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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年9月19日 1:22 AM

北信越の古紙のご支援先「成長の為の数値管理」

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 本日は北陸の再生資源業のご支援先でした。
 
 同社では期末を控え、来期の計画を立てております。社員総会も控えており、来期の数値計画は昨年よりもグレードアップしていこうと思っております。数値の根拠を詰めていき、自らの所属先の数値についても共通認識へとしていこうとなりました。
 私のこれまでの支援先において、数値の社員さんへの公開については課題になることが多かったものです。目標を掲げるべきか必達の数値か、且つ経費関連はどの部分まで見せていき、そして社員さんに解りやすい数値は何を示していくべきなのか?
 これには正解がありません。全ての企業が同様に求めていくことではなく、その企業の成長度合いによって与える数値も目標にする数値も違います。しかし数値を追い求めることだけは、絶対にやらなければならないことではあります。
 定量的に捉えることは、仕事へのモチベーションのひとつにもなります。頑張っているということも定性的になりがちであり、本人が一番迷ってしまいます。何かの目標があるから辛くても頑張れることや、また小さな目標であっても超えた達成感も得られるものです。だからこそ大きな目標としての数値と、それを分解した短期的な目標数値の両方の側面を必要とします。毎日、毎週、毎月チェックすることにより、本人の意識も高めていき、そして管理者と本人の共通の目標にもなっていくのではないでしょうか。
 勿論数値は全てではありません。企業は第一に社会性の追及であることは変わりません。しかし企業である限り、最後の通信簿は数値で評価がされてしまいます。企業は永続的に存続させることも社会性でもあります。たまたま達成した数値に一喜一憂するのではなく、小さな成功の積み重ねで達成した数値を社員さん皆と分かち合えることは目指したいことですね。

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