本日は廃棄物処理業向けでテーマは解体工事部門の強化でした。
昨年よりご支援先にて実績の上がっているテーマでもあり、不況期型の事業開発手法でもあります。
80万戸を割り込む新築着工件数と公共工事の縮小にて、建廃は明確に減少してしまいます。産業廃棄物処理業者にとっては、営業やサービス力を如何に強化していても、自社だけの努力では追いつかない時流となっています。
だからこそ入口の強化ということで、解体工事部門を伸ばしてもらおうとするものです。
昭和38年頃の着工件数となる住宅ですが、逆なのは当時は右肩上がりとなり、その10年後には、200万戸に迫る勢いに上昇していく所謂「マイホームブーム」に突入するわけです。その後に若干減少はするものの、まだまだ高水準は続いたものです。つまり、40年前に建設された壊す為の予備軍が存在しているということです。関東などの立地では開発分譲型ではなく、建て壊した後に新築が建つ確率も高いのですが、地方にいけば壊すよりも開発することが多いものです。
つまり、地方ではまだまだ解体の潜在需要が眠っているということです。
その潜在需要はどうなっていくかと言えば、新築を前提としない解体工事になる可能性も低くありません。
「是非、その需要に対して仕掛を!」ということがテーマでした。建廃事業者にとっては、お薦めのテーマです。
ところで・・・
翌日のご支援先に行くために当日夜に移動をして、現地の駅前に着いたら駅前の横断歩道前に犬がお座りをしていました。
駅を見つめて座っている姿は、勝手ながら「忠犬ハチ公?!」と思えた程です。ひょっとしたら、ご主人様を待っているのかと想像(妄想?)していると胸があつくなり、写真を撮りました。
仕事とは関係無い話で恐縮です。
- 2009年10月18日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2009年10月18日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2009年10月18日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2009年10月18日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2009年10月18日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」