本日は北関東の産廃のご支援先でした。
同社では新たな事業の立上を計画していますが、本日は社内の関係者は勿論のこと、外部で携わってくれるスタッフも集合して頂き、プロジェクトの進行打合せでした。関係者各位が集まるということは、一見無駄のように見えることも何点かの意義が存在していることも確かです。先ずパーツではなく全体像の把握により、その本来の意義が伝わってきます。
何故、その事業をやろうとしているか?
その事業の先にどこに到達をしていこうとしているか?
概要では伝わらなかったことが見えてくることにより、更に高いクオリティのものが完成してくることでしょう。
そして参加者の意識向上です。傍観者ではなく、そして一部分担当としてでは当事者意識は絶対に生まれてきません。これは様々な業務や社内作業やイベントでもそうだと思いますが、自分には関係のないことと捉えてしまえば、例え一部分の仕事をしていたとしても、「やっつけ仕事」にもなってしまうでしょう。しかし、それが深く関わることによって、仕事の質が大きくプラスに働いていくでしょう。
全員参加型経営という言葉がありますが、これはまさしくその当事者意識を加えることにより、仕事の質を高めるというものです。ディズニーランドが従業員の皆様をキャストと呼ぶのも、この当事者意識のひとつでもありますよね。
では、経営面においてどこまで全員参加の意識をつけられるかと言えば、やはり根気かもしれません。いきなり経営会議に参加させても意味は少なく、段階を踏むことしかありません。管理者から意識を変えていき、そしてその管理者が部署内で意識を伝え続ける根気が必要です。そしてそれが社風となる日が必ず来ます。難しいことから始めることもなく、社内横断的なプロジェクトを少しずつでも立ち上げていき、そして複数のプロジェクトが動き出すようになれば良いでしょう。
どうせ仕事をするならば、楽しく仕事したいですよね!
- 2009年12月9日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2009年12月9日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2009年12月9日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2009年12月9日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2009年12月9日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」