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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年9月2日 1:07 PM

富山県産廃協会の講演

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 本日は富山県産廃協会での講演に富山に行って参りました。
 400名を誇る会員を誇る同県の協会ですが、取組も寄り合いではなく、前向きに業界の地位向上に努め続けています。
 他県の産廃協会でも講演させて頂く機会がこれまでもありましたが、その温度感は確かに様々でした。その地域での文化や環境がそうさせてしまったのかもしれませんが、参加者も然り、聞く姿勢も然りで、本気度が現れていると思います。勉強なのか、具体的な明日からの為の時間の投資なのか?
 船井総研では成功の三大要素として、「素直」「プラス発想」「勉強好き」とするものがあります。経営者はこの3つを持っていなければなりません。そのひとつだけ、ふたつだけではなく、全てについて持たなければなりません。中小企業において、「企業は99.9%トップで決まる」との考え方の下、経営者のその発想が企業の命運を握っているわけです。
 今回は「勉強好き」についてですが、ご存知の通り「勉強」とは言っても幅広く、単なる知識の付加だけではありません。情報について貪欲であり、自分の業界には関係ない、自社には関係ない、ではなく全てが勉強であることを認識することからスタートでもあります。そして得た情報を自社向けに転換することも勉強であり、挑戦することも勉強であります。
 しかし一部の経営者にはこの勉強を嫌ったり、言い訳をする人もいます。「それは俺ではなく、●●が聞いておけば良い」「ウチには関係ない」「他社が上手くいっていても自社では違う」と勉強と思えなくなっているのです。
 更に勉強ばかりの人もいます。これも勉強しない人に比べると遥かに良いのですが、しかし勉強とはそれを具体的に使うから勉強に行くわけであり、勉強ばかりで頭が大きくなるだけでは始まりません。
 つまりそうなると勉強するためにはどのようにするかを目的ではなく、自社の中長期的ゴールがあることの手段としての勉強でなければなりません。勉強は目的ではなく手段であることがわかれば、勉強のコツも見えてくるでしょう。
 我々船井総研でも一番の勉強は現場であり、本でもインターネットでもないことを教えています。情報過多の時代に、調べることはワンクリックで見つけることができます。しかしその情報は勉強ではなく、一般的な知識かもしれません。人から聞いた話も同様で、それは一般的な情報であり、人に伝えられるものでもありません。情報は自らの手と足で感じたものでこそ、本当の情報になってきます。その情報を得ようとする意識と行動、そして変換するビジネス脳と行動に繋がることが勉強なのかもしれません。得た情報を肯定的に捉えることも必要であり、そこから初めてビジネス脳は活性化されていきます。
更に他業界も含め経済動向もマクロに捉えてこそ勉強なのでしょうね。 かく言う私も学生時代は勉強嫌いで、如何にサボることばかりを考えたようなタイプであり、とても偉そうなこと言える立場ではありません。そして同様に勉強は苦手と言える人も多いことでしょう。しかし学校で学ぶ勉強とは違う勉強が、商売やビジネスでは必要となります。
 商売においての勉強を大好きになり、ゴールを明確にした勉強を是非意識してみてください。
 
富山ということで、富山濃厚醤油ラーメンを食べようと行ってきましたが、食べ終わってから写真を撮り忘れていたことに気付きました・・・。というわけで店舗の写真です・・・
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夏も終わりの近所の海です。一応、8月31日までが海水浴場となっており、朝8時~夕方5時まではサーフィンができないエリアになります。9月からはサーフィンも可能となりますが、オープンが続く海の家もあり、まだまだ夏は終らない感じです!
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