丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年8月20日 11:53 PM

北陸の再生資源のご支援先「予算は何を語る?」

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 本日は北陸の再生資源のご支援先でした。
 来期予算を設定していたのですが、予算というものは改めて企業に取って、必要不可欠なことを実感できます。
 私自身も前職は営業マンであったので、予算と聞くと過剰反応をしてしまうのですが(悪い意味で)、しかしこの予め算定することの重要性は経営にとっては外せない指標なことは解ってきます。
 予め算出することによって、年度中に使う経費額も解りますし、下方に向えば修正するポイントも見えてきます。不況期においては更に必要性が高くなってくるのではないでしょうか。売上が下がり単月が赤字にでもなろうとすれば、途端に将来の不安が大きくなるものです。そうなると攻めの経費などは吹き飛んでしまい、益々縮小方向に向い、本来必要な人材投資や営業的な投資もできなくなってしまいます。
 その数値を実行させる為にこそ必要な経費、そして将来の為の投資などは絶対に緩めてはいけないものです。
 もし予算が現在よりも少ない額になるならば・・・?リストラも必要になるかもしれませんし、各種販売管理費を更に削減した計画を立てなければなりません。
 損益分岐を超える獲得をするか、販管費を減らしていくかが無ければ、企業体力が無い場合は倒産の道へと進みます。
 しかし、そうならない為に増額予算と将来の投資を掛けていくのが、存続する企業ではないでしょうか。
 予め算出することで、更に事業戦略をリアルなものにしていきたいですね。