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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年4月7日 10:30 PM

関西の再生資源のご支援先「付き合う理由つくり」

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 本日は関西の再生資源のご支援先でした。
 様々なことがひとつずつ解決されていき、進化を毎度実感させられます。進化とは嬉しいものですね!
 ところで、トップと打合せしていた折に、新たな営業展開の話となりました。
 
 私が思う再生資源業界の今後の方向性は、脱資源であると思っています。もちろん、現業を止めることを意味しているのではありません。しかし鉄や紙やプラと再生資源業界においては、常に相場と付き合い続けなければならない宿命があります。もちろん、業界ができていく数十年もの間に各社それに直面しながらも生き抜いてきた企業が多く、当たり前のことになっているかもしれません。
 しかし、企業経営において、「この業界はこういうものだから仕方がない」とか「潰れること(倒産)はない」とは言っていられないのではないでしょうか。将来のことはもちろんわかりません。5年後10年後に資源が今後どうなっていくかは誰も言えず、その不安定なものに対処していかなければならないのでしょう。でも安定を目指さなければなりません。常に不確実要因を可能な限りつぶしていき続けなければなりません。
 それが、そこに働く人達との約束ではないでしょうか。
 自分だけ良ければ良いのではなく、会社を信じてついてきている社員さんがいる限り、経営とはその安定策として永遠に探し続けていかなければならないと思います。
 資源として買っていく、廃棄物から取り出していくだけではなく、また大量に集めることだけでなく、少なく多くの場所から集めていくことや、更に困っているものを対処していった結果として資源が集まる仕組でなければならないと思います。
 発生量減少は日本経済の将来性からも様々な予測ができますが、そうなれば1円でも高く買うことだけで決まる勝負には向かうことなく、戦うことが要らない「非競争分野」に向かわざるを得ません。
 その為には、ターゲット変更も然り、仕入れるルートとしての仕組つくりも然りです。
 特に今後皆様に注力頂きたいのは、この「付き合う理由」つくりです。発生元が再生資源業に対して単なる販売先としての位置だけではなく、「様々なニーズを満たしてくれるから付き合わなければならない」とならなければなりません。顧客を紹介してくれる、商品を卸してくれる、困ったことに対応してくれる等々。それが単発ではなく、仕組化できているかは今後の重要なポイントになるでしょう。
 「付き合う理由つくり」をチャレンジしてください!
またまた、大好きなホルモン屋に連れていっていただきました!
1本60円の立ち食いです!
やはり、美味い!!! 
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