丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年8月10日 8:42 AM

北関東の一廃・産廃のご支援先「元気を与える」

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 本日は北関東の一般廃棄物と産業廃棄物のご支援先でした。
 日常のコンサルティング活動の中で、私が注意しているひとつのことに、「元気を与えられるか」とするものがあります。このような時代ですが、暗くなっていても始まりません。前向きにプラス発想が必ず運を呼び寄せ、そしてプラスに物事が進んでいくものです。暗い顔の営業マンが受注できないことと同じですね。訪問時に私も顔が暗かったり、顔色悪かったり、眠そうだと疫病神のようになってしまいます。疲れ果てた人間では、帰って欲しいことでしょう。「貴船が来たら明るくなった」「なにかヤル気が出てきた」と言われるようにと思っています。いつも元気をお分けできる存在でいたいと思っています。
 ところで本日の同社は違います。逆に元気を頂くことの方が多いような気もします。
 同社に行くといつも元気を頂きます。社員さん皆の笑顔が、心からの笑顔であり、つくり笑顔でないのです。もちろん、それはトップの姿勢が本当に現れているからに他ありません。皆で笑顔のトレーニングをしてできたようなものではありません。心からいつも感謝が表面に現れてきているのでしょう。
 元気を頂くもうひとつの理由はトップです。いつも情熱的に夢を語る社長は、心を動かしてくれます。社長の夢を叶えたいと本当に思い、それが社員さん皆に伝わっているのではないでしょうか。
 人を動かす力とは、得てしてこのようなものではないでしょうか。「この人の為に何とかしてあげたい」「この人と同じ景色を見たい」「この人に恥をかかせられない」とお金などでは割り切れないものがあると思います。
 廃棄物処理業のコンサルティングを通して、組織構築のお手伝いをすることは多数ありますが、本当は仕組などは二の次であり、手法などはどうでも良い話だと思います。大企業ならともかく、中小企業こそトップで99.9%決まります。
 元気を与えられるトップを目指してください!

2009年8月8日 9:42 AM

関東の産廃のご支援先「調査報告」

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 本日は関東の産廃のご支援先にて、調査の報告会を行なっておりました。
 
 内容としては素晴らしい武器が社内には沢山存在しており、様々な戦略展開も可能になりそうです。
 各社にて現状把握をしていていつも感じることは、全て悪い会社などは皆無ということです。やはり皆様真剣に経営をしてきた結果としての今があり、長所の無い企業などは存在しておりません。
 長所伸展法
 我々、船井総研の経営手法のひとつにこの長所伸展法というものがあり、業績を上げるにはこの長所を伸ばすことが一番早いとする考えです。短所の是正は、業績改善には遠く、またそれを実施する側もモチベーションも上がらず、なかなかと克服できません。自らも解っていたことであり、改善できなかったから短所として残っているのでしょう。しかし長所は違います。嬉しいことや楽しいことだからこそ長所になり、それを伸ばすことは苦どころか、楽しく伸びていきます。そしてそれが圧倒的差別化として独自固有として形成されることが、安定的な業績アップにもなっていきます。
 これは人に対しても同じです。是非、長所伸展法にて自社の長所を伸ばしてみてください。

2009年8月7日 9:17 AM

東海の一廃・産廃のご支援先「ストレス」

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 本日は東海の一般廃棄物と産業廃棄物のご支援先でした。
 昼食時トップと話をしていて、ふと「貴船さんはストレス解消に何をしています?」と聞かれました。社長自身は趣味と呼べるほど趣味らしいものがなく、プライベートにての息抜きに疑問を感じているようでした。つまり、ONとOFFの切り替えというものができていないように感じていたようです。
 たまに同様のご質問を頂くことがあるのですが、私自身ストレスを感じにくい性格故に、明確なお答えができていない気がします。毎日のビールや美味いモノを食べにいくこと、休日の海などは確かに息抜きかもしれませんが、ストレス解消ではないような気もします。海に入っている時は全くといって良い程何も考えていないのですが、それが切り替えになっているのかもしれません。ただ少し感じることは、日常に起こるそれぞれの事象をストレスと感じるか否かかもしれません。自分の思い描いたことと反することが、多くストレスとして現れることが多いのですが、思い描く通りに全てがいくことの方が少ないのでは無いでしょうか。しかもそれが小さなものから大きなものまで、また積み重なることによってストレス化するようです。
 船井総研では「過去オール善」「プラス発想」「素直」と伸びる経営者の要素を上げていますが、その時々の物事の受け止め方をこの3つの要素にしていくことで、ストレスというものは全く無くなっていくものです。
 是非、この成功の3要素について受け止められるようにしていってください。

2009年8月6日 5:16 AM

東北の産廃のご支援先「いよいよ新規事業第三弾」

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 本日は東北の産廃のご支援先でした。
 同社では7月末までに2本の新規事業を立上、いよいよ第三弾へと入ろうとしています。間違いなく、攻めの姿勢を持って取組んでいます。
 
 年初より私は09年の不況期経営として、攻めの経営をお伝えしてきました。歪による新しいビジネスが生まれる時であり、そして既存事業でさえも下克上が容易な時期となっています。既に立上の2つの新規事業はその歪から生まれるもので、これから取組むものは下克上を狙う為の仕掛です。
 当然、営業マンだけでなく社員さんにも大きな負担が掛かるもの故に、本日も社長と最終的な方向性を再確認しました。
 元来は私自身も組織の力相応にて、経営を合わせていくことを推し進めるタイプですが、しかしそれだけに拘り過ぎると一向に進まない時があります。特に新規事業や組織営業を実施するとなると、負荷を掛けていかなければ何も進まないことになりがちです。
 だからこそ新規事業推進においては、強くブレないトップの信念が必要と思っています。本日解ったことは、やはりその攻め姿勢に対してはトップが変わらず持ち続けていたことです。言わば、不退転の覚悟といっても良いでしょう。当初お会いした時の決意と変わっていませんでした。
 
 新たなことを始める時は面倒なことも多く、後伸ばしにしがちです。今の仕事が忙しくなると尚更にです。だからこそ、トップ自身がその信念にて取組まなければ絶対に上手くいかないことでしょう。そしてそのトップの姿勢が、社員さんにも伝わっていき良い意味の伝染になるのではないでしょうか。
 この時代の経営手法のひとつ、トップのガムシャラさがポイントでもありますね。
★土日の農業研修をアップしておりませんでした。今回は、あの苦労した野菜の収穫祭です。涙、涙の収穫祭です。詳しくは姉妹サイトである、ヤナガッツブログをご覧ください!

2009年8月4日 8:02 AM

北関東の産廃・スクラップご支援先「営業マンの適正」

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 本日は、北関東の産廃・スクラップを扱っているご支援先の営業戦略会議として、メンバーが我が丸の内オフィスに来て頂きました。気分もawayに取組んでもらい、いつもの雰囲気からギアチェンジをして学んで頂くことが狙いです。自らの工場にいれば、現場や運搬に駆り出されたり、電話が取り次がれたり、学ぶことよりも日常が優先されてしまうからです。
 各社の営業マンに会っていつも思うことは、そのメンバーの資質と環境ということです。
 営業職という仕事には、一種の向き不向きがあります。入社の経緯などもありますが、新卒ではとにかく営業職としての間口が多いことからも、その職に向き不向き関わらず一旦は営業からスタートすることも多いようです。しかし、営業に向いていない人がいることは確かです。向いていない人間を否定することではなく、営業には向いていないがこの能力があるのではと別の能力を見つけることが会社の役目でもあります。つい廃棄物処理業界では、「営業に向いていないから現場に行け」「辞めろ」となってしまうこともあるようですが、それをやっていたらいつまでも会社は成長ができないでしょう。ひとつができないことで全人格を否定することはなく、これは管理職でも当てはまる話ではありますよね。
 そしてその資質を開花させることが環境というものです。資質がなければ始まらないとしても、資質があっても始まらないことが沢山あります。
 人と会うのが好き、へこたれない、物怖じしない、空気が読める、頭の回転が速い、折衝能力がある、行動力がある・・・まだまだ必要能力はありますが、その能力の使い方、引き出し方、テクニック、そして営業ができる環境、先輩となるモデル社員、指導者、そして社風・・・等々これらが環境かもしれません。
 弊社代表の小山が、よくこの人が育ち伸びる環境について話をしたことがありましたが、例え話として現楽天イーグルス監督の野村克也氏長男のカツノリ氏と元ヤクルトスワローズの元監督である古田敦也氏を例に出しました。古田氏はいわずと知れた当時球界を代表する名捕手であり、若手時代に当時監督であった野村克也氏に徹底的にID野球をしこまれました。一方でカツノリ氏は、七光りと言われながらも父親の監督する球団を転々としながら、花開くことなく野球人生を終えたわけです。
 才能はカツノリ氏にもあった筈です。そして親が名捕手ということで、気持ひとつで学ぶこともできた筈です。しかし、本当に成長する環境があったのでしょうか。一方の古田氏も、プロ野球に入るからには才能もあったのですが、ドラフトトップというわけではなく、眼鏡のキャッチャーとしてマイナス要素ばかり指摘されていました。しかし球団内に伸びる環境が存在していたのですね。これは社風や周囲が作り出していたのかもしれません。
 営業マンの育成に悩まれている方は、もう一度その環境について突き詰めて考え直して欲しいですね。

2009年7月31日 7:57 AM

中国地域の産廃ご支援先「トップの約束」

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 本日は中国地域の産廃のご支援先にてプロジェクト報告会でした。
 一通りの報告を終えて、これから新たなスタートを切ることになったのですが、もうひとつトップにとって大事な仕事がありました。
 それが、社員さんとの約束です。
 同社ではスタート時に現状把握の内部環境分析として、社員アンケート&ヒアリングを行なっております。当然我々が記名者を解らないようにしながらデータとしてまとめていき、その傾向値やコメントと対処についてご報告していたのですが、それに対するトップの回答が出てきました。
 それを見て感じたことは、本当に社員さんのことを考えているトップだということです。他の企業でも同様なことをしていても、それを紙にまとめて真摯に応えようとする会社は数えるほどしかなかったかもしれません。おざなりな回答や、応えられないと対処をしようとしなかった企業もあります。確かにそれぞれに事情があることは私も解っていたので、責める気は毛頭無いのですが、それでも社員さんにとっては全く違う結果になりますよね。
 顧客アンケート同様に、「書いたけど会社が何も応えない」「変わらない」では実施したことの逆効果にもなっていきます。
 小さな約束でもしっかり守ろうとする人、それは社長でなくてもひとりの人間として大事なことではないでしょうか。そういった行動の積み重ねが、「この社長とともにやっていこう」「頑張ろう」の気持になっていくと思います。「一体感が無い」「社員が言うことを聞かない」「トップの気持を理解しない」と嘆くよりも、自らがその約束をしてきたかを見直して欲しいと思います。
 同社では、社員さんにその全体に対する約束の紙を配り説明をする予定です。きっと、社員皆様が喜んでもらい、これからの新しい取組に立ち向かってくれると信じています。
 トップの約束。是非、意識してみてください。
 本件と関係無いのですが、同社で飼っている犬です。本当に可愛くて、私自身毎月会うのが楽しみです。
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2009年7月28日 6:28 AM

九州のご支援先「新たな営業ツール」

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 本日は九州の産廃のご支援先でした。
 同社では新たな社内webと営業受注型のwebと二つの仕掛をしようとしています。
 勿論、過去にも社内webはあったのですが、今回は排出元の方に見て頂き、少しでもご理解を得られるような仕組をつくろうとしております。
 社内webは、よく私が話をしますように電子会社概要とした趣が多くなってしまいがちですが、ここ数年採用の強化の中でリクルーティングを意識したwebに変わりつつありました。しかし、受注型を目指した自社サイトはどこもまだ少ないようです。
 私自身、産廃webを主宰していますが、その検索ワードを見ていても、世間が廃棄物処理業の検索をしていることがよく解ります。意外なことですが、そこでの登録企業様が我々のサイトから調べられており、自社サイト運営だけでなく外部への出し方も有効な手段になってきているようです。
 廃棄物処理業の皆様には今後、新たな営業の武器として受注型のweb構築というものも是非目指して欲しいですね。

2009年7月26日 10:04 PM

中部のご支援先「スタート」

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 本日は産廃と解体のご支援先でした。
 プロジェクトの報告会ということで、日曜日ながら職長クラスにも集まって頂きました。しかしこれにも理由がありまして、トップとしては今後を期待する幹部候補故に聞いて欲しかったのですね。
 新規事業など何か新しいことを始める時に、一番成功率を上げるにはエース人材を主担当にすることが明確にあります。しかし中小企業、ベンチャー企業などでは、そのエース人材がトップ自身になることも少なくありません。
 今回も本来トップ主導でガンガンいけば当然スピードも成功の確度も高くなるものが、敢えて様々な幹部候補生を巻き込んでいくことで、実践を通して皆の意識を上げさせたいとするトップの強い願いを感じました。
 創業してある一定の成長まではむしろワンマンを必要としており、そのトップのガムシャラさが成長の原動力になります。しかし次の成長過程に入れば幹部人材の必要性が高まり、その人材の豊富さが次の成長を決めてしまいます。企業スピードに人材が追いついていない場合は悲劇であり、その育成もしくは採用が手段となっていきます。
 採用をすることは可能ですが、やはりそうなる前に今までともに頑張ってきた人に、なんとかなって貰いたいですよね?この先も一緒に会社を盛り立ててもらい、立場も上がり、将来10年先にも20年先にも活躍して貰いたいものです。
 研修会や勉強会で、「幹部とは?」「リーダーとは?」と学んでもなかなかと落とし込めないことが多く、行ったことの満足感になっているケースがあります。行って直ぐはモチベーションも高くなっていても、日常の業務が多忙になれば直ぐに逆戻りしていることも多いものです。
 だからこそ新規事業を通して、意識改革をしてもらいたかったのです。本当の教育をしたかったのです。
 そのことを知ることができた幹部の皆様がいて、そして気持を皆が上を向いていれば必ず同社も伸びていくと思います。
 第二創業のスタートですね!

2009年7月25日 11:02 PM

北関東のご支援先「念じれば・・・」

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 本日のご支援先は、北関東の一般廃棄物と産業廃棄物のご支援先でした。
 トップと話をしている時に、あるビジョンを聞かされました。とても大きな第一歩になるビジョンです。具体的なものがなくても、瞬間に必ず達成できるということを感じました。
 それは想いというものでしょう。
 ある人が言っても一笑されることが、同じことを別の人が言う時に違って聞こえることがあります。それはその人の常日頃の言動や背景もあるかもしれませんが、もうひとつ大事なことに想いの強さでは無いでしょうか。
 真剣に思い、そしてやり遂げるとする意志は必ず相手に伝わります。言葉が魂を持って、相手に伝わってい言霊でもあるかもしれません。
 社員さん達にもこの想いは必ず伝わり、そしてそれが皆の新たな目標になっていく筈です。
 
 私自身も、経営者の方々にはこの「想い」というものは本当に大事にして頂きたいと思っています。「無理!」「ウチなんかは・・・」「ウチの地域では・・・」「ウチの会社では・・・」と出来ないことを肯定させる理由などはつまりません。
 熱い想いをいつも大事にしたいですね。

2009年7月21日 4:05 AM

最近の廃棄物に関する相談にて

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 昨年に比べて、廃棄物処理業また排出元の皆様からのご相談が増えております。
 廃棄物処理業の方では、①経営②事業構築③営業強化④事業(会社)売却などの話が多く、また排出元の方では、廃棄物コストの削減と管理面の再構築といったところでしょうか。
 これらにご対応させて頂きながら感じることに、時流の変化が急ピッチで進んでいることです。8年程前に廃棄物処理業のコンサルティングをしていた折にはなかったことが、今確実に増えております。当初の適正化、リサイクル化から、ようやく環境事業としてそして廃棄物処理業が真の企業として競争が当り前になっていることでしょうか。
 つまりこの変革期を如何に受け止めて、早い動きができることが重要になってきます。今年来年とまだまだスピードは加速していくことが予想されますので、皆様の企業でも再構築を是非進めてみてください。