丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年1月17日 6:41 PM

東北の産廃のご支援先「更に次のステップへ」

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 本日は東北の産廃のご支援先でした。
 雪でした!
 大学に入るまで関西で生まれ育ってきた人間でしたので寒さには弱く、夏をこよなく愛す人間でもあることから、雪を感じることは好きなものの長時間過ごすことは苦手かもしれません…。スキーなどをやっていたころは大好きだったのですけど…(スノボ世代ではありません)。雪のシーズンが待ち遠しい自分を今では不思議です。
 ご支援先にてトップと話をしていて感じたことに、「次のステップ」への挑戦というものです。トップは現状から更に前向きに挑戦しようとしてらっしゃいます!実に素晴らしいことです。 
 企業の課題は永遠に続き、悩みの無い企業は世の中に存在しません。巨大企業でも然り、家内的な家族企業でも然り、問題の種類や大きさは違っていても様々に存在しているものです。人の問題や組織の問題、業績の問題や資本の問題、方向性の問題、様々な課題が大小持っています。もしそれが無いというのは、目を背けているか、気付かないという致命的な状況でしかないのです。
 つまり経営とは課題解決の連続かもしれません。昨年よりも今年、先月よりも今月、先週よりも今週、昨日よりも明日と成長を続けていて欲しいとも思います。常に課題と真正面から逃げずに向き合えば、必ず前に進めます。裏を返せば、前に進めることが経営の楽しさかもしれませんね。
 常に前に!前のめりに!
 今年は大河ドラマの影響にて坂本龍馬が注目を集めていますが、私が好きな司馬遼太郎の「龍馬がいく」にて「死ぬときは、たとえドブの中でも、前のめりに死にたい」とあります。常に前のめりに次のステップに!

2010年1月15日 9:31 PM

関東の産廃のご支援先「部門責任者会議」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。昨年から続いている定例の部門責任者会議を当社船井総合研究所の丸の内オフィスで開催です。
 毎月部門責任者の皆さんに集まって頂き、数値の予実管理や改善管理と全社で取り組むプロジェクト事項を追いかけております。
 皆が忙しい人であるが故に、敢えて東京の弊社事務所に集まってもらっています。これには幾つかの理由があるのですが、内的要因と外的要因があり、homeとawayとする感覚でもあります。自社(home)にいると業務から自らも気持ちが切り替えられず、社員の方が問合せもあれば、また電話も掛かってきてしまい、急な来客までもあったりします。気持ち的には自社で慣れ親しんだ場所であることからも、リラックスできる良さもあるのですが、緊張感に欠ける嫌いもあります。しかし電車などで移動をして、都会の事務所に入ると気持ちは落ち着かなくなります。借りてきた猫と申しますか、良い意味で緊張感を持つことができるものです。電車に乗って移動の間に気持ちの切り替え(マインドセット)を終えることができ、日常から非日常へと導いてくれます。たいしたことがないように見えますが、この気持ちの切り替えが習熟度や中身の濃度を変えていきます。
 場所見知りという言葉がありますが、悪い意味だけでなく場所を変えることでその効果を高めることもあります。
 homeとawayの感覚は、社内会議や社内研修などの必要事項として憶えておいて欲しいと思います。

2010年1月14日 11:55 PM

北関東関東の産廃のご支援先「社員総会」

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 本日は北関東の産廃・スクラップのご支援先で、社員総会でした。
 私のご支援先の多くは、この社員総会を開催して頂いている企業が多いのですが、決算期にて数値確定後に開催する会社や年度のスタート時に開催する会社など時期は様々です。同社は決算期の違うグループ会社もあり、統一した社内での年度基準にて1月が新たな期のスタートとなることから、年明けが社員総会となった次第です。
 先期の実績と今期の方向性、そして企業理念理解の為の創業ストーリーの講和、そして表彰会と一年のスタートを新たに切る為の大事な時間です。
 各社開催する中で感じることは、その期を振り返って充実した一年が過ごせrた企業の成長は社員さんの顔に現れてくるということです。一年を振り返る時間でもあり、そして今期の具体的実施事項に対する自信は、そのすごしてきた時間の密度が現れてくるのではないでしょうか。一年前に会社の方向性や目標から、部署に落とし込まれた目標と個人目標、それが達成できたことが、新たな目標に向かえるものにもなります。
 過去から一年の計は元旦にありと言われ、多くの方が目標設定をしていることは多いと思うのですが、個人が思いの中で立てた目標が達成できなくても責める人は当然いません。そうなると多くの人間は甘えてしまうもので、新たな目標を立てるとしても過去の反省を置き去りにすることがあります。
 船井総研の考えとして、「過去オール善」というものがありますが、過去のあらゆる事柄が自分の成長の糧となっていることが多いものです。しかしそれは捉え方次第であり、プラス発想であることが過去の様々な事象への見方も変えられるというものです。人間は後ろ向きのことに目を背けがちであり、そうなることによって避けて通ろうともするものです。過去を責めるのではなく、反省や分析をして原因を見つけ、そしてその上で新たな一年の計を練って欲しいものです。
 一年の反省は決して後ろ向きのことではなく、将来のためのスタートであり、反省点は次に生きてくると考えれば、振り返ることも勉強なのでしょう。

2010年1月8日 10:49 PM

関東の産廃のご支援先「営業部門のマンネリ」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 同社での営業会議の実施時に、営業部門内での起爆剤の話になりました。これまである程度、営業活動を行ってきた会社では、悪しき習慣となるマンネリというものもあります。例えば、担当先も変わらない、メンバーも変わらない、顧客も変わらないとなった時に陥り易く、解っていながらも楽なほうに流れてしまうものです。私自身も前職の商社マン時代には何度と陥った記憶もあります。変えないことは楽でもあり、そして変化を嫌うようになってしまいます。だからこそ、陥る前に変えていく必要もあるのでしょう。
 営業部門のマンネリ打破の為に何をすべきかと言えば、前述の逆をしていけば良いだけです。担当を変えてみる、新しい人員を入れていく、新規顧客を獲得していく、とそれぞれに意味が存在しています。
 担当を変えれば、新たな知識と新たな人間関係構築、顧客ごとに新たな営業テーマの創出が生まれてきます。緊張感がある営業は、マンネリ気分を吹き飛ばすどころか、営業マンとしての成長も望めます。
 新しい人員は特に効果的です。同じメンバーで同じリズムで仕事をすると、楽なことも多くなり、所謂「あ・うん」の呼吸でも動けるようになっていきます。しかし、その「あ・うん」が「馴れ合い」になることもあり、刺激面で欠けていくことにもなることもあるのです。だからこそ、新たな人員の拡充や入れ替えによる血の活性化も必要となってきます。多くの営業マンが、これまで当たり前と思っていた営業手法が非常識や通常とかけ離れていることも、新たな血によって気付かされるものです。そして新たな競争心にも繋がってもいきます。
 最後に新たな顧客獲得ですが、営業部門の永遠のテーマではないでしょうか。営業マンとして、会社から与えられた顧客は先輩達がつくってきた資産であり、自らの営業としての価値ではありません。商権と呼ばれる、会社の商としての結果でもあるわけです。だからこそ、既存顧客は守って当然であり、新た顧客を切り拓いたことがその営業マンでの功績として判り易いものにもまっていきます。
 ついつい陥ってしまいがちな営業部門のマンネリですが、新年を機に是非その具体的打破に動いてみませんか!

2010年1月6日 11:16 PM

全社研修「新年のスタートでした!」

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 昨年のブログでもご紹介しましたが、5日6日と船井総研の全社研修でした。過去は12月に開催していたのですが、ここ数年は新年のスタートを全社一緒に切る形となっています。船井総研は12月決算ですので、昨年度の総括と今期の数値的ビジョンや方向性と取り組み事項をトップから聞き、そして部であったり、グループであったり、チームであったり個別の会議をみっちりと行います。そして必ず、会社の歴史を振り返り歴史から理念を再確認もしていきます。また、毎年恒例の表彰会も行われ、全社員のアンケートにて選ばれる各賞と定量的な面での賞とがあり、皆が毎年楽しみにしております(余談ですが、誠に恐縮ながら「一緒に飲みたいリーダー大賞」を頂きました。ありがたいことですが、今年の酒代が心配でもあります・・・(笑))。
 今回の研修会においても多くの気付きがあったのですが、特に創業者である現最高顧問の船井幸雄の話も心に沁みました。最近は体調も崩していたこともあり、参加も心配されていたのですが、船井総研社員に知っていて欲しいこととして、コンサルティングを行う上での重要な幾つかのことを再確認させられました。
・自分が理解して納得して成功すると確信するものしか提案しない
・世のため人のためになることしかやらない
・真実を知り、知らないことは言わない書かない提案しない
・どんな小さな事柄であっても責任を持って親身に対応すること
・超プロと上手く付き合う
・船井流経営法
 これらは、我々船井総研のコンサルタントが忘れてはいけない重要なことです。これがなくなれば、船井総研でなくなってしまう程かもしれません。徹底的に拘って我々が実践しなければならない、改めての気付きでした。
 本来ならば、このようなことをこのブログで書いてはいけないのかもしれませんが、私自身改めて新年での決意のひとつとして書かせて頂きました。
 このような私ですが、本年もよろしくお願い致します。

2010年1月1日 7:43 PM

新年!おめでとうございます!「今年も産廃が熱い!」

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新年明けましておめでとうございます!
 今年も昨年に続き、産廃業界は大きなうねりに巻き込まれそうです。不況という言葉では、もはや片付けられないような業界変換に来ているのではないでしょうか。
 昨年の終盤に増えてきた案件が、まさしく経営戦略の見直しについてです。危機感が先を読む企業程更に生れており、業界環境の将来予測も厳しく見ている現状です。
 市場(マーケット)が減るということは確かに恐ろしいことであり、「ゼロにはならない」と慰めを言い合っているよりも、減ったマーケットの大きさだけ自社収益もその掛け率で減ることを理解しなければなりません。もちろん、ゼロにならないマーケットにて自社の中長期的に生き残る戦略さえ決まれば良いだけです。逆を返せば、営業を強化してなどの漠然とした「頑張ります」型では済まされなくなっていると言って良いのではないでしょうか。
 市場が未成熟であったこれまでは、自社の本当の実力でなくても業績が伸びていました。もちろん、それよりも一歩先に行く企業は更に伸びやすかったと言っても良いかもしれません。
 しかし今、業界が未成熟の内にパイ(需要)減少となる異常期に突入しており、単なる一歩二歩先に進むだけでは済まされないのではないでしょうか。先を進むことは差別化ではあったのですが、現状の市況で言えば圧倒的な差別化要素になり難くなっています。
 視点はこれまでの「産廃」と呼ぶ世界から脱皮することではないのでしょうか。脱産廃はこれまでも唱えてきましたが、廃棄物を扱うことを止めるのではなく、廃棄物の処理とする仕事の観点を外してしまうことであると思っています。漠然としてよく解らないかもしれませんので具体的に申し上げますと、単なるリサイクル業ではなく、処理をすることから削減させることに移行していかなければならないのではないでしょうか。
 廃棄物削減業として、自らのこれまでを打ち消すことが始まりかもしれません。削減させることは市場減少の要素かと言えば、それも確かなのですが、自社がやらなくても排出元もまた競合となる異業種を含めた誰かがしてしまうことでもあります。
 新年でもありますが、敢えて激動の一年になりそうな今年を、自らのギアチェンジにて進めて欲しいと思います。
全く関係の無い写真ですが愛犬ルナ(♀)です。
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年末年始の休みは、ほぼ毎日散歩に連れていっています。普段は夜中と早朝にしか会わないので、このような休みの時は貴重ですね。
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夜中1時過ぎに帰ってきても、唯一起きてきてくれて、一緒に遊んでいます。ソファで3時頃まで仕事をしていると最初は横で寝だすのですが、長引くと迷惑そうにフラフラと小屋に帰っていきます。
というわけで、年末年始のルナでした。
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2009年12月24日 10:58 PM

関東の産廃のご支援先「組織は離合と集散を繰り返す」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 組織編成の話となり、同社トップにも正直迷いが出ていました。その理由は幾つかあったのですが、①戦力に関すること②長期短期ビジョンとの整合性というものだったと思います。
 しかしこれは同社に限ったことでもなく、ご支援を通して多くの企業で直面する話でもあります。
 ①の戦力に関しては、そのポストに充当する為の人材課題です。任せていきたい仕事はあるが、そして会社の成長がされていても、それをやれる人材がいないということです。部長や課長、マネージャーやリーダーなど様々な役職があっても、その役割と権限と責任が明確でなかったり、明確であってもそれができている人がいなかったりとなってしまいがちです。結果として、数少ないそれができる能力のある人が兼務だらけになっていたり、社長や取締役クラスまでもが兼務で現場の最前線になっていることもあります。つまり戦力が整っていたら、組織を考えることも随分と楽なのにと思いがちになってしまいます。しかし戦力が整っていない中で、組織をどのように構築していくべきなのかと答に窮してしまうということです。
 ②の長期短期のビジョンとの整合性というものも、人材に関するかもしれませんが、長期的な方向に合わせた組織を作ろうとしても、現在の短期的対応にはそぐわないことも見えている場合です。長期的方向性として、例えば分社化というものがあれば、分社を目指した事業責任をそこで完結するように組織を作っていかなければなりません。しかし、①のようにそれを任せるポストの人材不足や、この不況期対応として事業部型が難しいなどの場合は、どの時点を見た作り方が正しいかが解らなくなってしまいます。
 多くの組織の悩みにて、そして組織を変えることに対して自らの軸がぶれているのかも不安にもなってしまいます。組織のことを考えていくと結論がなかなか出てこないことも確かです。
 しかし答として明確にあることは、「組織は離合と集散を繰り返す」ということです。今の現状でもちろん将来を見据えた組織でなければなりませんが、その戦力が無き場合や非常時対応としての組織を考え抜いてつくり、もしそこで不都合があれば変えれば良いだけです。
 組織は様々な形に変形していっても、何もおかしくありません。時流が変わることも然り、人の成長も能力も変わるので、それが確認できた時点で変えていくべなのでしょう。
 変えることを怖れるよりも、変えないことでのデメリットを考えてみてください。

2009年12月23日 7:54 AM

中部の産廃のご支援先「作戦会議」

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 本日のご支援は中部の産廃のご支援先でした。
 ご支援後の夜にターミナル駅にて、経営相談をお受けしておりましたが、いつも思うことは企業の悩みは百社百通りです。
 セミナーご参加企業にはご参加特典として、1時間程度の無料相談を実施しております。作戦会議とも呼んでおります。多くは日を改めて、会社に来て頂くことが多いのですが、いつの時代もそのご相談内容は違うものです。他社から言わせれば贅沢な悩みを抱えている企業もあれば、緊急性を伴う悩みというよりも課題を抱えている企業も多いものです。
 その中でも今年もっとも多かったものは、営業系のお話ではなかったでしょうか。「営業を強くしたい!」とこの時代だからこそ、抱えている不安材料でもあると思います。公共土木減少、住宅着工数80万戸割れ、製造不況、各社の廃棄物減量の取組も響き、まだまだ廃棄物マーケットは減少していきます。過去までは近隣同業他社との兼ね合いや、持ち込み客との関係からも攻めることができなかった企業や、過去客にて経営が大きくぶれなかった企業が、この時代にさらされていることは営業の重要性もあったのではないでしょうか。不思議なことに、これまでも営業強化に取組んでいた企業程、その悩みもあるものです。他社が取組んでいない時は、自社の営業展開もスムーズになっていたものが、各社との差が近づいてきていると実感しているようです。
 例え半歩でも他社より先に競合より前に出れるか。その拘りが経営の大きな部分に影響が出て行くのでしょう。

2009年12月17日 10:26 PM

関西の再生資源のご支援先「ホルモン」

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本日は関西の再生資源のご支援先でした。
題名の通り、仕事とは全く関係無い話で恐縮です・・・。
 突然ですが私は所謂B級グルメというものが大好きで、よく雑誌などのB級グルメ本を見てニヤニヤしています。雑誌やテレビなどのメディアでも紹介されるようになり、ブームでもありますよね。不況下では安くても美味しいものを求めるのも当然の流れです。
果たしてB級の定義はと言われますと様々な価値観にて評されることも多く、質より量などが多く共通化しているのかもしれません。勝手ながら私のB級グルメとは、美味しいながら安い、店構えや雰囲気などの外見に囚われず、味で勝負しているとしています。
 
 何故いきなりB級グルメの話をしているのかと申しますと、「貴船さんの好きそうなところがあるよ!」とお誘い頂いた店に感動したからです。
 つれて行って頂いたのはホルモン焼き屋です。軒先を利用した店作りで、ほぼ屋台のような状況と言ってよいでしょう。
 私の世代では、まさしく「じゃりん子チエ」の世界そのものと言えば解る人も多いと思います。1本80円のホルモンを次々に焼き続け、小さなカウンターでほっつきます。ビールを頼めば缶ビールが出てきます。煙はモクモクとのぼり、それを求め様々な人が買いに来てくれます。お母さんと子供が買物帰りに2本買って食べて帰っていったり、子供3人が1本ずつ買って食べていったり、仕事着(作業着)のままでお父さんが子供を連れて夕飯前の腹ごしらえをしたり、仕事仲間がニッカポッカのままで一杯飲んだ後に来ていたり、皆がそのホルモンを美味しく、楽しく食べて帰っていきます。店主の「おばちゃん」は気さくに買いに来た人と軽口を叩きながら、次々に焼き続けてくれます。
 味はもちろん最高に美味しいのですが、それよりも大事なことは「誰と食べるのか」かもしれません。
 食べている人達の笑顔は味以上の価値がそこにあるように見えてなりません。安くて美味しいホルモンを通した、家族や友人との時間と味を共有した価値ともなるでしょう。「モノより思い出」と日産セレナでの名フレーズがありますが、モノの価値観が多様化している今、明確に変わらないものはこの「思いの共有による思い出」かもしれません。
 大阪の下町らしいそのような日常に囲まれ、私も幸せな時間を頂きました。
 仕事の話ではなく恐縮ですが、ついつい感動してしまったので書かせて頂きました。
おいしそうでしょう!
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是非!食べて欲しいです!
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2009年12月16日 10:40 PM

中国四国の一廃と産廃のご支援先「一般廃棄物の営業」

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本日は中四国の一廃と産廃のご支援先でした。
 先方と話をしていて気になったのが、一般廃棄物向けの今後の営業手法です。数年前よりエリアによっては、ルール無視の営業が増えてきていました。紳士協定と申しますか、人のモノを横取りしないなどの暗黙のルールが存在していました。それ故に営業と言えば、一度契約が決まれば既存対応も少なく、新規は新店のみとなっていました。その新店に、ここぞと群がるわけですから情報戦でもあったかもしれません。処理場は同じ場所に持っていくわけですから、価格差は大きく変わらず、運賃の経費を下げるには近隣を多数獲得していることが大前提でした。つまり該当のパッカー車1台損益が上回った企業で情報や政治力の強いところは勝ちやすかったと言っても良いでしょう。
 しかし一方で7年程前から、管理会社としての動きが増えてきたのも事実です。本社などに直接営業を掛けていき、一般廃棄物ならば業者選定や確認などのコンプライアンス管理、業務管理(実績及び日常報告)、廃棄物コスト削減(頻度の見直し、有価品売却)などの煩雑業務を受けるようになりました。確かに許認可上では市町村単位での許可となり、新たに地域拡大にて進出してくる企業にとって、またFCなどの本部にて廃棄物リスクを該当部署の僅かな人員にて管理するには難しく、当然の流れであったかもしれません。
 ただ一方で危惧するのはこの管理会社の手法がいつまで続くのかということです。ある種の業界が向かえた時代の歪によって、必要とされた手法であったかもしれません。本来は当然自社で行うべきであって、しかしその件数の多さにより手が足りないことや法的リスクを抱えながらも少ない材料にて判断する難しさからも成り立っているのでしょう。
 全てが優良な業者になり、また許認可の制限が外れ広範囲で扱える業者が生まれたり、適正な手法と適正な料金にこなれてくれば不要の話です。
 しかしそれを待つことは時間との戦いでもあり、いつまでとは言いませんが頼らざるを得ないのも事実です。
 最近は一廃の新規営業でも新店が出店前に中央で既に決まっていると話が出ることも多いのですが、今後益々中央での戦いが激化されることも予想されます。