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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2011年2月25日 10:29 PM

中四国の産廃・一廃のご支援先「採用市場も変化」

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 中四国の産廃・一廃のご支援先でした。採用の強化が始まっています。
 私がご支援させて頂いている多くの企業がそうなのですが、中途採用を強化しております。2008年リーマンショック以降、人員整理をされる企業もありましたが、不況期こそ人の仕入に関しては一番のベストタイミングでもあると思います。これまでも、数度お伝えしてきました通り、攻めのタイミングであるということです。
 
 今後の廃棄物業界での激動期においては、当然攻めの経営に向かわれる人が多いものです。新たな顧客開拓も当然ながら、新たな事業展開、そしてソフト的な仕組や仕掛けつくりが必要となり、それを達成する能力が必要になっています。「人材育成」は絶対のことであり、「組織強化」も手を緩めてはならないものです。しかし人材も組織も急激な成長は難しく、そこに掛けた力に効果があったか否かも具体的に見え難いものです。ジワジワと上がり、10年先に振り返った際にようやく気付くものかもしれません。
 「ウチも、もう少し力がついたら」「幹部が育ったら・・・」「ウチは・・・」となってしまうと先には一向も進まず、永遠に万全の態勢にもならないものでしょう。時流は変わり、求められているものも変わり、人も変わり、顧客も変わり、変わり続ける中では完璧な日々は現れてきません。世の中に完璧な会社が存在しておらず、しかし僅かでもそれに近付こうとする会社だけが成長し続けていきます。
 自社の成長スピードに人が追いついていない場合は、新たに採用する以外に答はありません。次の成長の為にやりたいこと、また自らの組織に足りない能力を充足する為に、新たな血を会社が必要としているのでしょう。
 しかし、採用に関して、能力を見極めることほど難しいものはありません。これは新卒、中途問わず、答やルールは無いのではないでしょうか。思わず拾いもののようなこともあれば、前職の経験に惑わされ採用したものの、自社ではその能力を発揮できないこともあります(偽っている場合も・・・)。加えて中途採用市場では、現職中であるような前向き転職者が減っていることも感じます。そのような状況でも、自社に必要な部分を採用していかなければならず、その為には採用の機会を常に持ち続けなければならないのでしょう。
 採用コストも皆が悩まれるところかもしれませんが、結論的には良い人材を獲得するには、その分はコストを掛けない限りは難しいものです。ハローワークであれば無料ではありますが、それに登録している人だけでは、希望の能力を獲得することにも限界があります。繰上げ当選的に選んだ人であっても、そしてその人に教える時間や支払う給与を考えても、同じ給与を払うならば良い人材を選び、払うことが最も有効なことは当然のものです。そしてその採用コストも、直ぐに活躍により取り返していくことも可能となるでしょう。
 そして何より重要なことは、良い人材に選ばれる会社になることでしょう。ハローワーク採用時には自社が選んでいる立場が多かったと思いますが、良い人材の場合は口説かなければ入社してくれないかもしれません。「あなたが必要」「我々はこれから、こういったことを取組んでいく」とビジョンを語り、そしてその能力の必要性を伝えていくことで、ようやく獲得も可能なものです。
 今こそ採用コストを上げていき、獲れないリスクを恐れずに、徹底的に良い人材を口説く採用パターンに変えていってください。
マグロ定食です。これで1350円。先日昼食に連れていって頂いたのですが、VALEUです。WORTHではなく、価値/価格が良いです!
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近所のモスです。日曜日に仕事が休みの場合は、海にサーフィンに行き帰ってビール、ルナの散歩に行ってビール、そして外のどこかの店で仕事をしているケースが多いものです。今週はモスでしたが、ついつい店舗限定メニューを頼んでしまいました。のせられているな・・・
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やはりルナです!定店観測のようですね・・・
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