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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年11月4日 8:24 AM

関東の産廃のご支援先「計画の変更は恥ずかしくない!」

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 本日は北関東の産廃のご支援先でした。
 来年度の方向性についてトップと打合せをしていたのですが、やらなければいけないことがあっても、それを実施できる壁として、人の問題に多くぶつかってしまいます。「結局は人・・・」となるのですが、諦めるわけにいかず、かといってできないことを追いかけず、近づける最善策と中長期のスケジュール化に変更をしていきました。
 残念な話ですが、これは同社だけの話ではありません。私がご支援してきた、多くの廃棄物処理業・再生資源業で見られた話です。
 中小企業では、戦略ありきで事業は進みません。大会社や外資系企業などの「組織は戦略に従う」ことは難しく、現実では「戦略は組織に従う」でなければならない部分が多いものです。立派な戦略ができても、絵に描いた餅になってしまうのです。上り調子の産業ならば問題ないのですが、縮小に向かう廃棄物処理業であれば、多くの会社が事業の方向性に悩むことになってしまっています。しかし、方向性が見えて計画をしていても、実施する壁が高く、それが人にまつわる場合は何度も足踏みをするようなもどかしさもあることでしょう。それ故、思惑通り、計画通りにいかないこともあって当然なのかもしれません。
 一度立てた計画を変えることは、恥じることかもしれません。計画の見通しの甘さもあり、そして予定通り進めることができなかった経営側の責任でもあります。しかしだからといって変更をしていないわけではありません。大事なことは、先ず先のことを決めることであり、そして時流を見きわめながら形も修正して、更に遠い将来目標に近づけることではないでしょうか。時代の責任になどせずに、自分の愚かさを認めたうえで、更に現状の組織や人に対して、時流に対してベストな方向性を変えることだけでしょう。特に結果としてみれば人の問題が多いのは、誰もが味わっていることです。ならば、それに気付いた今となっては、人と連動した方向性決めの落としどころをつくらなければならないのでしょう。
 これは個人においても同じことです。個人が立てる目標も、そして計画でさえも置き換えることは可能です。
 本年も終ろうとしていますが、改めて計画を見直して欲しいと思います。自分の行動を反省して、そして変更を恥じずに取組んで欲しいと思います。
愛犬ルナ(♀)が誕生日を迎えました。5歳です。
私の誕生日の2日後ですが、当然ながら私などより盛大に祝われていたようです。
(と言うか、私は祝われなかった・・・(泣))
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