丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年9月14日 8:07 PM

関東の産廃のご支援先「草創期の飛び道具」

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本日は関東の産廃のご支援先でした。
属人的営業から組織営業への取組みについて話をしていたのですが、その折に過去の支援先にての草創期の飛び道具についての話を思い出しました。
 し尿汲み取りや一廃系などからの発展型産廃業ではなく、創業型産廃業の場合、初期段階ではトップ自らもそしてある種「飛び道具」の営業マンにて伸びた企業も多く存在しています。社長も当時は、そのような「飛び道具」が必要であったことを認めています。
 飛び道具と言えば、拳銃、鉄砲、などの武器をあらわすことでもあり、つまり危ない武器でもあるわけです。使い方を間違えなくても危ないのですが、それでもその力が必要な時代でもあったのでしょう。顧客を獲得していき、売上数値をつくっていくことが必要な段階であり、そして設備を持てばそれが更に必要になった時代でもあったのです。
 しかし時代も変わり、企業となった廃棄物処理業が組織化を向かうにつれて、その役割を持て余すようになりがちです。成長の段階では必要なことも、そのやり方や考え方が時代とも相違が出るようになっており、場合によっては危険な場合にもなることもあります。過去の功績はもちろん評価も感謝もしている故に、更に難しいのかもしれませんが、しかし優先すべきが何かを考えれば答があるのかもしれません。
 企業は存続することがもっとも重要です。
 存続できるから、頑張ってくれる社員さんやその家族にも報いることができて、現在の顧客にも満足度を追求できるのでしょう。もし存続を阻害させるような要因になる場合には、対処をしていくことが優先度の高い課題でもあります。許認可業である廃棄物処理業にとっては、その存続は言うまでもなくコンプライアンス対応は絶対のものです。そして営業強化が迫られている今となっては、営業を組織化することも絶対条件であり、属人型は阻害要因になることが増えています。
 飛び道具の方の考え方を変えられるか、もしくはやり方を変えさせられるか、もしできない場合は立場を変えて、その能力を活かすことができないか?
 
 会社の成長においての優先事項や組織つくりも、過去に囚われず考えて欲しいですね。
8月1日に移転した新しい大阪事務所です。淀屋橋の所謂、住友村に入りました。
実は移転して2回目の訪問です。前回は夜であまり写真が取れなかったので・・・
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やはり、新しい事務所は気持ちよいですね!
これで、益々お客様が来やすい事務所になれたかもしれません。
中身には様々な秘密があります!追々ご紹介します。
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日曜日の海です。先週に続き、解体が進んでいます。
今年の海の家は昨年以上にクラブ化していき、大音量に合わせて、悪羅悪羅の兄ちゃんにギャルに外人だらけでした。タトゥー率も高かったですね。
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以前もご紹介したことのあるご支援先の犬です。テリアです。
誰も相手をしていないと、スリッパを取ろうとちょっかいを出してくるのですが、それでも相手をしないとスリッパに当てつけをしていました。不満をスリッパにぶつけ「構って!構って!」の状態でした。
そしてフテ寝です。あまりに可愛くて写真撮ってしまいました。
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その後はソファで甘えてきました。お腹を出して、「撫でて撫でて」の図です。
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2010年9月9日 8:07 AM

中部の産廃のご支援先「後継者とどう向き合うか?」

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 本日は中部の産廃のご支援先でした。
 同社では現社長の息子さんである後継予定者とご一緒にあらゆることを進めていくことも多いものです。頭も柔らかく、実行力もあり、物事のスジも見極められ、人望もあり、そして誰よりも働きます。所謂優秀な人です。恐らく、一般の会社にいても相当のポジションで能力を発揮したのではないでしょうか。
多くの企業の方が欲しいと思われる人材です。
 廃棄物処理業でも世代交代は進み、この10年程の間で若き経営者が生まれており、一方でオーナー型経営からの脱皮として、サラリーマンから廃棄物処理業の経営者となる人も増えております。オーナーがそうやって抜擢する背景としては、一番に会社のことを大事にしており、イコール社員さんの幸せを願うからこそが多いようです。自分の能力の限界からも、上手く経営がやれる人に任せた方が会社にとって、社員さんにとっても幸せという考えです。そして更に、これから絶対安泰な廃棄物処理業があるならば問題ないのですが、今後も茨の道が続く廃棄物処理業では任せていくことが可愛そうでもあるとも言う人もいます。息子だからこそ、父親として本当に幸せになれる道を応援したいようですね。結果として、経営と資本の分離を目指す企業も増えてきました。
 後継者を考える時に、もちろん中小企業であるならば血の繋がりを重要視することはわかります。命懸けになれることは、その血であることも多いようです。もちろん、任せられれば一生懸命に死ぬ気で取組むのですが、死ぬ気で取組むと命懸けは違うようです。
 
 それ故、後継者問題に悩む経営者は多いのですが、答として一番会社を上手く経営してくれる人に任せることであることは明確です。それは本当に定量的や定性的要素もあり、ヤル気や能力、人間性やリーダーシップ、行動力とあらゆる力の総合的なものとなりますが、上手く経営ができるとはそのような総合点でフラットに考えなければならないのでしょう。血により責任感のポイントが高い場合もあれば、人間力によって社内での信頼が厚い場合もあれば、それがあっても決断力や素直さや勉強好きが無い場合もあれば、数値が強くても人望がない場合もあります。
 多くの創業オーナーでは先ず会社が一心同体であり、自らも家族を犠牲にしてきた人は多いものです。そのように会社を愛している人ですが、後継問題になった時にはぶれてしまうことが多いようです。会社にとっての良き経営者が誰かは答が出ないようですね。
 私のご支援先でも様々なケースがありますが、共通していることは新たな時代に備えていることではないでしょうか。若き経営者ならびに経営者候補が、率先して新たなことに取組んでいます。過去の成長要因を否定はしませんが、成長の阻害要因にならないように、フラットに取組んでいるとも言えます。そのような人達が増えることでようやく業界も変わっていくのでしょうね。
 会社によって後継者問題に正解はなく、それぞれに状況や事情も違うとは思います。しかしだからこそ、今の自分の会社でベストな経営者とはどのような人なのかをフラットに見つめて欲しいと思います。
9月に入ると近所の海も様変わりします。今週の日曜日は海の家の撤去が始まっていました。あれだけの賑わいが嘘のようですね。夏の海の終わりを感じると、秋を感じる季節です。
一方でサーフィンは本格的な季節になってきますので、気合入れて筋トレしないといけませんね!
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2010年9月2日 1:07 PM

富山県産廃協会の講演

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 本日は富山県産廃協会での講演に富山に行って参りました。
 400名を誇る会員を誇る同県の協会ですが、取組も寄り合いではなく、前向きに業界の地位向上に努め続けています。
 他県の産廃協会でも講演させて頂く機会がこれまでもありましたが、その温度感は確かに様々でした。その地域での文化や環境がそうさせてしまったのかもしれませんが、参加者も然り、聞く姿勢も然りで、本気度が現れていると思います。勉強なのか、具体的な明日からの為の時間の投資なのか?
 船井総研では成功の三大要素として、「素直」「プラス発想」「勉強好き」とするものがあります。経営者はこの3つを持っていなければなりません。そのひとつだけ、ふたつだけではなく、全てについて持たなければなりません。中小企業において、「企業は99.9%トップで決まる」との考え方の下、経営者のその発想が企業の命運を握っているわけです。
 今回は「勉強好き」についてですが、ご存知の通り「勉強」とは言っても幅広く、単なる知識の付加だけではありません。情報について貪欲であり、自分の業界には関係ない、自社には関係ない、ではなく全てが勉強であることを認識することからスタートでもあります。そして得た情報を自社向けに転換することも勉強であり、挑戦することも勉強であります。
 しかし一部の経営者にはこの勉強を嫌ったり、言い訳をする人もいます。「それは俺ではなく、●●が聞いておけば良い」「ウチには関係ない」「他社が上手くいっていても自社では違う」と勉強と思えなくなっているのです。
 更に勉強ばかりの人もいます。これも勉強しない人に比べると遥かに良いのですが、しかし勉強とはそれを具体的に使うから勉強に行くわけであり、勉強ばかりで頭が大きくなるだけでは始まりません。
 つまりそうなると勉強するためにはどのようにするかを目的ではなく、自社の中長期的ゴールがあることの手段としての勉強でなければなりません。勉強は目的ではなく手段であることがわかれば、勉強のコツも見えてくるでしょう。
 我々船井総研でも一番の勉強は現場であり、本でもインターネットでもないことを教えています。情報過多の時代に、調べることはワンクリックで見つけることができます。しかしその情報は勉強ではなく、一般的な知識かもしれません。人から聞いた話も同様で、それは一般的な情報であり、人に伝えられるものでもありません。情報は自らの手と足で感じたものでこそ、本当の情報になってきます。その情報を得ようとする意識と行動、そして変換するビジネス脳と行動に繋がることが勉強なのかもしれません。得た情報を肯定的に捉えることも必要であり、そこから初めてビジネス脳は活性化されていきます。
更に他業界も含め経済動向もマクロに捉えてこそ勉強なのでしょうね。 かく言う私も学生時代は勉強嫌いで、如何にサボることばかりを考えたようなタイプであり、とても偉そうなこと言える立場ではありません。そして同様に勉強は苦手と言える人も多いことでしょう。しかし学校で学ぶ勉強とは違う勉強が、商売やビジネスでは必要となります。
 商売においての勉強を大好きになり、ゴールを明確にした勉強を是非意識してみてください。
 
富山ということで、富山濃厚醤油ラーメンを食べようと行ってきましたが、食べ終わってから写真を撮り忘れていたことに気付きました・・・。というわけで店舗の写真です・・・
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夏も終わりの近所の海です。一応、8月31日までが海水浴場となっており、朝8時~夕方5時まではサーフィンができないエリアになります。9月からはサーフィンも可能となりますが、オープンが続く海の家もあり、まだまだ夏は終らない感じです!
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2010年8月26日 6:51 AM

北関東の産廃・再生資源のご支援先「合宿」

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 本日は北関東の産廃・再生資源のご支援先にて、合宿を行いました。
 部門責任者及び営業マンを合わせ、20名弱となりましたが、宿泊可能な研修施設にて朝から晩までみっちりと話し合い足並みを揃え、また新たな一歩に進みだしたと言えるでしょう。
 ところで、私はこのような「膝をつき合わせて」というのは嫌いではありません。和式な考えかもしれませんが、合理的ではないかもしれませんが、1泊してまで膝をつき合わせた時間は必ず大きな結果を産み出してくれます。
 私がご支援に行く全ての廃棄物処理業は所謂中小企業と言われる規模であり、1人の動きが経営にも業務にも大きく影響を与えてしまいます。皆がひとつひとつの大事な部分を担い、欠けることで他にも影響を与え、負担を与え、いつもギリギリの人員数と言っても良いのでしょう。つまり、全員が忙しく時間に追われていることは確かです。特に管理者となればその割合は大きく、また営業マンに関しても同様に多忙な毎日に追われています。
 しかし毎日の多忙さゆえに、大事なコミュニケーションは取れているかと言うと、殆どが欠けているといって良い状態だと思います。
 
 急がばまわれ
 
 急がなければならないからこそ、立ち止まらなければなりません。勿論、走りながらも考えなければならないのですが、段取り7割8割と言うようにそこを抜きに走っていても結局遠回りになってしまうでしょう。慌しい中で何かを決めようとしても、心の余裕がなければお互いにそれは伝わり、所謂「やっつけ」仕事にもなってしまうでしょいます。携帯電話が鳴り、社内人員にも呼び出され、そして毎日の滑った転んだにまた忙殺されることでしょう。
 膝をつめるとは、そのお互いの心の余裕が出る時間であり、打合せするぞとのマインドセットも終った状態でもあります。そして何よりも場所を変えて、気分を変えて、長時間一緒にいて話をするだけで相手を理解することもできてきます。
 コミュニケーションの強化を各社掲げますが、その時間をつくることも大事な手法のひとつです。たまにはじっくり話ができる時間をつくり、そして1泊してでも様々なことを話し合って、風呂に入って酒でも飲んでが何倍もの力を産み出すこともできるのでしょう。
 
別のご支援先での写真ですが、あまりに夏空でしたので写真を撮ってしまいました
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昔は夏にこのような空を見るのが大好きでした
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一方、以前ご紹介した猫が少し大きくなっていました
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他の兄弟は、社員さんやお客さんが引取ってくれました
嬉しいですね!
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仲の良い二匹でしたよ!
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2010年8月18日 8:49 AM

盆休み・・・でしたか?

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 世間でもお盆休みと言われる期間が終わったようですね。
 東京も電車がようやく通常に戻ってきたように見えます。しかし、相変わらずの出張の毎日で羽田や東京駅や新横浜駅に行くと、まだまだ旅行客らしき大きな鞄をガラガラがいます・・・。
 ご支援先などから私もよく聞かれるのですが、船井総研の盆休みは?となりますと・・・ございません!100を超える業種のコンサルティングをしている会社故に、お盆休みも普通に稼動しているサービス業なども多く、更にお休みの期間にじっくりとコンサルティングを望まれる企業もございます。それ故に決まった期間を会社は設けることなく、1年間のうちに5日間好きな期間にリフレッシュ休暇を取ることができるようになっています。
 私は本年は休暇を貰いました。実家での法事もあった為に3日間休みを取りました。1000円高速の影響もあり、大渋滞にもあいましたが、ノンビりとできたかもしれません。
 ところで、私のモットーは「死ぬほど働き、死ぬほど遊ぶ」です。良いoffが良いonを生み出すとして、例え6日間徹夜しても、日曜日に海に行ったりはしています。そこで何もかも忘れ、身体を動かすことが私にとってのリフレッシュであり、バランスなのかもしれません。24時間365日を何年間も走り続けられる人は少ないでしょう。とは言うものの身体を休ませることを優先して寝ているだけでは、良いoffと言えるのでしょうか?
 私もメンバーに伝えていることは、上記の通り「死ぬほど働き、死ぬほど遊ぶ」の実践です。流行っている場所に行ったり、流行のものを買いに行ったり、食べに行ったり、に時間を取って欲しいと思っています。しかもそれは勉強ではなく、遊びとして何も考えずに行って欲しいと思っています。感受性を磨けるときは若いときのみであり、またマーケティングとは時流を読むこととなれば、本を読んだりやインターネットで調べたりや、人から聞いたものではありません。自分の手と足で感じたものこそが、時流を語れるリアルなものになると思っています。しかしそれが勉強と思えば、学びが変わったものになってしまいます。いち個人としての行動だからこそ、感受性も磨けるのかもしれませんね。
 私がご支援している、産廃業や一廃業、再生資源業の人達は休みも少なく、むしろその時間確保も難しいのも理解しているつもりです。しかし、それでも休みを有効に使って欲しいとも思っています。ご支援先でもお盆休みが取れた人にとって、充実したoffをすごした人は顔つきが本当に良くなって現れています。そのoffがお盆が明けても、最高のパフォーマンスを生み出してくれるのでしょうね。
 是非、死ぬほど遊んで欲しいと真に願っています!
私も先週、夏休みを貰いました!
というわけで、相変わらずルナと海です!
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実家にも帰りました。
実家のロッキー(♂)です。
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ルナとロッキーの絡みです!
なかなか、くっつかず一緒の姿を撮ることは難しいですね・・・
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2010年8月4日 10:19 PM

東北の産廃のご支援先「根性論」

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 本日は東北の産廃のご支援先でした。
 同社でも産廃獲得において、前回のブログでもお伝えさせて頂きましたことと同様に、「戦力」と「戦意」の強化とともにに「戦略」「戦術」「戦闘」を加味しております。
 今回はその「戦意」と「根性論」や「精神論」との関係性です。
 「精神論」や「心」についての強化を取組む企業は多いのですが、そこを伸ばせば全てが伸びることではないことは明確です。しかし「心」は重要な取組であることは間違いないでしょう。
 「精神論」という言葉だけ聞くと、過去の「根性論」を想像してしまうことも多いと思います。人間の精神力が物質的な劣勢を跳ね返すとされ、しかし一方で物質的劣勢を精神が跳ね返せると信じさせることは、悪く取られがちな精神論の例えになっています。
 「気合や気持ちがあれば、1億円の受注がとれる」
 「あの顧客も熱意を持って通えば獲得できる」
 「1日30件訪問すれば、なんとかなる」
 こういった精神論が産廃業界でも見られます。叱咤激励、また戦意の無い人にハッパをかける意味はあったでしょう。しかし、それを受けた営業マンなどはどのように感じるでしょうか。
 「そんなこと言っても、ウチの施設では戦えないよ」
 「30件訪問する場所も無いし、現場手伝いをしていると訪問する時間がない」
 「あの会社には、何度通っても断られているよ」
 「社長は、あのように言うけど・・・」
 
 これが悪く使われる精神論かもしれません。会社としては戦意を上げていこうとすることが、逆効果になっている時でしょう。だからこそ物質的劣勢を絶対に無視することなく、戦意向上に努めなければなりません。それが納得性があることなのかと言うことでしょう。
 弊社創業者の船井幸雄は、人間の効率は納得性によって大きく変わると言っておりました。言われたことをそのままやることを効率の1倍とするならば、説明されて納得してやればその効率は1.6倍にもなると言っております。そして自ら言い出したものをやる時には、1.6の2乗の効果も生み出します。
 つまり効果を求める為の「精神論」であるならば、その納得性や自ら能動的に動かさせることにより、所謂批判的な精神論ではなくすことが可能です。
 例えば、上記の例から言い換えると
・1億円の受注ではなく、本当に可能な金額設定とそれを達成させる道のりを本人達と一緒に考える
・熱意を持って通うことが新規開拓の答ではなく、顧客別の提案を段階毎に設定してあげること
・30件訪問することではなく、内容のある商談の件数をつくらせること
・社長が言うからではなく、本人達の目標とやる為の意味や意義を明確にしてから進ませること
なのでしょう。つまり戦意とは「戦う為の心」かもしれません。
 戦う心の創出とは、自ら産み出すものであり、決して人に授けてもらうものではありません。しかし、戦う心を芽生えさせる、戦う心を育てることは会社の役割です。その心を根性論にて逆効果にさせることは避けていきたいですね。
8月1日から、船井総研のロゴが変わりました!
東京事務所の受付写真です。
弊社も本年40周年をむかえ、新たな創業期に入りました。同日に弊社大阪事務所も淀屋橋に引っ越しましたので、またブログでもご紹介しますね。
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2010年7月28日 8:08 AM

関東の産廃・一廃のご支援先「産廃施設の見える化①」

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 本日は関東の産廃・一廃のご支援先でした。
 同社で久々に工場のチェックをしていたのですが、改善事項が継続できていない箇所を数点発見してしまいました。その点は残念ですが、しかし一方で何故継続できなかったが重要かもしれません。
 
 これまでも私のご支援先各社には、工場を最高のクロージングの場にしようと動いてきました。現地確認を要する業としては、工場の見える化は当然のことかもしれません。目指すべきは製造業の製造工場であることであり、「どうせ廃棄物だから」ではなく、モノを扱う、モノをつくる工場にならなければなりません。排出元が業者選定にて考える、「この企業に任せても大丈夫だろうか?」と思うことから安心の担保について、上場もひとつの基準でしたがそれだけでは皆が目指せるものでもありません。ならばその管理手法を見てもらい、肌で感じてもらうことが一番かもしれません。営業マンのクチだけではなく、工場の現場にその答が隠れているとも思います。
 見える工場管理のポイントは大きく10に分かれ、
①見る管理 ②品質 ③工程・作業 ④在庫 ⑤安全と5S ⑥満足思考 ⑦情報活用 ⑧時間軸
⑨保守点検 ⑩意欲
となります。
 今回は①にある、「見る管理」についてお伝えしていきます。
 見る管理とは、誰が見てもすぐわかる共通の管理になっているかというものです。①場内状況②人員配置③当日作業予定④区画、置き場⑤危険箇所⑥異常、緊急時対応 の6点について最低限の措置が取られているかというものです。
 全国の廃棄物処理業を見ていると、トップクラスでは工場運営責任者の質に連動してこの措置は取られていることは多いものです。しかしできていない工場の多くは、過去の延長のままできてしまったケースが殆どです。野天の土間での選別作業から、施設が若干広がっていき、そして現在の形になっていたりします。そうすると何が正しいかではなく、これまでも普通に運営してきた事実がそれを何の疑問にもさせなかったりしてしまうのです。
 何度も申しますが、他業界の工場を持っている人達にとって当たり前の措置がこの「見える管理」でもあります。
 工場を先ず「見える」ようにすることは最低限達成して欲しいと思います。
寝ているルナを撮ろうとしたら目だけ開いて、睨まれてしまいました・・・
「なに、撮っているんだよ・・・」というところでしょうか?
私が帰宅すると唯一起きているのはルナだけですが、私が電気をつけてビールを飲んで仕事をしているとかなり迷惑そうに寝床に入ってしまいます。
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昼に会社の近所のステーキ屋に行きました。320gハンバーグ&大盛ライス2杯はさすがに腹一杯に・・・
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夜はメンターをしている、1年生の市川さんと八重洲の焼きトン屋さんに。メンバーと飲む時によく使う店ですが、ホルモン系が充実していてホッピーとともに酒が進む良い店です。
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2010年7月21日 8:22 AM

関東の産廃のご支援先「知識という基礎体力」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 同社では営業強化をお手伝いしているのですが、その際にポイントを改めて整理した話です。
 戦力 x 戦意 =売上 であり、それに戦略を掛けることにより、戦略 x 戦力  x  戦意=a売上tとなります。
 このaの数値は、取組む戦略などにより異なってきます。それ故、廃棄物処理業の各社が新たな事業展開や仕掛けを講じています。
 しかし幾ら良い戦略や実現性の高い戦術と具体的な戦闘プランが練られていても、戦力と戦意が無ければ戦えません。どちらもともに伸ばしていかなければならない企業課題のひとつかもしれません。
 戦意については、また改めた機会にお伝えしていきますが、今回は戦力に関する構成要素のひとつである知識についてです。
  
 廃棄物処理業の営業マンとして、廃棄物関連法に関してプロフェッショナルでなければならないと思っています。これは産廃についてだけでなく、一廃も再生資源であっても同様です。近年の排出元のコンプライアンス意識の向上により、排出元の知識レベルも上がっており、それに負けない知識は最低条件かもしれません。
 しかし、この知識というものが厄介であり、廃掃法の丸暗記をしていても使えません。省令、条例、判例でさえも知っていなければ、顧客に信頼を与えられるプロフェッショナルにもなれないでしょう。
 私のご支援先では、営業マンはもちろん全社的な廃棄物テストを継続的に実施して頂いておりますが、この結果を見ていても各社レベル感はマチマチです。
 机で覚えられる知識は知れていますが、それでも知識を入れ込む努力が無ければ、勝手につくものでもないのが知識ではないでしょうか。ある会社では現場のドライバーや事務員の方が点数が高い場合もあり、またベテラン営業マンよりも若手営業マンの方が獲得点数が高い場合もあります。
 大事なことは、点数を取れていることよりも、知らなかった知識について覚えることが営業マンの基礎体力とわかっているかということです。
 テストなどでは確かに使える知識かどうかはわかりませんが、しかしたかがテストでも答えられる知識レベルは最低限持っていて欲しいと思っています。
 営業マンが本当にコンサルティング営業を目指すならば、その求められる能力から逃げずに取組んで欲しいですね。
 営業マン育成には現場経験が一番ですが、しかし早期育成を目指すならば同時進行にて知識の充実を忘れないでください。
ご支援先の近所のラーメン屋です。ネーミングに惹かれましたが、味は普通のラーメン屋でした・・・
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海に3週連続で入れました!やはり、海に入れた週は気持ち良いですね~。
良いOFFが良いONが生み出します!!
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2010年7月13日 8:54 PM

中四国の産廃のご支援先「廃棄物管理から環境コスト削減業」

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 本日は中四国の産廃のご支援先でした。
 同社で新たに取組む内容として、環境コスト削減業というものがあります。
 これまでも当ブログにてお伝えしてきましたが、廃棄物が減少していく中で廃棄物処理業は廃棄物削減業に変化をしていくのですが、もっと言えば環境コスト削減業にならなければなりません。
 廃棄物の削減は当たり前なのですが、排出元に関して言えば、廃棄物に関する経費よりもエネルギーに関するコストの方が莫大なものになっています。そうなれば、今後のエネルギーリスクを考えても顧客の意識の重要度は廃棄物だけの環境対策コストではありません。
 私自身もご支援先の営業マンと同行にて顧客訪問をすることが多いのですが、その折に排出元から出る声もコストダウンに関しての悩みです。提案が欲しいと言うことも、過去はコンプライアンスや有価物化についてでしたが、明確な変化を感じています。
 多くの廃棄物処理業の方々は、そのニーズが解っていても具体的に取組めないものです。その為の知識と経験が足りないことにより、二の足を踏んでしまいがちです。もちろん、それは当然のことであり、中途半端な知識では却って顧客に迷惑を掛けることから、迂闊に進められなかったでしょう。
 「必要なことであっても進め方がわからない」ということかもしれません。
 
 しかし、本当にそれで良いのでしょうか?年々減量化、コストダウンが進む廃棄物だけを追いかけていることならば、新規顧客開拓を更にスピードアップしていくしかありません。奪うときにコストダウンも避けられないことでもあるでしょう。結果として、経営の収益力は落ちていくことが予想されてしまうのです。
 だからこそ伸びていくことにチャレンジしていくこと、そして今いる社員さん達の10年先20年先に希望を持って働ける場をつくることが必要です。
 新たなチャレンジ!恐れずに伸びるマーケットにもチャレンジしてみてください!
昼食に連れていって頂いた、スタンド型うどん店です。
こういった店は本当においしいですね!
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2010年7月7日 2:16 AM

関東の産廃のご支援先「攻めの姿勢を忘れていませんか?」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 トップと打合せをしていた折に、中長期の進捗確認をしておりましたが、どのような時でも攻めの手綱を緩めない姿勢にたいへん嬉しく感じました。
 昨年などの急落した市場環境においては、攻めの手綱が緩まっていた企業も多かったと思います。もちろん計画の見直しなども正しいことでしょうし、時流の変化も明確にあったことでしょう。
 
 しかし、時流によって計画を見直すことと、攻めの姿勢を無くすことは話は違います。
 「このような時代だから仕方ない」
 「減収減益になるから仕方ない」
 「先が見えないから仕方ない」
 「一度、元の水準に戻るまで仕方ない」
 「税理士、金融機関に言われたから仕方ない」
 「親に言われたから仕方ない」
 「○○が退職したから仕方ない」
 「○○だから仕方ない」はクチに出した瞬間に進化を止めてしまう言葉かもしれません。自分を納得させよう、自分は悪くないを正当化する、マイナスの言葉です。
 ブレない経営とは信念を持って取組めているかなのでしょう。
 廃棄物処理業の性質上、設置許可までの期間を考えても時間は掛かってしまい、計画が実現までの年月も読みきれないものです。更に明確に廃棄物が減っていく時流からは、早期の取組は不可欠になり、攻めの取組だけは絶対に緩めてはいけない時でしょう。
 だから苦しくても、人と時間という大きなものに投資をしていくのでしょう。営業の強化についても抽象的ではなく、具体的な方向性と取組のスケジュール化も進んでいると思います。
 攻めの姿勢を忘れず、そして具体的な動きをもっと忘れずに取組んでください!
 
日曜日は海に入れました!その後に愛犬ルナと海に行ったら、暑すぎてルナは舌を「ハーハー」と出し続けていました・・・。やはりこれからの季節は夕方の散歩にしてあげないと・・・
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久々にスタカレー食べてきました!カロリー高そう・・・
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