丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年9月6日 8:10 PM

休日「今年最後のひまわり」

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 本日は休日で且つ晴天ということだったので、ようやく海に行けると思いきや・・・波無かったです・・・。
 いつになれば、海でNEW BOARDを楽しめるのでしょうか・・・?というわけで、今年は例年に比べ色白な貴船です(ヤナガッツブログ風)。
 だからというわけではありませんが、近所の秘密のひまわりスポットに行きました。と言いますか、たまたま通りかかっただけですが・・・
 何気なく見ると、まだまだ最後の力を振り絞っていました。
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 夏と言えば、海と青空とひまわりは欠かせません!もちろんビールも欠かせません!
 
 青空とセットのひまわりは、本当に見ていて飽きません。いつまでも、ホゲーと見つめてしまいます。
 今年の最後のひまわりになりそうですね。また来年出会える日を楽しみにしております。
 そんな私の好きな花は紫陽花と向日葵と対照的で統一性の無いものです。
 すみません。休日故に産廃の「さ」の字も無いような話で恐縮でした・・・。ま、私も人並みな人間であったことをご理解頂けますと幸いです。

2009年9月5日 3:59 PM

九州の産廃のご支援先「廃棄物処理業がWEBで受注」

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 本日は九州での産廃のご支援先でした。
 同社では、新たな仕掛をwebにて仕掛けようとしております。本日、web製作会社とご一緒に細部の仕掛を組み上げておりました。他地域のご支援先でも成果は出ており、また競合状況からも勝算は見えておりますので、後は細部の詰めだけです。
 ところで、以前からお伝えしておりますように、廃棄物処理業がwebでも受注できるようになってきました。8年程前の折は、webと廃棄物処理業の実業については全くの別物であって、単なる流行のようなもので自社のwebが存在するだけでした。言わば、電子会社概要でしかなかったと思います。
 しかし時代は確かに変わっております。ITというものは、進化することはあっても退化することがありません。流通業や既存の業種や業界が、それに事業を奪われていっております。流通は某ネットショップだけで某百貨店の売上を越えてしまい、また旅行代理店はその宿泊数で、某最大手のネット予約会社に抜かれてしまいました。
 既存にあった商売が、様々な形を通して変わっていったということです。多くの業界にて、「いや、この商売はこうでなくちゃダメなんだよ」と欠落した危機感にて、自らを正当化しようとしながら、追い抜かれていってしまいました。
 昨年から感じているのは、そのような廃棄物とwebとの関係が変わってきているということです。webというものが廃棄物を通したビジネスでは、何が変わるのかを真剣に考えなければならないようになっているのです。
 電子会社概要から発信型webに変わることは当り前であり、そして新たな事業を仕掛けることもwebを使うことでの展開も有効性が増えています。
 幸い、我々が提案している幾つかのwebを使った事業も成果が上がってきております。今後も既存の手法を否定しながら、フラットな視点を持ちながら前向きな廃棄物処理業のお手伝いをしていきたいと思っております。

2009年9月4日 6:40 AM

東北の産廃のご支援先「アライアンスパートナー」

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 本日は東北の産業廃棄物のご支援先でした。
 同社では新たな事業展開を計画しておりまして、本日はそのアライアンスパートナー候補数社を呼んで、各社に技術説明をしてもらいました。
 ご紹介した企業のポイントとしては、①技術的優位性 ②価格優位性 ③顧客提案時での一点突破性 ④船井総研のご支援先にて他地域での導入事例 などを中心としました。
 我々船井総合研究所の環境ビジネスコンサルティンググループでは、エコウェブ(eco-webnet.com)という環境ビジネス業界最大のポータルサイトを持っており、会員数6,400人、登録企業カテゴリ5,300社、登録製品カテゴリ4,000件、アクセス数年間300万件と幅広い環境ビジネス情報が入ってきます。そのサイトを通じて、毎日沢山の商品と知り合い、その中から出会い抽出されてきた企業様でした。
 特にベンチャー企業が多く、インターネットで検索していても現れない企業が多いのですが、それでもPRは下手かもしれませんが本当に優れた技術も潜んでいるものです。しかし勿論、それ故の難しさも兼ね備えていることも多いものです。ベンチャーと大手企業とを較べると、商品と技術の補償体制やPRツール、そして企業自体の経営安定度など曖昧なものも多くあります。それを理解したうえでお付き合いして頂かなければならない為に、その上での不安もつきまとうようです。
 私自身も入社以来多くの環境ベンチャー企業とお付き合いをさせて頂きましたが、全て完璧な企業はありませんでした。しかし、そのような技術は持っているが世間に拡がっていない技術を育てる重要性は理解しているつもりです。
 これができない企業だから駄目ではなく、アライアンスパートナーとして一緒に育っていこうと思わなければならないかもしれません。
 日本の環境技術は世界的に見ても進化していっています。大手企業の技術だけに捉われず、その進化している技術を常に見つめ続け、そして一緒に世間に拡げていこうと思うことが、強いては日本の環境立国化へと繫がるとも思っています。
 是非、環境ベンチャーについてもダイヤの原石としての目を皆様にも持って頂きたいと常に思っています。

2009年9月2日 7:21 PM

関東の産廃・スクラップのご支援先「中間処理工場での採算性」

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 本日は関東の産廃・スクラップのご支援先でした。
 同社では、部門間の採算性分析を更に徹底することとなり、社長と方向性を探っていましたが、当然課題は本部経費の割り振りになってきます。
 私がよく使うのは、P/H(パーヘッド)型であり、人員数で割って所属人員数に掛け合わせて加算していきます。労働集約型業務である廃棄物処理業では、やはり人員数を掛けることが必要になってきますが、一方で人を掛けずに処理コストの低減を追い求めていかなければならない時代も来ています。
 現場でのリサイクル率の追求は、更にその分別度合いが厳しく求められており、手を掛ければリサイクル率は上がっていても、その手を掛けた分だけ人手はコストに跳ね返ってきます。つまりリサイクル率を追い求めながら、人手を掛けない生産性を追及しなければならないとなっています。
 過去に許されていたコスト感覚は忘れ去り、製造業のように徹底的な改善が求められております。その為には採算制を数値で表わすことは不可欠です。是非、儲かる中間処理場を目指して欲しいと思います。

2009年8月30日 11:39 AM

関東の産廃のご支援先「何故、内部の現状調査は必要か?」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。同社では新規事業を立ち上げるプロジェクトがスタートしたばかりです。
 プロジェクトのスタート時に我々が重視していることは、内部状況の把握です。マーケティングの支援であっても、フランチャイズの仕組を導入するわけであはりませんので、その現状の能力に合わせることができなければ無理強いでしかありません。必ず成功する事業というものがあれば、誰でも取組むわけでもあり、地域や競合状況によっては難しいことも多分にあるかもしれません。更に単独の部署だけで完結することも少ない為に、あらゆる部署や人が中小企業では関わってきます。つまり人的要素が多くなりがちであり、その障害を踏まえて展開する必要性が高まってくるわけです。
 現状保有能力としての「ヒト・モノ・カネ」だけでなく、「情報・顧客・ノウハウ」なども加味した内部把握と展開構築をする為には、現場に答があります。
 ある一部分から見たものだけでなく、第三者的視点にて外部との比較も捉えて見ることにより、定性的要素も定量的に測ることも可能とさせます。
 内部把握をすることは、一旦は遠回りをしているように見えることでも、実は成功の為の近道でもあります。
 新たな事業展開などで進められる企業の方々には、躊躇するよりも先ずは内部能力把握をしていくことをお薦めします。

2009年8月29日 9:39 PM

経営戦略セミナー分科会 廃棄物・再生資源合同例会でした!

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 27日と28日は船井総研最高峰のセミナーである、第81回経営戦略セミナーでした。1月と8月の年2回開催をしておりますが、毎年ご参加の方から大満足の反響を頂いております。
 実はこの経営戦略セミナーは、その昔「船井ワンマンセミナー」との別名を持っていた時代がありました。現在は2日間ですが、その当時は3日間全てを創業者である船井幸雄が喋り続けるものでした。今考えてもそのパワフルさは伝説になっております。その後に、弊社現代表の小山やその他の役員も講座を担当し、ゲスト講師も増えていき今の姿となっております。
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 そしてここ数年前からの変わってきた姿として、各業界分野毎の研究会分科会を組み込まれるようになってきました。船井総研には100を超える業種や業界に対して、専門コンサルタントが日々コンサルティング活動を行なっております。その専門分野での定期勉強会が研究会です。会員同士の情報交換会を中心に、最新の事例を取り入れたり、実業としての業務の紹介までも行なっております。
 廃棄物・再生資源分野も、産業廃棄物、一般廃棄物、鉄・非鉄スクラップ、古紙と4つの専門分野があるのですが、その合同例会が経営戦略セミナーにて毎年行なわれています。
 今回のテーマは「新卒採用」として、来年度廃棄物処理業界に入社が決まった大学生4年生と環境業界希望の1年生から3年生までの8人に参加してもらい、合同ディスカッションをしてもらいました。
 私自身も刺激満点であり、その大学生達の能力の高さに自分の学生時代と比較して驚きの連続でした。もちろん参加者の皆様も、これまで「新卒なんてウチにはまだ早い」「入社してもさせる仕事がない」「すぐ辞めてしまうのではないか?」と思っていた人達も目から鱗の連続となり、自分がへりくだっていて敷居を高くしていたことに気付いて頂いた方も多く、早速人の仕入強化を約束してくれた企業も多数でした。
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 ところで、何故今回の合同例会が「新卒採用」であったかをお伝えしたいと思います。
 この不況下において人材は余剰状態であり、自社でさえもその固定費が負担になりがちです。人材獲得は当然容易い状況であり、ドライバーの募集でも100人近くが集まることも多いものです。それ故に、ついつい人の獲得には後回しになりがちでもあります。 しかし、人の投資については攻めの投資です。年初より攻めの投資と守りの投資の話をお伝えしてきましたが、攻めの投資としてのひとつである人財投資を再度思い返して頂きたかったことです。
 もしここで人の投資を怠った場合は、2012年以降の好況期を諦めるということもなります。将来構想的企業運営が求められているいま、明日や今週や今月だけの出来事に囚われず、5年後を追いかけることを忘れないでいたいと思っています。
 ご参加の全ての企業に新卒を採って頂きたいと思っていません。来年は採れるように動くこと、先ずは中途の20代の若手を採用して先輩社員をつくってから採用してもらう企業、そして何よりも人の仕入こそトップの大事な仕事であることに気付いて頂ければ幸いです。
 詳しくは、兄妹ブログであるヤナガッツブログにて写真とともにアップされております。是非、こちらもご覧ください。

2009年8月26日 9:23 AM

中四国の一廃・産廃のご支援先「セミナー営業」

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 本日は中四国の一般廃棄物・産業廃棄物のご支援先でした。
 同社にて、本日はセミナー営業の開催です。これまでで4回目の開催でもあり、既に社内のオペレーション上は完璧といって良いほどです。私も前日夜に入って夜の12時までリハーサルを見守っていましたが、確認事項も手配済みばかりであり既に自社の一活動として入り込めております。
 基本的な流れは関係者が皆、理解しておりその役割を皆が責任を持てているといって良い程です。加えて今回良かったことは、プラスアルファとして眼の前にいるお客様一人一人に何をしてあげれば良いかを、各人が考えられるようになっていたことです。
 セミナーと言えば、ひとつのイベントのようになりがちですが、セミナー型営業とはお客様に情報という最高のプレゼントをお渡しして、そしてその情報が自社の価値を高め、ついては営業商品にもなっていくことです。つまりイベントの完成度に満足することではなく、ご参加頂いたお客様が全て満足頂き、自社の考えや取組を知ってもらって、そしてその後の訪問などにて具体的な仕事の受注となります。その目的が社内で浸透していなければ、日常の多忙さに加えコストばかり掛かってしまい、開催に関する疑問に終始してしまいがちです。
 目的を社内が統一化する為には成功体験が近道でもあります。成功体験をつける為には、間違った運営にならないように細心の注意を払い、そして営業活動として捉えきることも必要になってくると思います。
 同社ではこの成功イメージが共有できていることは強みです。
 開催によって間違いなく成果は出ております。だからこそ開催を検討されている方は、ぶれない目的にて成功イコール成果と確実な道を上って欲しいと思います。

2009年8月24日 7:24 AM

休日「工作の時間」

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 今回は仕事とは全く関係の無い、休日の工作の話です。ご興味の無い方、お許しください・・・。
 
 これまで予てから宿題として考えていた、サーフボードラック製作にようやく取組むことができました!
 新しいサーフボードをハワイで買ってきながら、暫く休日を取ることができなかった為にプチプチ(梱包材)を付けっぱなしで雨ざらしに合っていました。
 普段から構想を立て設計を考えていたので、ホームセンターにて部材をそろえることは難なくできました。3mの丸パイプ2本、1mパイプ6本、直交クランプ、台座、パイプカバー、波板、その他木材等々。しかし購入、マイカーの積み込み、だけでも大汗を掻き、早くも帰ってからはビールの一本目。
 先ずは邪魔になる木の伐採から開始(作成前の状態です)
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これがニューボードです!stewartのcollinモデル
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80%完成でしょうか?
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 ここまでの作製後に木類を貼り付けていたら、途中で木類が足りないこと発覚!以降は次回持ち越しとなりました。でも一応の念願達成により、蚊に刺されまくりの汗だくの身体にビールをひとり乾杯していました。
全く仕事に関係の無い話で恐縮です・・・。
 夕方になり犬と近所の海を散歩していたら、夕日がキレイだったので撮影しました。夏の海の夕方は相変わらず最高ですね!
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2009年8月22日 8:38 PM

北関東の産廃のご支援先「即席プロジェクト」

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 本日は北関東の産廃のご支援先でした。
 同社では、急遽社内プロジェクトチームを作らなければならなくなり、その対象メンバーに集まって貰いました。今回の目的は新たな社内取組についてですが、当然全社単位での横断的な動きとなる為に、必要な人を絞り込むとコア人材となりがちです。実行力と影響力のある人を考えれば、ついつい限られたメンバーの顔になっていく次第です。つまり、出来る人程仕事が集まると言っても良いかもしれません。
 我々がコンサルティングを通じてお手伝いをする時に、ご支援先にもプロジェクトチームを組んで貰うことが多々あります。内部への落とし込みの為にも有効性は高いものです。しかし、そのプロジェクトメンバー選定を間違うと、いつまでも遠回りして進まなかったり、本来の思惑とは違う方向のものが出来上がったりすることがあります。
 それは一言で言えば「ヤル気」かもしれません。自社の為のもの、自分達のものだからこそ本気で取り組み、日常の多忙さにも負けずそして最も重要な仕事として捉え最優先に考えてでも取組まなければなりません。従業員の代表でプロジェクト会議に出ているからこそ、皆の為にもその取組は手を抜くこともできないと思います。しかし、それが「やらされ仕事」と思えば途端に動きは変わってきます。「面倒くさい」「また、宿題がある・・・」「メンバーに選ばれていない人は良いな・・・」「自分には荷が重過ぎる・・・」これら全てが「やらされ感」によるマイナス発想でしかありません。
 時に本人の潜在能力覚醒の為にプロジェクトメンバー入りすることもあります。あるひとつの目標を達成させることにより、これまでと違った仕事感や会社感が生まれることもあります。これはその素質さえ見抜くことができれば、是非チャレンジさせていきたいことでもあります。しかし一方で、期待感だけでその思いが伝わっていない場合は会社も本人もお互いにマイナスでしかないこともあります。役職者だからという理由だけで職人型管理職を入れる時などは特に注意も必要となります。もしひとりでもマイナス型発想が入り込み、またそれがある程度の権限を持った人間であった場合は、小さな綻びが大きなものに変わる場合もあります。だからこそ、メンバー選出にはトップの思いだけでなく、冷静な判断も必要になってきます。
 私がご支援時での各種プロジェクトの折には、必ず最初に選出されたメンバーの皆様
に約束をしていることがあります。
 「これから数ヶ月間、ひょっとするとツライかもしれません。今まで使ったことのない脳みその筋肉を使うこともあれば、家に持ち帰ってから資料を作成したり、通常業務の上乗せにて取組まなければなりません。しかし、社内では実施できる能力を持っているのは皆様だけです。そしてこの数ヶ月間にて達成された時には間違いなく皆様が成長していることを保証します」
 社運を掛けることもある各種プロジェクトメンバー選出には、その意義と思いを伝え本人のヤル気を引き出して欲しいと思います。

2009年8月21日 6:59 PM

東海の一廃・産廃のご支援先「営業マンと経営戦略」

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 本日は東海地域の一廃と産廃のご支援先でした。
 同社では、数ヶ月の努力の末にトップが掲げる中長期経営計画も作成が完了し、いよいよ営業部隊での実行スケジュールへの落とし込みとなりました。
 営業部隊の長と計画についての09年~10年への落とし込みをしていると、本人のヤル気とその障害事項が浮き彫りになってきました。
 経営計画全般では、機能的なものから組織全般、更に新規事業、金融財務、現業など様々な視点の計画をつくりますが、いざ実行となればついつい切り取られて考えてしまうことがあります。営業はこれを実行させる為に、それだけを集中して手段を講じよ、スケジュール化せよとなりがちです。しかし、営業だけで会社がまわることは当然無くて、営業は会社の窓口として前面で動くことが多いといったものです。経営計画はその中長期において軸となる考えを記したことに、そこから会社経営のあらゆることが連動して進むものです。単独に切り離されて見えるものでも、そこには会社に関するあらゆる人が連動してこそ、実行が近付いてきます。
 しかしその経営計画は実行してその価値が現れてきますが、時流の変化などで修正は已む無き場合もあり、そうでありながら実行の為にあらゆる手段を全員で取り組み実現させなければいけない面もあります。
 誰かが実行するのではなく、全員が連動して動くことだけは外してはいけない大事なポイントになるのでしょう。