本日は、我々廃棄物グループにて浄化槽清掃・管理、汲み取り分野のコンサルティングを専門としている、金子の浄化槽セミナーを仙台で行いました。
今回のテーマは「新規参入ビジネスフェア」と題して、水にまつわる同事業者が参入しやすいビジネスをご提案させていただき、直ぐにビジネスとして取り組むことを決めた企業様も複数いたほどでした。
ところで、私が中途入社にて船井総研に入社して、当初環境ベンチャーのご支援を行い、そしてその後に初めて廃棄物処理業のコンサルティングを始めた会社は、浄化槽清掃・管理、汲み取りからスタートした会社でした。そこから発展して、産廃、一廃、一廃委託、解体工事と進め、地域一番になった会社でもあります。そしてその後も何故か、汲み取り、浄化槽をスタートとした会社でのお手伝いが多かったものでした。
その多くは転換点をある時に迎えて、企業化に取り組んだ企業でもあり、そして業態として既存の形から変化していった会社といっても良いかもしれません。
その経営者の経営センスというものが素晴らしかったことは言うまでもありませんが、しかし経営センスですまされないものが、業界には必要となっているのではないでしょうか。
多くの同業者が将来に対して不安を抱えているものの、その緊急性については後回しにしがちなものです。重要なことも理解しているのですが、緊急ではない重要なことと位置づけて今年の今月の今週の明日のことを優先してしまいます。それは直ぐに悪化することが無いために、20年後が見えなくても困らないものになってしまうのです。
つまり、目をつむってしまうということです。
しかし前述のコンサルティング先では、将来について緊急且つ重要と位置づけて変化をし続けています。その理由はもちろん社員さんの為にでした。経営者が自分達についてきてくれている社員さんを守りたい、若手に将来を見せてあげたい、社員さんの家族を守ってあげたい、等々。人の意識を変えることとは、自分だけに終始しないときかもしれません。自分だけに降りかかる時は我慢もできますし、後伸ばしもできるでしょう。しかし自分以外の人に影響が出るならば、優先度も上がっていくものです。
これは浄化槽清掃・管理業の方達だけでなく、経営に関することではどこでも共通の話ではあると思います。経営者がその社員さん夫々の将来を考えた時が変化に対する優先度の上がる時なのでしょう。
是非、変化を恐れないで欲しいと思います。
仙台ですから、当然牛タンは食べてきました!
利休です!
初めて仙台で牛タンを食べたときに感じたのですが、これを食べると焼肉屋(普段私が行くチェーン店系・・・)では食べれなくなりますね!
- 2010年4月14日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2010年4月14日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2010年4月14日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2010年4月14日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2010年4月14日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」