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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年11月24日 8:28 AM

産廃セミナー「建廃強化」

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 久々に、建設系廃棄物処理業セミナーを名古屋で開催してきました。各地で一時的な業況の大小あれど、建廃業にとって試練の年が続いていることも確かです。順風漫歩と高笑いをしている人は皆無では無いでしょうか。業績が昨年対比上昇している企業でさえも、だからこそかもしれませんが、来期以降の策を練っております。
 今回のセミナーでは、建廃系事業者の為の解体工事部門の強化でしたが、それこそ解体工事の専業などでは単体で利益が出ないようになりがちです。処理業としての自社を持っていることにより、建廃と合わせて利益確保をしている部分も多くなっていくことでしょう。
 これは前回のブログでもお伝えしましたが、建廃業は入口から確保していかなければ儲からなくなるとする考えからです。それが土壌汚染であったり、今回の解体工事でもあるわけです。
 市場の縮小により価格の下落が進む業界では、一度下がった価格は元に戻らないものです。日本の住建設産業は昭和41~43年レベルの着工数、述べ床数、になっております。しかし、まだまだ事業者の数が多く、バブル化していると言っても良いでしょう。結果として生き残り合戦は、企業の利益追求へと当然繋がっていき、廃棄物の処理費は低価格化を追求していくことでしょう。
 価格下落の状況を対抗するには、①利便性の追求②上流の入口の確保、でしかありません。本件は①②の双方になるかもしれません。それぞれ複数の会社に頼むよりも一本化できる利便性、施主に近づく、問合せから獲得する為の商品つくりということになります。
 間違ってはいけないこととして、建廃を増やしていくとなれば単なる営業強化ではないということです。ターゲットの変更もあれば、商品の変更もあります。つまり、今までのやり方の延長などではなく、手法から変更なくして増量は無いのかもしれません。
 もちろん、各社の状況によっては建廃の撤退もあるでしょうし、工場系の獲得に向かうこともあるでしょう。しかし忘れてはいけないのは、縮小市場での戦いになることでしょう。それ故、前述の①②を取組むにしても客観的に伸びるものであることでしょう。
 「頑張れ!頑張れ!」では無い、会社としての武器(商品)を是非つくってあげてください!
だいぶん海も寒くなってきました。海中は暖かいのですが身体が冷えてきます。先週が3mmフルスーツで寒かったので、5mmのセミドライを出しました。まだ、ちょっと暑いかな?
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でも、波がなかったのですが・・・
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