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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年7月21日 8:22 AM

関東の産廃のご支援先「知識という基礎体力」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 同社では営業強化をお手伝いしているのですが、その際にポイントを改めて整理した話です。
 戦力 x 戦意 =売上 であり、それに戦略を掛けることにより、戦略 x 戦力  x  戦意=a売上tとなります。
 このaの数値は、取組む戦略などにより異なってきます。それ故、廃棄物処理業の各社が新たな事業展開や仕掛けを講じています。
 しかし幾ら良い戦略や実現性の高い戦術と具体的な戦闘プランが練られていても、戦力と戦意が無ければ戦えません。どちらもともに伸ばしていかなければならない企業課題のひとつかもしれません。
 戦意については、また改めた機会にお伝えしていきますが、今回は戦力に関する構成要素のひとつである知識についてです。
  
 廃棄物処理業の営業マンとして、廃棄物関連法に関してプロフェッショナルでなければならないと思っています。これは産廃についてだけでなく、一廃も再生資源であっても同様です。近年の排出元のコンプライアンス意識の向上により、排出元の知識レベルも上がっており、それに負けない知識は最低条件かもしれません。
 しかし、この知識というものが厄介であり、廃掃法の丸暗記をしていても使えません。省令、条例、判例でさえも知っていなければ、顧客に信頼を与えられるプロフェッショナルにもなれないでしょう。
 私のご支援先では、営業マンはもちろん全社的な廃棄物テストを継続的に実施して頂いておりますが、この結果を見ていても各社レベル感はマチマチです。
 机で覚えられる知識は知れていますが、それでも知識を入れ込む努力が無ければ、勝手につくものでもないのが知識ではないでしょうか。ある会社では現場のドライバーや事務員の方が点数が高い場合もあり、またベテラン営業マンよりも若手営業マンの方が獲得点数が高い場合もあります。
 大事なことは、点数を取れていることよりも、知らなかった知識について覚えることが営業マンの基礎体力とわかっているかということです。
 テストなどでは確かに使える知識かどうかはわかりませんが、しかしたかがテストでも答えられる知識レベルは最低限持っていて欲しいと思っています。
 営業マンが本当にコンサルティング営業を目指すならば、その求められる能力から逃げずに取組んで欲しいですね。
 営業マン育成には現場経験が一番ですが、しかし早期育成を目指すならば同時進行にて知識の充実を忘れないでください。
ご支援先の近所のラーメン屋です。ネーミングに惹かれましたが、味は普通のラーメン屋でした・・・
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海に3週連続で入れました!やはり、海に入れた週は気持ち良いですね~。
良いOFFが良いONが生み出します!!
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