本日は中四国の産廃のご支援先でした。
同社で新たに取組む内容として、環境コスト削減業というものがあります。
これまでも当ブログにてお伝えしてきましたが、廃棄物が減少していく中で廃棄物処理業は廃棄物削減業に変化をしていくのですが、もっと言えば環境コスト削減業にならなければなりません。
廃棄物の削減は当たり前なのですが、排出元に関して言えば、廃棄物に関する経費よりもエネルギーに関するコストの方が莫大なものになっています。そうなれば、今後のエネルギーリスクを考えても顧客の意識の重要度は廃棄物だけの環境対策コストではありません。
私自身もご支援先の営業マンと同行にて顧客訪問をすることが多いのですが、その折に排出元から出る声もコストダウンに関しての悩みです。提案が欲しいと言うことも、過去はコンプライアンスや有価物化についてでしたが、明確な変化を感じています。
多くの廃棄物処理業の方々は、そのニーズが解っていても具体的に取組めないものです。その為の知識と経験が足りないことにより、二の足を踏んでしまいがちです。もちろん、それは当然のことであり、中途半端な知識では却って顧客に迷惑を掛けることから、迂闊に進められなかったでしょう。
「必要なことであっても進め方がわからない」ということかもしれません。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか?年々減量化、コストダウンが進む廃棄物だけを追いかけていることならば、新規顧客開拓を更にスピードアップしていくしかありません。奪うときにコストダウンも避けられないことでもあるでしょう。結果として、経営の収益力は落ちていくことが予想されてしまうのです。
だからこそ伸びていくことにチャレンジしていくこと、そして今いる社員さん達の10年先20年先に希望を持って働ける場をつくることが必要です。
新たなチャレンジ!恐れずに伸びるマーケットにもチャレンジしてみてください!
昼食に連れていって頂いた、スタンド型うどん店です。
こういった店は本当においしいですね!
- 2010年7月13日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2010年7月13日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2010年7月13日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2010年7月13日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2010年7月13日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」