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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年10月16日 8:22 AM

関西の産廃のご支援先「足元と将来と」

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 本日は関西の産廃のご支援先でした。
 同社では将来の為に動き出そうとしています。足元を固めながら、将来の為に動くことが重要なテーマでもあるでしょう。2009年私がよくお伝えしてきました、「守り」と「攻め」の二つの視点を強く持っている先でもあります。中長期視点にて経営に取組んで頂けていることは、私としてもとても嬉しい限りです。
 今年も残すところ2.5ヶ月となり、収支上では厳しい経常にないそうな企業が増えているようです。一方である地域では、さすがに5月までは苦しい状況が続きながら、以降は前年プラスアルファで進んでいる企業も出てきているようです。
 もちろん、需要自体は増加しているようなこともなく、着工数、工業出荷額も減少している地域だとしても、増えている結果というものです。この原因は、他社からの顧客流出にて増加ということかもしれません。そしてそれもこれまでの仕掛によって、当然の結果でもあります。
 皆様もご存知の通り、たまたま顧客が増えてきているということが無いことはご理解頂けると思います。それまでに仕掛けた様々な要因にて、結果として成果が現れてきたことに他なりません。営業を強化した、工場を強化した、運搬を強化した、販促を仕掛けた、そして新たな商品展開を仕掛けた等々。
 つまり不況下になっから仕掛けた企業が伸びたわけではなく、これまで数年に渡って仕掛けたからこその今の結果なのでしょう。
 そう考えますと、今こそ何をすべきか明確なことがあります。
 足元をはしっかりと固めながら、次の仕掛を早期に取組むことに他なりません。今の仕事にプラスアルファですから、相当な負荷も掛かってしまいます。でも次の不況が数年後に来た時の為に、今こそ更に力を振り絞って欲しいと思います。
 企業活動はきっとこの繰り返しかもしれませんね。

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