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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年9月18日 5:32 AM

関西の産廃のご支援先「予算未達の責任」

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 本日は関西の産廃のご支援先でした。
 同社では、今期昨年対比プラスには終わりそうです。新年、春先では相当に苦戦しており、どうなることかと思いきや、なんとか昨年対比プラスになりそうです。
 毎年10%の上昇は望みたいのですが、この市場間では充分な健闘と言っても良いかもしれません。トップもその健闘を認めておられました。
 しかし・・・残念ながら、計画に対しては未達となってしまいました。
 他社でもよくあることですが、計画に対しての未達というものの、社長はどう捉えるかが疑問に思うことも多いようです。
 
 直ぐ側で社員さんの頑張る姿は痛い程見てきた結果です。時には陣頭指揮もしており、案件にも関わることも多いものです。且つその進捗を追いかけてきた結果でもあります。
 数値が行かないことを責めるべきか?給与や賞与にも影響を出すべきか?部門責任者を追及すべきか?
 先ずそもそも、一番の責任はトップです。予算を立てる、認めた段階にてトップが責任を持たなければなりません。社員さんにお詫びも必要かもしれません。自らの減給も必要です。一方で達成した時は社員さんの努力の賜物でもあり、おおいに報いていかなければなりません。当然、管理者についてもトップ同様に数値が達成しないことは同様の責任があるのですが、達成した折にはトップから管理者への評価は与えるべきことでもあります。その管理者の能力にて達成したことでなくても、その数値を会社が認めた時から、管理者には達成させる責任が発生して、責任を果たした評価があるといって良いでしょう。
 それでは、今年のように市場環境が大幅に変わった場合は如何でしょうか。予想できなかったことが罪でもあるのですが、更に早い段階での下方修正をするタイミングもあったのではないでしょうか。もちろん下方修正するということは、経費関連から新たな投資まで全てを見直すことにもなりますが、それも経営判断かもしれません。
 経営者としての顔(公人)、一個人の顔(私人)と二つを持たなければならない社長にとって、仕事において公人の立場は忘れないで欲しいですね。

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