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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2011年5月26日 8:58 AM

中四国の産廃のご支援先「社内の温度感」

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 中四国の産廃のご支援先でした。同社トップの考え方として、ES(employee satisfaction)がCS(cusomer satisfaction)になることの軸があることで、それを実践してきたことでしょう。雰囲気の良さという、定量的に計ることのできないものの、そもそも業績が上がる基礎ともいうべき素養があるとも言えるでしょう。
 
 毎日、全国の廃棄物処理・再生資源業を訪問しながら感じることは、その会社に入った瞬間に感じる「気」というものです。「あ!良い会社だ」「活気ある」「元気だ」「戦意がみなぎっている」など、良い「気」のある会社というものを感じます。もちろん、初めて訪問する際にその逆を感じることもあるものです。「何かどんよりしている」「暗い」「後ろ向き」などでしょう。
 弊社創業者の船井幸雄は、「ツキの原理」として、ついている人と付き合うことが自らに「ツキ」をもたらすことを伝えています。ツイている人は、いつもプラス発想です。その前向きな発想に、つきあう人も感化されていき、その人の魅力に吸い寄せられていきます。そして経営上の「ツキ」とは天地自然の理に従い、ツクことをすることでもあります。自社の中で「伸びている」「自信がある」「効率的」がツキでもあり、それを伸ばすことで業績も上がっていきます。これは、長所伸展にも繋がっていきます。
 つまり会社の温度感もツキの原理で考えれば同じかもしれませんね。ニコニコと挨拶してくれれば相手も笑顔が自然と現れることであり、元気がよければその元気をもらえたことへの感謝にもなります。「for the customer」と言うことは簡単ですが、自らの仕事や人間関係、家族関係などに悩みを持ったままで、本当に心から「顧客の為」にと言えるのでしょうか?やはり自らが充実した仕事に対する使命感などが、そして自己実現と仕事がリンクしていなければ、真の顧客一番主義になれないのでしょう。
 社内の温度感とは不思議なものです。中にいる人達は気付かないもので、外部から時間をあけてに見るなどで明確に違いもわかってきます。それは室温が26度から27度に、じわりじわりと変化していったものと同じで、急激な変化でなければ人は気付かないものでしょう。だから変わらないような気もしてくることが焦りとなり、軸がぶれていくのでしょう。
 社内の温度感を上げていくには、この軸を経営者がどれだけ強く持っていて、そしてそれをぶれずにやり遂げられるかです。熱い会社を作っていってください!
関西のご支援先がお越し頂いていたので、夕方に私のお気に入りのB級グルメにご案内しました。汚い店ですが、味は涙が出るほど美味いです。
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