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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2011年11月4日 6:53 AM

東北の産廃のご支援先「経営者と新規事業」

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 本日は東北の産廃のご支援先でした。同社では、トップが新規事業でも大きく絡み、担当者をサポートしております。新規事業が上手く進むひとつの理由でもあります。
 これまでもセミナーなどで、この新規事業の捉え方をお伝えすることは多かったのですが、経営者の関わり方は事業成功の大きな要素です。先ずは、絶対に経営者が事業参入決定をすることが重要です。従業員に確認をしてとなることは、本来ありえないことでしょう。誠に残念ながら、経営者と従業員では抱えている責任も、そしてそこに至る背景も温度が違いすぎてしまいます。そこで意見や参考にすることは、そもそもナンセンスなことでもあるでしょう。あくまで経営判断の内容なのです。
 決定する要素は
●1年などの短期的発想ではなく長期的なビジネスモデル発想
 これで儲かるではなく、5年後の展開をビジネスモデルに読みかえれること
●手法に入らず、本質に入ること
  「~~を買えばよい」「~~施設を作ればよい」のようなハード発想ではなく、自社の成長戦略上   において、何が必要となり、どのように活かしていく 等々
●既存事業の範囲だけで考えるのではなく、頭を自由にして考える
 既存の情報や近隣の事業内容だけでは拡がらない。まっさらの思いで考えること
●時流を読み、減少していく市場ではなく、増加していく市場であること
  減少する市場では、幾ら力を持っていても拡大に追いついていかず、増加するならばもし自社が  非力であっても上手くいく
●「ウチの地域では」「ウチの会社では」などの発想に陥らない
 この意識では何も生まれない。
●競争ゾーンではなく、非競争ゾーン
 競争相手が多い市場には入らず、非競争分野でなければ拡がらない
●カンではなく市場を分析、調査して判断する
 カンでは市場が読めない。100%上手くいくものなど存在せず、だからこそ確率を上げていくこと
●自社の経営資源を活かせる
 ヒト、モノ、カネはもちろん、顧客や技術なども然りである
●自社でできることではなく、自社ではどのように展開していくべきかで考える
 上と矛盾するかもしれないが、自社でできそうなものだけでは広がらない。伸びる市場に挑むなら
 ば、上手く実施できる策を練ることが重要
 次に、決めたとしても、誰か担当者に丸投げしても進みません。新規事業には事業スピードが重要ですが、決定できない人が進めていくと2倍から3倍の進行スピードになってしまいます。だからこそ、立ち上げまでは経営者は大きく絡まなければなりません。勝手に進めて上手くいく新規事業などは、存在していないでしょう。もちろん、その担当者のモチベーションや他の従業員の取り組みにも関わることにもなるでしょう。経営陣が先頭きっている内容に、冷ややかに見れる人も少ないもので、だkらこそ大きく関わらないといけないのでしょう。
更にポイントを挙げていけば
●攻めの経費と守りの経費を使い分ける
 効果を最大限に活かせる方法ならば、多少の経費増をケチらない。しかし、なんでも遣えというも  のではなく、使い分けていく
●エース人材の投入
 余剰人員に担当させても上手くいかない。エース級人材でなければならない
これから廃棄物業界にとって、たいへんな時代に突入していきます。その中で新規事業も不可欠になるでしょう。経営者の皆様、過去の成功要因を捨て、大きく関わってください。
また、子猫が生まれました!いや、本当にかわいい!!
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前も生まれたのですが・・・
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私は、犬派なのですが・・・幾ら見ていても飽きません
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ひつまぶしです!美味かった!
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