本日は関東の産廃のご支援先でした。
同社では新たに組織営業体制の構築について、プロジェクトチームをつくってもらいました。それを実施できるメンバーばかりを選んだつもりです。
もちろん同社は営業力が弱いということはなく、むしろその逆であり、現在から更に一歩上のステージに行くためにも、脱属人的営業の仕組をつくろうとしているのです。
私自身も前職は営業マンであったことからも(8年ちょっと)、営業については私も力が入っていきます。船井総研に入り、営業を科学していき、分析していくことで自らは駄目な営業マンであったことも気付かされたものでした。でも、だからこそ現在お手伝いをしている廃棄物処理業の営業マンには少しでも成果を上げて欲しいとも思っています。
なぜならば、「どうせ営業をやるならば、楽しんで欲しいから」です。そして、「営業の楽しさ」を知ってもらいたいからでもあります。営業をおおいに楽しむことは、先ずは成果がが上がることが一番の特効薬ではないでしょうか。だから多くの営業マンも成果を追い求め、日々精進しようとしているとも思っています。
しかし、成果が上がるには時間も経験もカンも必要であり、そして努力と運も必要かもしれません。秘儀などは一切なく、地道に当たり前のことをやっていくだけかもしれません。過去に当たった、ラッキーパンチを信じようとすれば将来が見えなくなります。
BtoBの営業に関しては、特に個人の能力は不可欠になっています。しかし、スーパー営業マンがつくる数字は、その人間の限界が会社の売上の限界にもなってしまい、まさしく属人営業の限界ではないでしょうか。
成果の上がらない営業マンは当然疲弊していき、最悪の場合は壁にぶつかるのではなく、壁を超えられないままに退職してしまいます。
だから、営業マンにはクロージング力を上げてもらいながら、会社がどれだけサポートの役割を担えるかとなるのではないでしょうか。
それが組織営業です。
会社が営業をするわけではありませんが、会社は営業マンの替わりに見込み客を抽出したり、戦う為の武器を与えていく役割を担って欲しいと思っています。
今回のご支援も、その組織営業の構築というものです。これまでのご支援をしてきた廃棄物処理業では実践していただき、成果も上げてもらっています。
今後の廃棄物処理業での営業強化として、スタンダードとまでは言いませんが、ヤル気のある営業マンにとっては武器になって欲しいですね。
全国の廃棄物処理業営業マンを応援しております。
- 2010年4月26日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2010年4月26日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2010年4月26日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2010年4月26日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2010年4月26日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」