丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年2月19日 12:31 PM

北信越のご支援先「時流」

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今朝はご支援先に向うも、早朝に発生した地震にて、100分遅れで電車が到着。おまけに雪も降っており、確認に時間が掛かったようですね。やはり、この季節は更に余裕を持って向わないと駄目ですね(と言っても、ほぼ始発で毎日出ていますが・・・)。
 ご支援先にて09年度、そして来年度への仕掛の話になったのですが、その中で重要な要素の話がひとつあります。
 それは過去を分析して未来を予測することです。文明や文化、そして経済は必ず繰り返されております。そうすると時流は読めてきます。しかしその時流に対して、ターゲットが若干変動しております。また改めた機会でもお伝えしますが、その時流とターゲットの変動に対して、新たに仕掛けることこそ企業の将来の仕掛であると思っています。そしてその見えないリスクをどれだけ減らすことができるかが重要なのでしょうね。
 
 今日はいきなりですが、このブログにつきましてお伝えしたいことがあります。
ところで昨日の新世代経営者研究会の後、懇親会(もちろん居酒屋です)にてブログの話が出たのですが、ブログの内容に対してありがたいアドバイスを頂きました。
 今の当ブログは、かなりコンサルタント日記化していましたが、更に踏み込んだ内容も期待しているとのことです。業界に対して、事象に対して、貴船の主観というものも聞いてみたいとのことです。
 このような言葉を頂けることは、たいへんありがたいことです。今まで遠慮していた自分もおり、公に発信することに対して臆病になっていたかもしれません。早速、今後のブログには織り交ぜていきますね。
 Y社長、M社長。ありがとうございます!

2009年2月18日 4:47 AM

社内「新世代経営者研究会」

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 本日は、本社にて新世代経営者研究会でした。
 テーマはコストダウン。会員企業の皆様、本当にトップ自ら進めております。本日感じたことは、その真意を社員の方には是非わかって頂きたいことです。
 トップ自ら、処理先や外注と価格交渉すること。そしてペン1本にいたるところまで無駄を省こうとする姿は、決してケチではなく、その意識部分です。全て社員の方々に、意識を持ってもらいたいからの行動です。
 そうは言っても、攻めの経費については抑えるつもりはありません。こんな異常時だからこそ、攻めは積極的なチャンスですよね。

2009年2月16日 8:49 PM

東海のご支援先「先が読めない計画」

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 本日のご支援先は、一廃&産廃企業です。
 来年度の計画を立ててきたものの、修正を余儀なくされています。時流によって、計画の修正は止むを得ないものですが、個人的には残念で仕方ありません。
もちろん、行かない計画にしがみつく気は更々ありません。
 「たら」「れば」にも拘りません。
 しかし、外部環境に関する変化へのオプションを見込めなかったことが残念です。甘く見ていた自分自身は相当問題であり、どんな時でも最悪の事態の想定については必要なことを改めて実感しました。
 ま、しかしプラス発想は大事なことです。
 あのまま甘く目論見に到達することよりも、この状況があってこそ次の一手を更に絞り込めたことを感謝します。
 ピンチこそ、絶対にチャンスです!

2009年2月15日 11:32 PM

久しぶりに自己紹介③「就職活動」

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先日、指摘されました・・・。
「自己紹介が途中で終わっている・・・」
ご指摘ありがとうございます!誰も突っ込みがありませんでしたので、ついついそのままに・・・。
というわけで、半年振りに続きです(前を読みたい人は6月の頃のブログ見てください)。
今回は前回の続きで、就職活動です。
 当時、動き出したのは3年生の3月頃だったと思います。2月頃に「リクルートブック」が届きました。今の若い人は知らないと思いますが、電話帳サイズが業種毎に8冊程送られてきて、そこに企業がギッシリとともに掲載各社への資料請求ハガキ集があるものです。そして、日経から、マイコミからと送られてきたのが本当にスタートではなかったでしょうか。
 資料請求ハガキをせっせと手書するわけですが、当時で200枚近く資料請求をしました。しかも、そのハガキには「ヤル気」を記さないといけないような流れでしたので、ギッシリと書き込むわけです。
 その時に初めて気付くのですが、自分の世界間の狭さは驚いたものです。エンドユーザーとして触れる企業は知っていても、触れないもの、業界には全く知らずに案内を読みながら、なんとなく請求をした気がします。
 そうこうする内に、ポツポツと資料が送られてくるのですが、企業によっては送られてこないものもありました。後で考えれば、エントリーでさえも却下されていたのでしょう。
 資料からセミナーの日程が書かれており予約をするのですが、当時の私は全くの無知であったこともあり、折角の機会なので様々な業界を見てみようとスケジュールが許す限り訪問をしてみることにしました。
 先ずは、当時の所属ゼミが「比較食文化論」というものでしたので、食関係を攻めることにしました。余談ですが、ゼミを選ぶ基準が「楽そう」「何か食べれそう」だけで選んだもので、女性3名と男は私一人のゼミでした。ちなみに卒論は「インドのカレー料理」です。
 食品メーカーを中心にまわりながら楽しかったことは、たいへん申し訳ないのですが、ズバリお土産です。何か説明会よりも、それを期待していた気もします。
 他にまわった業界は、デベロッパー、建設会社、住宅メーカー、流通、化粧品、イベント、機械、部品、ディスプレイ、等々・・・。初めて知る業界はどれも魅力的に見えたものです。
 正直まわればまわるほど、この数ヶ月で人生を決める仕事を見つけられるかが疑問でした。しかも、サークルの先輩から聞いていた話と全く違います。2年上の先輩は最後のバブル入社で、接待やら複数内定など、映画「就職戦線異常なし」のような状況でした。
 ひとつ上の先輩から、状況が変わったことを知りましたが更に悪化していたものでした。
 TELアポをしても説明会に行かせてもらえない、酷い時には電話で断られる、行っても選考には関係無いなどもあったものでした。そう言えば、テストで落ちることもありました・・・。
 企業名は出せませんが、今でもその扱いに憤慨を憶えた企業もあります。この思いは現在ご支援先にも伝えていますが、幾ら買い手市場になっても、学生の人を大事に扱って欲しいと伝えるものになっています。将来、どこでどう繫がるかわかりませんよね。企業姿勢は学生と思って馬鹿にすれば、直ぐに伝わるものです。
 OB訪問をしても自らの答は出ないままに、100社程まわった中で、何社か内定を貰えるようになってきました。その中で、某上場食品メーカーから内定をもらえるようになり、ここで就職活動を終えようとしたのが6月のことでした。正確には内々定ですね。
 7月1日、そして8月1日が俗に言う解禁日というものでした。そこで拘束されて、10月1日の内定式に向うとする流れであったと思います。
 
 しかし7月に入って、急に気持に変化があらわれました。
 「大きいビジネスがしたい!食品メーカーの単価の低いものをゴチャゴチャ扱うよりも、男ならデカイ仕事」とわけのわからない気持が生まれてきたのでした。
 その答が商社でした。
 そこからセミナーや試験を受けれる企業を探したのですが、殆どが実質は終了という状況です。残りは補充的に「もし良い人材がいれば採用します」レベルでした。
 商社として商売をする為には規模や信用は重要な要素と思い、上場商社に絞込み四季報を見ながら電話をし続けて、ある商社に出会えました。その商社が私の運命の商社でした。
 何故か、内定を貰えました。正直面接もグダグダでしたが、熱意だけで押した気もします。
 そうして、私の就職活動は終わったわけですが、充分に満足いく時間でした。たくさんの業界、会社を見ることができたこと、そして様々な人の話を聞けたこと。これは大学生の就職活動だけの特権なのでしょうね。
 もし万が一、このブログを読む人の中で学生の方がいれば一言伝えたいことがあります(殆どいないと思いますが・・・)。
 就職活動、楽しんでください。本当に素晴らしい機会です。
 そして、自ら生きてきた中で選ぶ、知っている業界や企業でなく、行って話を聞いてみてくださいね。その中で、もし本当に行きたい1社が決まった場合は、その業界でナンバー1は受験してみてください。そこで落ちても、その後に働く中での後悔は生まれることは無いでしょう。
 
 最近も仕事がら学生の人とたくさん会います。エントリーシートでコピペ、そしてネットで申込をしている姿を見ていると不安に感じることもありますが、もし後悔をしたくなければネットではなく現地に向って欲しいですね。そして、熱意のみと思います。テクニックなんぞはいりません。
 駅でリクルート姿が目立つ季節になりましたが、微笑ましく見てしまうのは年をとった証拠でしょうか?
 また近いうちに、自己紹介第四弾も書きます(希望があれば・・・)。また突っ込んでください!

2009年2月14日 6:12 AM

関東でのご支援先そしてソフトハウス研究会

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 本日はAM に関東のご支援先にて、トップと打ち合わせを行い、夕方に弊社ソフトハウスチームの斉藤が主催する、ソフトハウス経営者研究会にゲスト出演させてもらいました。
 私には全く縁の無い業界ですが、話をしている内容は相当に勉強になります。業界での顕在的な課題も然り、取組事項も然り、そしてそこからビジネスにどのように発展させるかは違う業界ならではの沢山の学びと気付きをもたらしてくれます。
 ソフトハウスと聞いて、頭の良い難しい人が多いと思いきや、皆様気さくで勉強好きな人が多数でした。確かに、このような場で学ぼうとする経営者の方々ですから、後ろ向きな人はいなくて当たり前ですよね。ソフトハウスの方々に、「環境業界とは?廃棄物業界とは?」と話をさせて頂きましたが、私自身も多いに刺激を貰いました。
 船井総研では100を超える業種のコンサルタントがおりまして、総合ならではの情報を入手できます。私が得る情報として、各地域の廃棄物処理業の現場レベルのリアルな情報、排出元などのリアルな現場情報、そして異業種からの情報がありますが、この異業種が肝であり廃棄物にとっては顧客層にもなるわけですので、社内でいつも情報を貰っています。
 今の環境に本当に感謝ですね。

2009年2月13日 8:36 AM

中部のご支援先「web製作会社」

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 本日のご支援先では、新しい事業構築の為に専門のwebをつくることになりました。
 業者4社程来て頂いて、その後に見積を出して頂いたのですが、各社温度もコストもバラバラ。加えて、過去の製作物を持参頂いたのですが、センスも相当な開きがありました。
 web製作会社の選定はセンスが一番ですが、もうひとつ重要な要素はコミュニケーションです。わかりにくい言葉をバンバン使われる会社ではなく、素人にわかりやすく説明ができる会社で選んで頂きたく思います。
 東京などでは、web製作会社も価格が低額安定しつつありながら品質の良い業者も出ています。しかし、地方ではまだまだ高額なweb製作会社が多いことに驚きます。
 会社のwebを新しく製作した、更新した等にて価格を聞いてみると、平気で100万円超えをすることも。それでは、物凄いwebになっているかというと・・・。でもありません・・・。
 騙されているとは思いませんが、センスによる価格が存在しており、工数管理とは言いながらも工数を掛ければ良いものができるとも思いません。工数が短くてもセンスの良い会社、デザイナーを社内にてしっかり育成できている会社もありますね。
 一番残念なのは、製作会社に発注していないケースです。広告代理店やコピー屋さん、印刷屋など外注化している場合です。
 コミュニケーション面も価格面も実に勿体ない!
 
 今回はセンスの良い製作会社に出会えたことで、ひとまず安心。これから詳細を詰めていきます。

2009年2月12日 8:00 AM

九州でのご支援先「経済減退と人員削減」

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本日のご支援先でも外部環境が大打撃を食らっていました。
 酷いのが特に工場系。これまでは安定的に数値が見込めた製造業が当地でも各社ダウン。
 もう既に当たり前の話になったかもしれませんが、3月までの下方修正の数値と一時帰休などの稼働日変更によって、各社が軒並みダウンしています。
 今の話題は4月以降に生産調整は続くのかとなっていますが、各社予想ともに好転するものを持って
いません。
 新聞では人員削減の部分まで入り込み、暗いニュースが踊っています。●万人削減と言われると、正直ピンとこない程にもなっています。
 ところで廃棄物処理業でも人員削減の話が出てきましたね。売上が下がれば、経費削減に向かい余剰人員が目立つことにもなりがちです。給与が払えないから、パートを切る、全体の給与を削減するなども聞こえてきます。
 確かに自社の内部を見直すことは重要です。しかし人に手を掛ける前に手段は尽くしたのでしょうか?
 経営者の落ち度だと認める企業もありますが、開き直ることではなく維持する為に策を尽くすことがな
ければ、会社ではなくなってしまいます。
 だからこそ、今は攻めの時期だと思っています。時間を掛けて万策尽きるでは、間に合いませんので急ピッチで策を講じて、そして攻めなければならないと思っています。
 嘆くのはいつでもできます。先ずは行動ではないでしょうか。

2009年2月10日 6:06 AM

飲み

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 本日は支援帰りに、弊社の取締役と飲みに行きました。
 これまでは、業務上のことや簡単な言葉しか交わしたことがなかったかもしれません。
 正直に申し上げますと、距離を持っていたと思います。遠い存在と見ていたのかもしれません。前職でも、役員と話をする機会は少なく、トップとなると入社の折にしかなかった気もします。現場は現場でシッカリと仕事を着実にと考えておりましたが、やはりトップの方々の思いは気になるものです。
 サラリマーンが3人以上集まり酒の場となると、会社と上司の悪口になると一般的に言われます。酒の肴か、共通の話題の為か疑問ですが、残念なことでもありますよね。
 
「ウチの会社、大丈夫か?」
「方向性わからないよなー」
など言われる人も多いようです。
 いつもご支援先にもお伝えしていることは、会話をすることの重要性です。「これは伝えた」「あの時に言った」「課長に伝えた」などトップが思っていることの半分も伝わっていないことが多いものです。
 私は飲みニュケーション大賛成派です。私自身がお酒好きということもありますが、お酒の力も重要ですよね。酔うというよりもリラックスして話ができるということでしょうか。
 役員を交え、同僚と計3人でしたが、これ位の人数が一番面白いものです。
 私も、その役員を人間としての部分で深く知ることができ、船井総研の経営者としての意見に大きく納得させられました。いちコンサルタントとしても大先輩であるが故に、話は魅力満点でとても愉快なお酒であったと思います。
 船井総研には「ラウンジ小山」「ラウンジ高嶋」と題した、それぞれトップとお酒を酌み交わす機会が月に一回あります。その日は、社長室に提灯が灯り、笑いが絶えない飲み会が始まります。この場もとても良い雰囲気で、会社人としての小山、高嶋以外の人間として先輩としてのそれぞれを知ることができる重要な機会です。
 トップと触れ合える機会はドンドン自ら近づかないと勿体ないですね。
 そんな機会があって、「さて明日も仕事頑張ろう」となれることが人間なのでしょう。
 
 
 尚、今回の飲み会をセッティングしてくれたのは私の上司です(お馴染みの!)。約束だけ取ってくれて、後は自分達でと。
 改めて感謝!
 皆様の会社でも是非と思うのですが、トップ自らが誘うよりも、誰か中間の人がセッティングしてあげると良いかもしれませんね。加えて、たまに「俺を誰も誘わない」と嘆いているトップの方もいますが、歩みよることも必要です。

2009年2月6日 7:18 AM

北関東のご支援先「営業マン同行」

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 私自身、前職で8年間営業マンであったこともあり、営業強化などのテーマは大好きなものです。これまで、廃棄物処理業の営業マンとは、営業マン研修や営業同行、営業会議などを通して、数百人程お会いしてきた中で伸びる営業マン、伸び悩む営業マンも見えてきました。
 本日は営業同行でしたが、二人とも別に悪くはない営業マンでした。普段の姿を見ながら、様々な視点を見ているのですが、顧客からの信頼度もそれなりにあり、真面目に取組んでいる様は伺えました。
 しかし、新規開拓の視点ではどうだっただろうか?と感じます。
 営業の中でも、既存へのフォロー能力と新規開拓能力は別物です。もちろん、それぞれの企業戦略や地域、業種によって様々でありますが、営業マンとしては新規開拓能力も避けられないものです。
 前職の時に、ある顧客の工場の人に言われた言葉が今でも憶えております。
 「良いよねー。営業の人は夢があって・・・」

2009年2月5日 9:22 PM

関東でのご支援先「面接」

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 本日は3年ぶりに健康診断を受けました。忙しさを理由に受けていませんでしたが、ようやく受けることができました。結果が楽しみです!
本日は飛び入りで、ご支援先の新卒面接に参加しました。
やはり、今年の新卒は動きが早いですね!特に環境業界への志望度は年々高まっています。最近は、少しはマシになってきましたが、まだまだ環境=ボランティア的に考えている人が多いのも事実です。私も新卒の前で講演する機会が何度か会ったので、可能な限りは伝えておりますが、大切なことはどの業界に行ってもビジネス感覚ということです。
 儲けの感覚なくして、労働は難しいものです。入社後に修正すれば良いとは行かず、「こんな筈ではなかった・・・」と後悔されて辞めていく人を少しでも減らしていきたいと思っています。
 環境業界で一番実業は廃棄物業界で、まだまだマーケットも伸びて、トップに立てるチャンスのある業界です。しかし、クリーンなものだけでなく、やはり現場があって初めて成り立っています。昔は3Kと呼ばれていた業界です。そして、多くは中小企業が多いものです。安定した労働、汚れたく無い人、全てが整っている企業、名前の通っている企業にいきたい人は、他の業界に行ってもらえればと思います。
そして、儲けなど考えることなく純粋に環境に良いことだけをしたいならば、非営利活動団体に行くべきかもしれません(悪い意味ではありません)。その方が幸せだと思うからです。
 でも、一緒にチャレンジしていきたい、そんな決意のある人にこの廃棄物業界を目指して欲しいですね。