違うのでしょうが・・・
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はりはり鍋です。鯨に水菜と絶妙なバランスですね
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鳥刺し盛です!初の「こことり」行かせて頂きました。鳥料理絶品です!美味しくて、雰囲気も良くてお酒も進みますねー
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地鳥の炭火焼きです。美味しさの違いは、素材も勿論ですが炭なのですね。香が良いですね!
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子供の頃は、当然「たれ」が好きで、「ほていの焼き鳥」缶を喜んで食べていたものですが、大人になれば塩の美味さ、そして肝系の美味さを好むようになってしまいますね。
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絶品の手羽先です!手羽先と言えば、最近は「山ちゃん」くらいしか食べていませんでしたが、これがまたジューシーで美味い!
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金針菜です。忘れな草ですかね。これが、本当にお酒に合うのですよ
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で、実家のロッキーです。トイプーは、髪の毛の伸び方で情けない顔になります 笑
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2015年2月28日 8:39 PM

中部の再生資源のご支援先「リーマンショック以来なのか?」

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 本日は中部の再生資源のご支援先でした。一般的な市場状況として、発生量減少についての話が出ました。最近は顕著にそれが表面化しているように感じます。各社で気付きつつあることが、現在の業態の限界という声です。
 最近の再生資源業各社で、問屋業としての限界を感じる声が上がってきております。厳しいのは鉄スクラップ業でしょうか?昨年秋以降の相場、そして1月の単月では各社相当に厳しい結果となってしまいました。一部では、「リーマンショック以上」との声も上がってきております。
 直撃したのは雑品を扱っていた方々かもしれません。輸出が逆材にも陥っており、経営上にも大きく響いている状況です。
 廃プラ市場も然りです。昨年の重油価格下落からバージン製品も下がり、市況は急激に悪化しております。
 「相場が下がれば、発生量が落ちる」は繰り返されております。需要と供給のバランスにおいてが、通常の相場決定要素ならば、シュリンクする日本経済において、小さな波はあっても中長期の視点では相場上昇局面も難しい状況となっております。
 1月と2月の収益状況では、「リーマンショック以上」と言われる鉄スクラップ業の声を多く聞きます。あの当時の悲鳴は記憶も新しいのですが、当時の下落幅よりは良いものの、収支幅としては久々の悪化は正しいことなのでしょう。
 先日、ご支援先の鉄スクラップ業営業マンと話をしていたら、「多く集めるなどは簡単です。高く買えば良いだけですから。でも、それをしても意味ありませんよね。やはり利益ですよね」と言ってくれました。嬉しいことですね。経営側は相当前にそれを気付いていたのですが、営業マンからの真の理解を得られていないことが散見されていました。集めることを目的化された営業マンが増えていた10年程の時間でした。
 設備を持てば、稼働しないことが悪であることも当然のことです。ギロチンやシャー、シュレッダーがあれば、加工することで少しでも付加価値をつけていかねばなりません。
 しかしだからと言って、薄利多売は正しいのでしょうか?
 力を持った強い会社だけが、なんとか生き残るかもしれませんが、それでも傷だらけです。瀕死の状態かもしれません。そして淘汰という短い言葉で片付けられ、その波に勝てなかった会社は退場となってしまいます。ガリバー達が自社だけの生き残りを考えると、他社から奪い続けることにより、必ず市場規模を縮小させてしますのです。
 既存市場における新規開拓にあることは、他人のものを奪うことだけでしかありません。売り込むと収益幅は必ず下がります。それが市場規模の縮小となっていくのです。
 
 勿論、全ての会社が生き残って欲しいなどの綺麗事を言うつもりもありません。需要が下がれば、必要となる供給数になっていくことは、一方で正しいことでもあるのです。全ての産業がそれを繰り返してきたのです。そしてそれが、次の成長エンジンにもなってきました。
 ただ、正しい会社は絶対に残って欲しいと思っております。「正しい」とは、世の中に必要とされている会社です。会社として正しいことを真剣に取り組んでいる、意識の高い会社のことでしょう。正しくないことを行っている会社だけがいなくなってくれれば良いのです。それが、常に繰り返してきたことが日本の経済であったと思います。
 
 リーマンショックの際、その苦しさを二度と味わいたくないと思った方々は多いのですが、そこから変えることができた会社は少ないものでした。
 買って売る、加えて単なる加工だけでは無い付加価値を追求する際には、顧客が求める経済性以外んことを供給できるようにならなければなりません。それは同時に、経済性を追求する顧客を避けること、そして新たな顧客層に自社のサービスを投げることになっていくのでしょう。
 再生資源業の業態転換のタイミングは近づいています。
セミナーにて、会社の芝事務所に久々に訪問しました。東京タワーがキレイですね!
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今年より、船井総研では朝の時間の有効活用をすすめております。月に2回ある会議日はNO残業DAYとなり、皆が集まる貴重な日の就業後に「飲みニューケーション」を推奨されております。それ故に、早朝会議となったことで、朝食の支給が始まりました。結構美味しいんですよ。これが!ありがたいですね!
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そのNO残業DAYは、上司と韓国料理へ。サムギョプサル&ホルモンです。これが本当にパワーつきますね!
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美味しい鳥屋さんでした!コースでしたが、お腹いっぱいになり大満足です。珍しく胃も小さくなっていたので、残ったところ「おみや」にしてくれました。ドギーバックもまだまだ普及しておらず、最近は衛生上受け入れてくれないところも多いものです。しかし、「もったいない」ものも多いです。こういったサービスは嬉しいですね!
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火鍋ラーメンです。ビビンバ的ですが、このグツグツ感もさることながら、香ばしさが堪りません!野菜多目も素敵です!
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久々の天一です。スタミナ丼なるものも付けました!初めて食べたのは高校時代でしたが、当時のインパクトは強烈でした。数日後に、また食べたくなる魔の味。懐かしいですね。ちなみに、チャーハン&餃子の鉄板トリオがツボです!
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で、ルナです。波を見つめる目が、たまにサーファーになります。
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2015年2月8日 7:09 PM

関東の一廃・産廃のご支援先「いよいよ脱!産廃!」

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 本日は関東の一廃・産廃のご支援先でした。年も明けて、2015年度の廃棄物処理・再生資源業のあるべき姿を前提に、計画の修正を行っておりました。やはり、既存事業につきましてはシェア率に拘り、一方で新たな軸を増やしていかねばならないようです。
 しかし、一方でシェア率の追求は、自社の求めざる顧客との付き合いも増やさねばなりません。結果として、粗利率の減少も招いてしまいます。
 事業戦略というよりも、それ以上に大事にしている経営理念との間となること、実に悲しいことです。
 環境省発信の産業廃棄物処理実績からも、当然ながら減少が止みません。同データは様々な意見もあると思いますが、マクロに見るということも必ず忘れてはならない視点でもあります。
 減少市場に身を置いていること、そしてこの先の増加要因を探っていかなくても、また悲観論などでは全く無くても、産業廃棄物の減少は否めないことなのでしょう。誰もが解っているこですが。
 減少市場に身を置いている場合には、通常時のマーケティング手法では意味をなしません。現在置かれている、自社の商圏が重要にはなってくるのですが、廃棄物処理業としての特殊性からは簡単に商圏の変更も難しいものです。また、独自性や非競争分野に入ることは原理原則としても当然ながらも、単なる品目や処理方法での独自性とは、その許認可の時間軸に置いても不確実性が多くなってしまいます。
 新たなことを始めていかねばなりません。それも独自性が高く、自社が力が及ぶ範囲における商圏において非競争であることでなければなりません。
 廃棄物処理業おいて重要なことは、その業の特殊性(許認可も含め)からも単なる立地戦略や商品戦略が通じていきません。しかし、業態化の戦略はまだまだ可能と思っております。
業種・・・主な取扱商品や営業種目というように商品を縦割りに考えて分類する
業態・・・販売方法やサービス、経営方法といった営業形態で分類する
そして業態とは課題解決のことです。
   
 ・同じ行為を行っていても、それぞれの手間や役割を解決してくれる
 ・売るものは同じでも顧客の視点からは違ってみえる
 ・何を売るかではなく、どのようにして売るか
 ・顧客の願望も単に「何を買うか」だけでなく、「何を」「いつ」「どのようにして」「どれくらいの値 
  段で買うか」を通じ、生活におけるソリューションを求めている
 ・所謂ソリューション
 解りやすい例で言えば、飲食や流通は明確です。同じ「寿司」という商品を供給するにも、100円寿司もあれば、数寄屋橋○○もあります。しかし、顧客となるターゲット層の目的は大き違います。ハンガーバーでも然り、100円バーガーもあれば、2000円近いハンバーガーショップもあります。流通ならば、もっと明確であり、同じ水屋を購入する際にIK○Aにいく人、島○に行く人、そして勿論手作りのブランド家具を買う人と様々です。
 そこには当然同じマーケティングは存在しません。ターゲットが変われば、違う投げ方をしなければなりません。
 
 「誰に」「何を」こそ、ごくごくシンプルなマーケティングなのです。
 外部環境の変化は間違いないことであり、止めることは当然にできません。しかし、それに嘆くよりも、まだまだ打つ手もあるのではないでしょうか?
 単なる営業での根性論で終わらず、また不毛な同業他社との戦いから脱する為にも、非競争での市場は必ず存在しています。
 既存事業の戦いは勿論負けないまでも、一方で緊急性の低い重要性の高いことに、廃棄物処理業の経営者は入って欲しいと思います。
 大規模資本の業界参入も減少しておりますが、外資が確実に廃棄物処理業をターゲットにしております。マクロに見て、戦って欲しいことこそ私の願いでもあります。
久々の「二郎」です。噂ではノーマルでも1600kcalとも言われていますが、この中毒性だけは止められません。珍しく、カウンターが赤ではない二郎です。インスパイア系ではありません。確実に太るな。。。
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もつ鍋が美味い季節です!ここのも絶品でした。美味い店の秘密は何でしょうか?本当に癖になりますよね!
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で、またもつ鍋です。この日は締めはおじやです。ちゃんぽん麺もたまらないですよね!
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これは、ちょっと珍しい!汁なしとんこつラーメンです。この濃縮とんこつブロックが混ぜることで溶けていき、麺と良い具合に混ざっていきます。でも、やはり汁なし二郎(ニラキムチ、粉チーズトッピング)にはかなわないですね。
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で、ルナです。冬なのにショートカットにしてしまいました。虐待ですね。。。反省です。でも、ショートカットが似合うので、ついつい。
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