本日は関西の再生資源のご支援先でした。
同社の役員会にて、カンカンガクガクとした議論の中で感じたことは、緊急性と重要性の関係です。経営陣の仕事とは、緊急でない重要な仕事を行うことです。同社でも、緊急でない重要な仕事を確認しながら、その必要性を改めて実感しました。
私のご支援先の多くは、産廃、一廃、古紙、鉄スクラップ、解体といった廃棄物・再生資源関連の中小企業の皆様です。中小企業では、経営陣といってもプレィヤー要素を持つことも多く、それも重要な戦力になっていたりもします。
滑った転んだと毎日が緊急事態の連続かもしれません。でも重要な緊急でないことは取組めているのでしょうか?
それ故に、全ての会社がオールスターキャストでは構成されておりません。万能な人やホームランバッターやエースを揃えられているわけではありません。子供の頃から、その会社に勤めることが夢という人は少なく、この業界で働くことに憧れていた人も少ないものです。つまり、今いる戦力を如何に上手く使えるかということが重要なポイントとなることも多くあります。
しかし、それが解っていても何故動けないのでしょうか?上手くいかないのでしょうか?
人材力、組織力と言いながら、変わっていない時というのは、やはり重要な緊急でないことを後回しにしているのかもしれません。
それは組織力の話だけでなく、将来の事業取組についても同様です。営業の強化でも同様です。
直ぐに変えることができない故に、始めることが後回しになりがちです。
「今の○○が落ち着いたら・・・」
「来期こそ・・・」
しかし、その後回しこそ緊急でない重要なことであることが殆どです。
それを解決にする方法とは、やはり気付いたその日をスタートにすることです。
遅すぎることなどはありません。
今やっていることは、緊急な重要でないことではないか?
「緊急でない重要なこと」への取組を是非スタートしてください!
近所のお好み焼きに連れていっていただきました!
私も関西人なので、お好み焼きは大好きです!
当然、ご飯と食べるお好み焼き定食も大好きです
やはり本場モンは美味い!!
- 2010年6月30日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2010年6月30日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2010年6月30日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2010年6月30日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2010年6月30日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」