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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年10月26日 11:04 PM

関西の産廃・再生資源のご支援先「中間処理場のサービス業化」

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 本日は関西の産廃・再生資源のご支援先でした。
 同社にて、廃棄物業界・再生資源業もサービス業であることの話が出ました。サービス業として自社の業態は、如何に変わらなければならないかとなり、工場の対応もドライバーの対応もルールの設定だけでなく、その本人が心から変わらなければならないのでしょう。
 前回のブログにて業界の「非常識」になることをお伝えしました。業界の常識は異業種・異業界にとっては、非常識です。一方で他業界の常識が廃棄物業界では非常識でもあります。良い「非常識」ならば問題ないのですが、遅れている非常識ならば、間違っている非常識ならば、本来あるべき姿を考え見直さなければなりません。
 廃棄物処理業の歴史を紐解いても、過去は「処理をしてあげていた」意識が高いのも確かです。古くはし尿汲み取りの「汲み取りに行ってあげてた」意識まで遡るかもしれません。汲み取りに来てもらう家庭は、お酒まで用意して待っていたことまであるようです。その意識を持ったままで現在があると、とてもサービス業にはなれないのではないでしょうか?
 例えば、何故多くの廃棄物処理業や再生資源業は営業時間、受け入れ時間は17時までなのでしょうか?特に再生資源業ではこの意識が高く、鉄スクラップ卸売業や古紙卸売業では17時で閉まる企業が殆どです。確かに古紙問屋は年間稼動日数では多いのですが、時間は限定されているものです。
 産廃業では価格下落の影響も受けて、持込客を獲得しようとする企業もいると思いますが、それは収集運搬の持込客ではなく、工務店や設備業の自営などの持込企業であったりします。しかし本当の顧客サービスとなると、17時迄営業ではないのかもしれません。工務店や設備業者などが現場も終って戻る際に、捨てることができる便利な場所にもならなければならないかもしれません。多少値段が上がっても、翌日朝一から次の仕事にいけることは、価格以上に大きなメリットにもなってくると思います。
 工場の「見える化」だって当たり前となります。効率化を進める為にも、顧客に来てもらう工場になる為にも「見える化」は必須条件です。これも製造業から多く学ぶことができます。
 ドライバーだって同様であり、運ぶこと、引取ることはその主目的のみであり、現状ままではサービス業にはなれないのでしょう。物流業界を見れば一目瞭然であり、先に気付いた企業が何歩も先に行って圧倒的な地位にも辿り着けています。既存顧客対応は当たり前となっていき、現地見積もできるドライバーも増えてきています。
 ドライバーも工場勤務者もサービス業としての意識で仕事に取組まなければなりません。廃棄物処理業だから、再生資源業だからを理由にすることなく、またこれまで顧客に言われたことないからなども理由にせずに、進んでいる業界から学び、現業の行き着く先を見ていただければと思います。
最近、空模様が悪かったですね。。。ご支援先からいつもの山を見ていたら、まさに泣きの空に・・・
でも、もう少しで紅葉シーズンです。これは楽しみ!
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毎度お馴染みのルナです。私が帰ると、いつも必ず起きてきてくれて、風呂上りにビールをソファーで飲み始めると横で「撫でて!撫でて!」と来ます。しかし、だいたいこの時間は深夜1:30~2:00の間の為に直ぐに眠り始めてしまいます。。。
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しかし、名前を呼びかけると、眠そうな眼を薄っすらと必死にあけてくれます(笑)
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ところで、私は家で何年も晩御飯を食べていないのですが、もちろん晩御飯を抜くことも多いものです(ビールは必ず飲みますが!)。たまーに、ラーメンが食べたくなる時もあり、この日もついつい・・・
一番太る原因ですね(深夜です)。
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