我々船井総研の環境グループにて、コンサルティングメンバーが実際に農業にも取組むことになりました。
環境グループの責任者をしている弊社執行役員の菊池が言うに、「環境のコンサルティングをしている連中が農業をそして土を知らなくてどうする?」と、そして「今後の企業の在り方として、実験的にも我々自身がやっていかなければならない」との考えでもあります。今後の日本の国家状況から見ても、企業が向う道は自社農園にて社員が食べれる作物をつくり、年収250万円でも生活できるようにならなければならないのです。まさしく資本主義の終焉から、食物自給率の低い日本にとっては重要な事項ではありますね。
農地は茨城県の友部にあります農業専門学校である鯉渕学園農業栄養専門学校様です。同校は歴史も深く日本最古の農業専門学校であり全国各地の農業大学のモデルとされ、これまでにそのノウハウを広めていき、そして卒業生は世界各国にて活躍される程の由緒正しき学校です。同校へ特別研究員として弊社環境グループの農業・食品リサイクルビジネス支援チームのチームリーダーである山田がお手伝いしている関係で、無理をお願いして農地を貸して頂きました。
同校に着いて驚いたのは、その広大な敷地と伝統を感じる様々です。寮も併設している同校では、見方を変えると海外のキャンパスにも見えます。
先ずはチーム毎に農地を3分割して、農業の基礎、そして段取りについて山田から指導をして貰いました。
「畝はこのように●△■*~」
「マルチは■★▲~」
「この種の特徴としては、~」
「~という事でレイアウトを各班にて考えてみてください。」
と我々にとって初めて聞く言葉が続出!農業に初めて触れ始めました。
現地にてレイアウトを分けていよいよ液肥の散布です。
液肥は船井総研入社以降、いつも横で見てきて(匂って?)いましたが、実際の散布となると初めてです。
見事な汚泥感たっぷりなそれは、良い具合にアミノ酸臭が漂っていました
・・・続く
- 2009年5月11日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2009年5月11日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2009年5月11日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2009年5月11日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2009年5月11日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」