本日は産廃と解体のご支援先でした。
プロジェクトの報告会ということで、日曜日ながら職長クラスにも集まって頂きました。しかしこれにも理由がありまして、トップとしては今後を期待する幹部候補故に聞いて欲しかったのですね。
新規事業など何か新しいことを始める時に、一番成功率を上げるにはエース人材を主担当にすることが明確にあります。しかし中小企業、ベンチャー企業などでは、そのエース人材がトップ自身になることも少なくありません。
今回も本来トップ主導でガンガンいけば当然スピードも成功の確度も高くなるものが、敢えて様々な幹部候補生を巻き込んでいくことで、実践を通して皆の意識を上げさせたいとするトップの強い願いを感じました。
創業してある一定の成長まではむしろワンマンを必要としており、そのトップのガムシャラさが成長の原動力になります。しかし次の成長過程に入れば幹部人材の必要性が高まり、その人材の豊富さが次の成長を決めてしまいます。企業スピードに人材が追いついていない場合は悲劇であり、その育成もしくは採用が手段となっていきます。
採用をすることは可能ですが、やはりそうなる前に今までともに頑張ってきた人に、なんとかなって貰いたいですよね?この先も一緒に会社を盛り立ててもらい、立場も上がり、将来10年先にも20年先にも活躍して貰いたいものです。
研修会や勉強会で、「幹部とは?」「リーダーとは?」と学んでもなかなかと落とし込めないことが多く、行ったことの満足感になっているケースがあります。行って直ぐはモチベーションも高くなっていても、日常の業務が多忙になれば直ぐに逆戻りしていることも多いものです。
だからこそ新規事業を通して、意識改革をしてもらいたかったのです。本当の教育をしたかったのです。
そのことを知ることができた幹部の皆様がいて、そして気持を皆が上を向いていれば必ず同社も伸びていくと思います。
第二創業のスタートですね!
- 2009年7月26日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2009年7月26日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2009年7月26日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2009年7月26日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2009年7月26日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」