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丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2012年3月4日 1:52 AM

「前のめりな姿勢」

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 ブログをサボっていたせいもあり、お伝えし忘れておりました。
本年もINDUST(いんだすと)の2月号にて、廃棄物処理業の2012年事業戦略を執筆しております。同誌への執筆は、この5年ほど続けておりますが、過去の掲載内容を改めて見直してみると業界の時流も急ピッチで進んでおりますね。そして、その時流予測が多くその通りになっていたことも、嬉しいのと悲しいことと半分半分です。廃棄物全般のパイの縮小などは、誰しも予測できたことながら、そしてそうならなければならないことながら、業界的視点で立つと複雑ではあります。市場の縮小はイコール競争の激化と価格の下落に陥ってしまうわけですから。
 10年ひと昔と言っていた時流は、3年ひと昔と言っても間違いないと思います。排出元が、廃棄物処理業者に安全安心を求めていた時代が、随分昔に感じます。今では、そのような基準は当たり前になってしまいました。
 先ずこの早い時流においてしなければならないことは、過去の否定では無いでしょうか。確かに文化も景気も経済も繰り返しの波がありました。一定の周期によって繰り返され、これは今後も続いていくことでしょう。この近年だけ見ても、バブル崩壊を経験したり、リーマンショックを迎えたりで、それでも多くの企業が勝ち残って、生き残ってきたことと思います。
 「また、良くなるよ!」や「以前もあったけど、必ず戻っていく」「何もしないこと」は否定しなければなりません。また、「いつ良くなるのかね~」「早く良くならないかね~」と待つことも否定しなければなりません。大事なことは、動くことです。動いている限りは後退はありません。必ず前に進んでいきます。
 私の好きな本のひとつである司馬遼太郎の竜馬がゆくには、
「たとえ死ぬときは、どぶの中でも前のめりに死にたい」
とあります。
 もちろん皆様は死ぬことを前提に考えて欲しくはないのですが、その目的が成就できなくても、その道中であること、その目標の方角で常にあり続けることが大事では無いでしょうか。
 どのように考えても、経済情勢は混沌とした時代に突入しようとしており、日本国内での様々な商売が苦難の時代を迎えようとしております。人口減少は避けられず、日本企業の空洞化も避けられないでしょう。住宅や建設土木も局地的な復興需要が終われば、本来の姿に戻り、無駄の無い必要最低限の形へとなっていくでしょう。
 廃棄物処理業各社は、この時代で戦っていく策を練らなければなりません。現在の場所で現在の顧客のままでは、縮小しかないということです。顧客側の製造も着工も減り、そして削減努力も進みます。 
 では、廃棄物減少時代に何を取組むべきか?それは、その地域や規模、そして持っている力によっては違うのですが、2012年に多くの企業が目指して欲しい共通キーワードがあります。
①廃棄物・再生資源業のボーダレス化
②縮小市場での戦い方
③廃棄物の商社マン化
④顧客密着思考
⑤売上よりも率
⑥商品付加
⑦小口重視。「小さく」「たくさん」
⑧工場と運搬の成長
⑨廃棄物削減業・環境コスト削減業
是非、前のめりに取組み続けることだけは忘れないで欲しいと思います。
ご支援先の帰りに、メンバーの釜谷さんと横浜のスタ丼に行きました。本当はラーメン二郎に行くはずだったのですが、あまりの混雑にて断念しました。しかし、ニンニクを求める身体が我慢できずに・・・
確実に太ります。。。
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北にて、あまりにも美味い味噌ラーメンを食べました!ま、オチがなくて申し訳ございません。。。
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ルナです!相変わらず元気です!最近、私が散歩に行くと100%の確率で外で用を足します。。。
なんで・・・
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多少寒いですが、夕暮れも気持ちよくなってきましたね!
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