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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年9月9日 9:48 PM

関東の産廃のご支援先「モチベーションマネジメント」

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 私個人ネタにて恐縮ですが・・・。今月号のINDUSTに、特集記事「不況を乗り切れ‐産廃ビジネスの新展開を探る‐」にて、「不況時代の産廃処理企業の生き残り策」のコラムを書かせて頂いております。ご購読の方、是非ご覧ください。
 ところで、本日は関東の建廃のご支援先でした。
 同社での支援中に、従業員のモチベーションの話が出ました。企業にとって、永遠の課題かもしれませんよね。一日にして成らないながら、難しくても企業経営にとって絶対の達成課題でもあります。
 その折、私が大好きな廃棄物処理業の1社の話をさせて頂きました。同社は、そこまで大きな企業でもなく、また地方の企業です。40代の実質創業社長が盛り立ててきて、今をつくったといっても良いでしょう。数名から、若手中心に40人程の組織となった今も、創業の時と変わらない社風を持っている企業でした。それは、ズバリ明るさであり、皆が気合を持っているのです。労働環境は決して良くなく、休みは日曜日のみで夜間残業も多いながら手当は一切なしでした(労基のことはおいといてください・・・)。しかし、社員の人達は、明るく気合で声を掛けながら、ゴミの選別をしています。そして皆がクチを揃えたように言うのです。「将来は社長になります!」「社長を越える人間になりたい!」と・・・。何故、そんなに社長が好きなのかと不思議に思っていましたが、社長は常日頃から、どんなに社員さんが増えようとも個別のコミュニケーションを忘れていませんでした。日昼は作業着を脱ぐことなく、重機に乗ったりすれば背中で語り、そして夜は個別に社員さんを誘い、ビールを飲みながら焼肉を食べて、将来の夢を語ってくれるのです。そして社員さんは、「明日も頑張ろう!」と改めて実感をするのでした。
 中小企業の強さとは、このようなことが大事ですよね。仕組やお金などで惹き付けることなど限界があり、最後に企業力として強いのは「気持」なのですよね。モチベーションを上げることに、手法を考えることなどがナンセンスなことかもしれません。
 ところで、私自身は常日頃からモチベーションダウンすることはありません(鈍感ということもありますが・・・)。いつもお客様に会えることで、待っているお客様がいることで、そして喜んでもらえることが最高の瞬間でもあります。この仕事をさせてもらっていること、そして廃棄物処理業に出会えたことに感謝、感激です。いつか、必ず業界への恩返しをしたいと真剣に考えております。
*全く関係無い話で恐縮ですが・・・
 昨日は社内におり、近所に新しくできたビルの牛タン屋に行ってきました。美味かったので、写真撮ってしまいました・・・
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