丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年9月13日 1:36 PM

休日「またも!海で!」

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 本日は完全にOFFです。ということでNO産廃DAYです。
 だから今日も海に来ております。
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海水浴のシーズンが終わった海です。
 早朝の波のコンディションを見て、本当は海に入ろうと思ったのですが、溜まった仕事もあり、敢え無く断念しました。しかし、少しでも海を味わいたい私は、チャリでビールとパソコンを持ち海に来ております。
 潮とビールの香がするパソコンです!i-podも必需品です!
 昨日夜に北関東の産廃・一廃の企業へのご支援を終えて帰社すると、若手メンバーが頑張っていました。丸の内環境リスクコンサルタント ブログでお馴染み小川や、環境ビジネスナナメ読みタケウチブログでお馴染みの竹内、CO2や古紙でお馴染み岡崎、そして我が環境グループの新卒トリオの春日井、北島、大江がパソコンと資料と格闘をしておりました。なんでもプロジェクトの報告会が近付いており、パート毎に徹底的に詰めているようです。内容は英文を交えた強烈な案件であり、そのレポートをまとめている姿を見て、改めてその能力の高さです。皆が初の知識であっても、逃げない姿勢で取り組み、新卒5ヶ月のメンバーであっても知識量を埋めていっております。
 実はこの逃げない姿勢というものを、我々船井総研は若手に重視しております。仕事量は莫大にあります。正直、毎日定時で帰ろうとすることはありえません。しかし、それはコンサルタントとして、お客様に最高のものを提供する為には已む無きことでもあります。
 「自分の中で一生懸命考えて、資料をつくりました。だから良いでしょう」などは通じません。残念ながらお客様が求めていることは、その対価であり心の中でプロセスを認めていても、企業人として経営者として効果を待っています。だから自分の120%の力を発揮したから偉いのではなく、お客様の為になったことが重要であります。
 逆説的かもしれませんが、ギリギリまでお客様の為に使った時間は無駄ではありません。つまりお客様に感動を与えること、成果をお渡しすることを真剣に突き詰めたことでなければ、お客様に我々の価値など全くありません。
 若手メンバーがその成果を目指し、自分の能力のギリギリまで追い求めている姿を見ながら、まだまだ自らの突っ込みを反省していました。
 そんな姿を横目に見ながら、eco-webnet.comのナカヤマブログでお馴染み、中山とハワイ話を盛り上がりながら、会社を後にしました。
 
 というわけでしつこいようですが、今も海でパソコンをしております。
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 本日は眼の前でサーフィンの大会をやっていました。私の住む街は海水浴シーズンを除き、年中大会は開かれております。その技に圧倒的なリスペクトをしながら、来年あたりはもう少し真面目にサーフィンに取り組み、大会なども出ようかと思いました。
 昨年は結構真面目にサーフィンができたのですが、今年はイマイチかもしれません。そもそも趣味であり、自分が楽しければ的なサーフィンでしたので、目標も薄かったかもしれません。こんな技ができるようになりたいなどの願望はあっても、自己満足だったかもしれません。自分の中で仕事以外はサーフィンであったのが、今年は若干薄れているのかもしれません。
 仕事同様に何かGOALがあることは大切かもしれませんね。定量的かもしれませんが、また結果かもしれませんが、大会などに向けて自分を高めていくことも必要かと、最近あることで気付かされました。
 海にいけない言い訳などはつまらないものですよね。「仕事が忙しいから」などつまらないことを言い訳にするような人間にはなりたくないと、いつも思っています。
 しつこいようですが、海にいます!
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2009年9月12日 10:17 PM

関東の産廃のご支援先「若きリーダーシップ」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 同社での20代管理職と話をしていて感じたこと。それは管理者としての能力は、持って生まれたものなのかというものです。
 その方は一言で言えば骨があり、若さなどは全く関係なく、誰に学ぶでもなく組織をまとめることや、人を動かすことのポイントを知りえていました。そして勿論、実践もできていたわけです。
 管理職1年生(1歳とも言いますが)という言葉があり、小学校1年生同様に最初の課題である、伝える力の壁などにぶつかっていきます。それが高学年である4年生(4年目)や6年生(6年目)になれば人を動かす壁にあたり、そして中学1年生になれば次の壁となる更に大きくなった組織の動かし方に頭を悩ますものです。
 つまり、ある一定までは年度が上がれば成長はしていくものです。しかしこれは先輩がいることが前提でもあります。出会えた先輩、これが管理者としての良いモデルがいることが、その成長度合いを変えてもしまいます。たまたま出会えても、その先輩の良さがわからなかったり、真似をしようとしなければその出会いも無駄なものになってしまいます。
 つまり、管理者の成長には良いモデルが社内にいることは最短の道でもあるのです。しかし稀にあることが、突然変異ではありませんが、そのモデルがなくても自らで管理者のルール化が組み上げられているケースがあります。
 それが、リーダーシップを持って生まれてきた人かもしれません。これまでも数多くの管理職者にはお会いしてきましたが、稀にこういったケースの方がいます。それは育った人生と周囲の環境がそうしたことではあると思います。
 予てから管理者についてお伝えしているのは、得手不得手というものでもあります。世の中全てが管理者に向いているわけではなく、サポートにて力を発揮する人もいますし、技術面で力を発揮する人もいます。だから、管理者として不得手であっても、人間として、そして社員として否定されていることではないことを理解して貰いたいと思っています。野球が得意な人、マンガが得意な人など違いがあるように、不得手ということはあると思います。野球選手の名プレーヤーが名監督にならないことも同様ですね。
 その不得手な人に、何とか育って欲しいと願う経営者の思いも理解できますが、それは双方を苦しめることにもなりがちです。結果、会社にとって重要な資産である人材が辞めてしまうようなことが無いようにはして欲しいですね。
 ただし、自らを不得手と諦めることはして欲しくありません。勉強もチャレンジもせずに、逃げることは止めてください。全ての人に管理者になれるチャンスはありません。だからこそ、その与えられたチャンスは最大限活かそうとすることが、自らを必ず成長させてくれるのではないでしょうか。
 こんな私も管理職5年生です。私も「持って生まれた」タイプでないが故に、壁だらけの日々勉強の毎日で、いつもメンバーに気付かされております。たくさん、メンバーにも苦労させてきて、そして沢山助けられてもきました。正直言って、モデルとなる管理職ではないと思います。しかし頂いたチャンスでもあり、壁もいつか越えられるようになると信じて勉強の毎日です。幸い、これまでの社会人人生にて私の上司となった人はタイプの違いはあれど、素晴らしいモデルにあふれています。そして現在も目指したい管理職像が社内にはたくさんおります。これまでの上司に報いる為にも、少しでもメンバーにとって何かを伝えられる人間にはなりたいと思います。だから折角知り合うことができたメンバーが育ってくれること、価値観や仕事感が変わってくれること、また新たな管理者になってくれることが幸せでもあります。
越えた壁の分だけ成長できることは素晴らしいことですね!

2009年9月11日 11:42 AM

本日は情熱経営フェスタでした!

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 本日は情熱経営フェスタでした。
 場所はパシフィコ横浜です。
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というわけで、私も相棒の矢永(産廃web運営担当 ヤナガッツブログでお馴染み)と一緒に情熱を求めて参戦してきました!
 2005年の開始以来、320名、2006年は1,200名、2007年は5,000名と日本でも最大級のセミナーとなり、船井総研を代表するセミナーのひとつでもあります。
 そもそもの経緯は以下の通りです。
 
 「日頃お世話になっているお客様に感謝の気持ちを伝えたい!」
そんな思いから立ち上がったプロジェクトがお客様謝恩セミナー「情熱経営フェスタ」です。
普段、私ども船井総合研究所では、企業経営者や幹部社員に対し時流や経営ノウハウについてお伝えしておりますが、「情熱経営フェスタ」でお伝えするテーマとして選んだのが「情熱」でした。
「仕事(ジンセイ)に情熱(ヤリガイ)」
どんなに優れた戦略であろうと、どんなに素晴らしい店舗を創ろうと、そこで働く人の情熱(おもい)が込められなければ、卓越した成果を産むことはできない、そう私たちは考えたのです。
この「情熱経営フェスタ」では、その情熱の源泉となる人生観(人はなぜ生きるのか)や労働観(人はなぜ働くのか)について、素晴らしい講師の方々にお話を頂きながら、ご参加者様と一緒に考えてまいりました。
(情熱経営セミナー オフィシャルwebサイトから引用)
2007年度にFINALとなり、2008年度は夢実現フォーラムと形を変えましたが、改めてお伝えしたい「情熱」の形。それが今回のメインテーマでした。
人は無限の可能性を持っている。
そして企業の環境づくりがそれを高めていく。
夢を実現に導く一番大切なもの、それは、情熱
 
今回も様々な情熱の形を伝えてくれる、素敵な情熱の人々が集まってくれました。
オープニングアクト 女性ヴォーカルグループ Missing Link
スペシャルアクト 津軽三味線奏者 吉田兄弟
第一講座 株式会社船井総合研究所 代表取締役社長 小山 政彦
第二講座 株式会社植松電機 専務取締役 植松 努 氏
第三講座 株式会社マザーハウス 代表取締役社長 山口 絵理子 氏
第四講座 株式会社船井総合研究所 シニアコンサルタント 岩崎 剛幸
 特に私が感銘を受けたのは、㈱植松電機の専務取締役 植松努氏です。
植松電機では、本業である電磁石製造業の他に、ロケットエンジンや小型人工衛星の開発を行なっています。私たちは、宇宙開発を最終目標とするのではなく、あることを実現するための手段として考えています。それは「どうせ無理」という言葉をこの世から無くすことです。
「どうせ無理」、この言葉ほど人の心を、特に子供の心を殺してしまう一言はありません。未来を担う子供たちのために「どうせ無理」を世の中からなくしたい。 それなら、「どうせ無理」だと思われていることを、北海道の片田舎にある町工場がやってやろう、そんな想いをこの宇宙開発事業に託しています。
・自分が嫌な状態の時は、「なんでかな?」と考えてみる
・「どーせ無理」と言う人には、「だったら、こうしてみたら?」と言う
・あきらめなければ、どんなに辛い過去にも感謝できる、笑い合える
・夢は新しい仕事になる。仕事は死んでいくし、生まれてくるもの。
・未来は今できる範囲から選んではいけない。人は成長するものだから。
・手段と夢を間違えてはいないか
・夢とは大好きなこと、やってみたいこと、仕事とは社会に貢献すること(間違った仕事感:仕事とは我慢)
・夢を見つけるためには、「やさしさ」と「わくわく」が必要
・わくわくすれば能力がつく
・自信があるから人にやさしくできる(自信がないとやさしくなれない)
・子供にあきらめ方を教えてはいけない
・子供から「やりたがり」「したがり」「やさしさ」「わくわく」を奪わない
・何故を繰り返せば答がわかる。「どうやったらできるか」を考える
・足りないことを自覚すると成長したくなる。だから足りないことをバカにしてはいけない。笑ってはいけない。
・思うは招く
280枚にもなるスライドを使い、時にユーモラスにそして情熱的に思いを伝えて頂きました。
 この「どーせ無理」の思考を世の中から無くなれば、より良い世の中が待っているのではないでしょうか。
 帰りは、シーバスに乗りました。
 横浜らしいです!
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2009年9月9日 9:48 PM

関東の産廃のご支援先「モチベーションマネジメント」

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 私個人ネタにて恐縮ですが・・・。今月号のINDUSTに、特集記事「不況を乗り切れ‐産廃ビジネスの新展開を探る‐」にて、「不況時代の産廃処理企業の生き残り策」のコラムを書かせて頂いております。ご購読の方、是非ご覧ください。
 ところで、本日は関東の建廃のご支援先でした。
 同社での支援中に、従業員のモチベーションの話が出ました。企業にとって、永遠の課題かもしれませんよね。一日にして成らないながら、難しくても企業経営にとって絶対の達成課題でもあります。
 その折、私が大好きな廃棄物処理業の1社の話をさせて頂きました。同社は、そこまで大きな企業でもなく、また地方の企業です。40代の実質創業社長が盛り立ててきて、今をつくったといっても良いでしょう。数名から、若手中心に40人程の組織となった今も、創業の時と変わらない社風を持っている企業でした。それは、ズバリ明るさであり、皆が気合を持っているのです。労働環境は決して良くなく、休みは日曜日のみで夜間残業も多いながら手当は一切なしでした(労基のことはおいといてください・・・)。しかし、社員の人達は、明るく気合で声を掛けながら、ゴミの選別をしています。そして皆がクチを揃えたように言うのです。「将来は社長になります!」「社長を越える人間になりたい!」と・・・。何故、そんなに社長が好きなのかと不思議に思っていましたが、社長は常日頃から、どんなに社員さんが増えようとも個別のコミュニケーションを忘れていませんでした。日昼は作業着を脱ぐことなく、重機に乗ったりすれば背中で語り、そして夜は個別に社員さんを誘い、ビールを飲みながら焼肉を食べて、将来の夢を語ってくれるのです。そして社員さんは、「明日も頑張ろう!」と改めて実感をするのでした。
 中小企業の強さとは、このようなことが大事ですよね。仕組やお金などで惹き付けることなど限界があり、最後に企業力として強いのは「気持」なのですよね。モチベーションを上げることに、手法を考えることなどがナンセンスなことかもしれません。
 ところで、私自身は常日頃からモチベーションダウンすることはありません(鈍感ということもありますが・・・)。いつもお客様に会えることで、待っているお客様がいることで、そして喜んでもらえることが最高の瞬間でもあります。この仕事をさせてもらっていること、そして廃棄物処理業に出会えたことに感謝、感激です。いつか、必ず業界への恩返しをしたいと真剣に考えております。
*全く関係無い話で恐縮ですが・・・
 昨日は社内におり、近所に新しくできたビルの牛タン屋に行ってきました。美味かったので、写真撮ってしまいました・・・
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2009年9月8日 11:55 AM

北関東の産廃・スクラップのご支援先「営業マンと鬼コーチ」

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 本日のご支援先は、北関東の産廃・スクラップのご支援先でした。
 同社では、毎月営業推進プロジェクトとして、若手営業マンの新規開拓能力強化を行なっております。場所は弊社丸の内事務所です。
 今回の営業強化事項は商談力強化です。これだけは継続して続けなければ、なかなか身に付かないもので、少しのトレーニングや研修が成果になることはできません。座学で覚えられることなどは少なく、理論を教えても身に付くものなどは知れています。その時は理解していても、本番で使えなければ全く意味がありません。
 営業現場で、全く同じシチュエーションが存在しないならば、その経験が僅かな営業マンが早期に育成することは難しいともなってしまいます。
 多くの経験不足の営業マンを早期育成するには、組織営業化することとして、会社の役割部分を集客に費やすことやツールの整備などサポートも必要になります。
 一方で個人の能力アップはと言えば、ロープレの有効性は変わらず高いものです。疑似体験をさせることで、経験値を上げていくというものです。一方で「人の振り見て、我が振り直せ」と言わんばかりに、人を見て学ぶことと指摘も与え、そして自らを知ってもらうことにもなります。「芝居のようにであり恥ずかしい」と言われる人もいますし、「実際の顧客の前では違います」とも言う人もいます。しかし、練習でできない人が本番でできることはありません。真剣なロープレは確実に成長させてくれます。
 ところで私の役割はと言えば、鬼コーチならぬ嫌な顧客企業の担当者です。様々なタイプを演じて、寡黙な人、開けっぴろげな人、意地悪な人、嫌味な人などなど、「こんな悪い奴がいたら、営業しません」と言われる程嫌な奴になっています。
 終了後に、皆から言われたのは、「多重人格者・・・」「人間性として問題です」「ジャイアンです」「でも、確かにいるんですよねー」とのことでした(笑)。
 誤解頂きたくないのは、決してドエスなどではなく、皆様の為を思い悪い顧客になっております!いつか、そんな最低顧客を唸らせる営業マンに皆様がなって頂きたく、今後も悪役(ヒール)でいきます!!

2009年9月6日 8:10 PM

休日「今年最後のひまわり」

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 本日は休日で且つ晴天ということだったので、ようやく海に行けると思いきや・・・波無かったです・・・。
 いつになれば、海でNEW BOARDを楽しめるのでしょうか・・・?というわけで、今年は例年に比べ色白な貴船です(ヤナガッツブログ風)。
 だからというわけではありませんが、近所の秘密のひまわりスポットに行きました。と言いますか、たまたま通りかかっただけですが・・・
 何気なく見ると、まだまだ最後の力を振り絞っていました。
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 夏と言えば、海と青空とひまわりは欠かせません!もちろんビールも欠かせません!
 
 青空とセットのひまわりは、本当に見ていて飽きません。いつまでも、ホゲーと見つめてしまいます。
 今年の最後のひまわりになりそうですね。また来年出会える日を楽しみにしております。
 そんな私の好きな花は紫陽花と向日葵と対照的で統一性の無いものです。
 すみません。休日故に産廃の「さ」の字も無いような話で恐縮でした・・・。ま、私も人並みな人間であったことをご理解頂けますと幸いです。

2009年9月5日 3:59 PM

九州の産廃のご支援先「廃棄物処理業がWEBで受注」

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 本日は九州での産廃のご支援先でした。
 同社では、新たな仕掛をwebにて仕掛けようとしております。本日、web製作会社とご一緒に細部の仕掛を組み上げておりました。他地域のご支援先でも成果は出ており、また競合状況からも勝算は見えておりますので、後は細部の詰めだけです。
 ところで、以前からお伝えしておりますように、廃棄物処理業がwebでも受注できるようになってきました。8年程前の折は、webと廃棄物処理業の実業については全くの別物であって、単なる流行のようなもので自社のwebが存在するだけでした。言わば、電子会社概要でしかなかったと思います。
 しかし時代は確かに変わっております。ITというものは、進化することはあっても退化することがありません。流通業や既存の業種や業界が、それに事業を奪われていっております。流通は某ネットショップだけで某百貨店の売上を越えてしまい、また旅行代理店はその宿泊数で、某最大手のネット予約会社に抜かれてしまいました。
 既存にあった商売が、様々な形を通して変わっていったということです。多くの業界にて、「いや、この商売はこうでなくちゃダメなんだよ」と欠落した危機感にて、自らを正当化しようとしながら、追い抜かれていってしまいました。
 昨年から感じているのは、そのような廃棄物とwebとの関係が変わってきているということです。webというものが廃棄物を通したビジネスでは、何が変わるのかを真剣に考えなければならないようになっているのです。
 電子会社概要から発信型webに変わることは当り前であり、そして新たな事業を仕掛けることもwebを使うことでの展開も有効性が増えています。
 幸い、我々が提案している幾つかのwebを使った事業も成果が上がってきております。今後も既存の手法を否定しながら、フラットな視点を持ちながら前向きな廃棄物処理業のお手伝いをしていきたいと思っております。

2009年9月4日 6:40 AM

東北の産廃のご支援先「アライアンスパートナー」

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 本日は東北の産業廃棄物のご支援先でした。
 同社では新たな事業展開を計画しておりまして、本日はそのアライアンスパートナー候補数社を呼んで、各社に技術説明をしてもらいました。
 ご紹介した企業のポイントとしては、①技術的優位性 ②価格優位性 ③顧客提案時での一点突破性 ④船井総研のご支援先にて他地域での導入事例 などを中心としました。
 我々船井総合研究所の環境ビジネスコンサルティンググループでは、エコウェブ(eco-webnet.com)という環境ビジネス業界最大のポータルサイトを持っており、会員数6,400人、登録企業カテゴリ5,300社、登録製品カテゴリ4,000件、アクセス数年間300万件と幅広い環境ビジネス情報が入ってきます。そのサイトを通じて、毎日沢山の商品と知り合い、その中から出会い抽出されてきた企業様でした。
 特にベンチャー企業が多く、インターネットで検索していても現れない企業が多いのですが、それでもPRは下手かもしれませんが本当に優れた技術も潜んでいるものです。しかし勿論、それ故の難しさも兼ね備えていることも多いものです。ベンチャーと大手企業とを較べると、商品と技術の補償体制やPRツール、そして企業自体の経営安定度など曖昧なものも多くあります。それを理解したうえでお付き合いして頂かなければならない為に、その上での不安もつきまとうようです。
 私自身も入社以来多くの環境ベンチャー企業とお付き合いをさせて頂きましたが、全て完璧な企業はありませんでした。しかし、そのような技術は持っているが世間に拡がっていない技術を育てる重要性は理解しているつもりです。
 これができない企業だから駄目ではなく、アライアンスパートナーとして一緒に育っていこうと思わなければならないかもしれません。
 日本の環境技術は世界的に見ても進化していっています。大手企業の技術だけに捉われず、その進化している技術を常に見つめ続け、そして一緒に世間に拡げていこうと思うことが、強いては日本の環境立国化へと繫がるとも思っています。
 是非、環境ベンチャーについてもダイヤの原石としての目を皆様にも持って頂きたいと常に思っています。

2009年9月2日 7:21 PM

関東の産廃・スクラップのご支援先「中間処理工場での採算性」

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 本日は関東の産廃・スクラップのご支援先でした。
 同社では、部門間の採算性分析を更に徹底することとなり、社長と方向性を探っていましたが、当然課題は本部経費の割り振りになってきます。
 私がよく使うのは、P/H(パーヘッド)型であり、人員数で割って所属人員数に掛け合わせて加算していきます。労働集約型業務である廃棄物処理業では、やはり人員数を掛けることが必要になってきますが、一方で人を掛けずに処理コストの低減を追い求めていかなければならない時代も来ています。
 現場でのリサイクル率の追求は、更にその分別度合いが厳しく求められており、手を掛ければリサイクル率は上がっていても、その手を掛けた分だけ人手はコストに跳ね返ってきます。つまりリサイクル率を追い求めながら、人手を掛けない生産性を追及しなければならないとなっています。
 過去に許されていたコスト感覚は忘れ去り、製造業のように徹底的な改善が求められております。その為には採算制を数値で表わすことは不可欠です。是非、儲かる中間処理場を目指して欲しいと思います。

2009年8月30日 11:39 AM

関東の産廃のご支援先「何故、内部の現状調査は必要か?」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。同社では新規事業を立ち上げるプロジェクトがスタートしたばかりです。
 プロジェクトのスタート時に我々が重視していることは、内部状況の把握です。マーケティングの支援であっても、フランチャイズの仕組を導入するわけであはりませんので、その現状の能力に合わせることができなければ無理強いでしかありません。必ず成功する事業というものがあれば、誰でも取組むわけでもあり、地域や競合状況によっては難しいことも多分にあるかもしれません。更に単独の部署だけで完結することも少ない為に、あらゆる部署や人が中小企業では関わってきます。つまり人的要素が多くなりがちであり、その障害を踏まえて展開する必要性が高まってくるわけです。
 現状保有能力としての「ヒト・モノ・カネ」だけでなく、「情報・顧客・ノウハウ」なども加味した内部把握と展開構築をする為には、現場に答があります。
 ある一部分から見たものだけでなく、第三者的視点にて外部との比較も捉えて見ることにより、定性的要素も定量的に測ることも可能とさせます。
 内部把握をすることは、一旦は遠回りをしているように見えることでも、実は成功の為の近道でもあります。
 新たな事業展開などで進められる企業の方々には、躊躇するよりも先ずは内部能力把握をしていくことをお薦めします。