ここ連続で、ご支援先のセミナー営業を開催致しました。1社は顧客への謝恩セミナーであり、もう1社は新規顧客開拓セミナーでした。双方ともに多くのお客様にお越し頂き、そして次のアクションとしてのアポイントにも動き出しています。勉強好きな排出元ご担当者様が集まられたのではないでしょうか。
私のご支援先の中には、もう何年も開催して頂いている企業がありますが、実は廃棄物処理業にとって、非常にマッチしている営業の仕組であることも感じております。
売り込みに行くと価格に陥ることは多いものです。だから売り込まなくても、顧客が来てくれることは究極のことになるかもしれません。廃棄物処理業において圧倒的な設備が有効な時代ならば、それも可能な産廃業もいたものでした。しかし現在は、その圧倒的な差別化施設というものが見受けられない中では、営業をしなくても顧客から来てくれる頻度は少なくなっていきます。
売り込まなくても仕事を獲得する為には、顧客が受動的ではなく能動的でなければなりません。過去から我々がお伝えしているのは、「PUSH型」から「PULL型」ということになります。「顧客に押す」ばかりではなく、「顧客を惹きつける」となるべきなのでしょう。
顧客を惹きつけるには、当然ながら顧客のニーズを読み取り、そのニーズのいる人を見つけなければなりません。その抽出がセミナーもひとつの方法なのでしょう。例えば現在、排出元が廃棄物コストダウンのニーズを持っているならば、そのセミナー開催DMを送り、そしてそれを聞きたい人が集まれば、見込み客層は見えてくるわけです。加えて、そこまで来る人の温度の高さは見込み客としてのレベルの高さでもあり、提案に対する真剣度は相当に高いものになるでしょう。そして必ずセミナー当日にアポイントを取ることができます。新規開拓でTELアポを強化している企業も多いと思いますが、10件に1件ようやく取れたアポイントであっても、プレゼンができなかったり、伝えることができない、キーマンに会えないなどでは進まないものです。だからこそ、「急がば廻れ」ではないのですが、セミナー型営業も効果的であるものです。
廃棄物処理業がコスト競争になって久しいのですが、単なる価格提示で決まる顧客だけならば、このような回りくどいこともいらないでしょう。 しかしそのコスト訴求だけのみでの獲得には、更に上回る価格提示企業があらわれ、更に更に価格提示が必要となってしまいます。
つまり、良い顧客との出会いと付き合いがこれから重要にもなってくるのではないでしょうか。
セミナー営業と言えば、遠い世界に感じられる方も多いと思いますが、思ったより案ずるよりも産むが易しです。是非、チャレンジしてください。
タクシーに乗ったら、カラスがフロントガラスに止まりました。走り出したら逃げると思いきや、なかなかと根性を見せてくれて、時速40kmまで食らいついていました。
近くで見ると結構怖いですね・・・
日曜日の海です。涙出るくらいにフラットでした・・・
久々に大好物の骨付き地鶏を食べました!やはり、ビールにむっちゃ合います!
- 2011年2月7日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)②」
- 2011年2月7日「廃棄物処理業の事業可能性調査(Feasibility Study)①」
- 2011年2月7日「廃棄物処理業の2024年問題⑨(最終回)」
- 2011年2月7日「廃棄物処理業の2024年問題⑧」
- 2011年2月7日「廃棄物処理業の2024年問題⑦」