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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年2月20日 10:16 PM

東海の産廃企業「営業会議が営業会議らしくなる」

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 本日の支援先は東海の産廃企業でした。
 営業戦略会議の出席でしたが、少しずつ変わり始めた同社の営業会議に一安心と感じています。
 営業会議に出席することは多いのですが、各社のそれは様々ではあります。ある会社では糾弾の場であったり、報告だけをしている企業もあれば、挙句に参加の営業マンがうつらうつらとしていたり、携帯電話の対応にて出たり入ったりまで。
 失敗しているケースを整理してみますと
①目的が不明確
②ルールが場当たり
③参加者がそれを望んでいない
ということになってきます。
 ①の目的は最重要な要素です。何の為に開催されているのか?何を決める場なのか?この部分が曖昧であれば、当然②や③にも影響してきます。つまらないから参加したくなくなる、優先事項が後になる、そして成果が出ないから活性化しないとなってきます。その会議が週間報告会なのか、情報共有の場なのか、販売促進を決める場なのか、それとも営業戦略の進捗確認をする場なのか、それによって準備物や参加者や会議時間も決まっていきます。
 ②のルールも同様です。もし最優先するものであるならば、そこに予定を入れてしまい出席しないことや、延期することは許されません。先約優先の方針に従い、もし年間にて決められたものならば、それを最優先していかなければ意味の無い会議となり、また次の欠席者にも繋がっていきます。もちろん時間もそうです。1時間と決められたものならば、1時間で終わらせることでもあります。そして携帯電話は出ないと決めなければ、これも限度がなくなります。その時間に参加していない人が出ることにより、その会議の位置づけも落ちていきます。顧客訪問時に電話に出ないことと同様に、そのルールを厳正化しなければなりません。
 ③は簡単なことです。自分の為になることがわかれば、望む時間になっていくのです。その会議で得た知識や情報が更に顧客開拓に繋がることや、また顧客満足へと繋がれば、むしろその時間が待ち遠しいものにもなっていきます。もちろん、これは本来営業マンならばそれほどスケベでなければなりません。情報の価値がわかり、どんな時もその情報取得と活用を考えていなければ、営業としての成長は鈍化していきます。
 
 ちなみに・・・
 私自身、船井総研に入る前は商社マンでしたが営業会議は当初つまらないものでした・・・。しかし、それが変わったのは、自らの意識だったかもしれません。数値的なものが上がってくれば営業会議は楽しくなり、そして更に情報を取得しようと、躍起になっていたものでした。
 もし皆様の営業会議に疑問を感じておられたら、是非真の営業会議を目指して頂きたいですね。