2009年9月2日 7:21 PM
本日は関東の産廃・スクラップのご支援先でした。
同社では、部門間の採算性分析を更に徹底することとなり、社長と方向性を探っていましたが、当然課題は本部経費の割り振りになってきます。
私がよく使うのは、P/H(パーヘッド)型であり、人員数で割って所属人員数に掛け合わせて加算していきます。労働集約型業務である廃棄物処理業では、やはり人員数を掛けることが必要になってきますが、一方で人を掛けずに処理コストの低減を追い求めていかなければならない時代も来ています。
現場でのリサイクル率の追求は、更にその分別度合いが厳しく求められており、手を掛ければリサイクル率は上がっていても、その手を掛けた分だけ人手はコストに跳ね返ってきます。つまりリサイクル率を追い求めながら、人手を掛けない生産性を追及しなければならないとなっています。
過去に許されていたコスト感覚は忘れ去り、製造業のように徹底的な改善が求められております。その為には採算制を数値で表わすことは不可欠です。是非、儲かる中間処理場を目指して欲しいと思います。
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