丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年6月6日 7:49 AM

関東のご支援先「盛り上がってきました!」

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 本日は関東の一般廃棄物と産業廃棄物のご支援先です。
 同社では今年も社員総会が近付いています。その打ち合わせを行なっていましたが、特に今回は部署による目標管理が重点が置かれています。幹部の皆様と喧々諤々としていましたが、私自身はたいへん嬉しく感じています。それは企業と組織の成長を実感できていることでしょう。
 私がこれまでご支援してきた全ての企業がそうであったかのように、全て完璧な企業は存在しません。更に言えば、そのような企業は全世界に存在しないと思います。
 完璧とされる価値観はその企業の捉えどころによって常に変化していき、企業の中身も組織も事業内容でさえも変化していきます。
 その現在を切り離して見た時の課題が、いつも存在しているということです。
 目標管理ひとつとっても当時とは雲泥の差であり、素晴らしい目標や数値を意識されていたり、嬉しいものが沢山出ています。
 今を嘆くばかりではこんな時代は何も面白くありません。成長を喜び、そして将来構想的な社内でいたいですね。

2009年6月5日 2:16 AM

中部のご支援先「数値」

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 本日は中部の産廃と解体工事のご支援先でした。
 本日は特に数値分析に費やしました。
 ご支援先の数値を分解して整理する機会は多いのですが、私は大好きな仕事のひとつです。
 「何もできていません・・・」とおっしゃる企業様が多いのですが、おおいに結構です。大切なことは、今できていることではなくて、これからどうしていくかが重要なこととなります。
 会計士や税理士は決算書をつくることが仕事であり、廃棄物処理業の数値として必要なことは残念ながら知りません。
 私が大事にしていることは、現状の力を知る為の過去の分析と、そこから将来を予測する為につくりあげる数値と、そしてそれを管理していく為の基準というものです。
 100年に一度の非常時である現在は、更にその数値を社内に浸透させるチャンスであり、そして追い掛けていく時になっています。それが売上の意識から、利益意識となる強い組織になる時です。
 数値から逃げない体質を是非つくってください!

2009年6月4日 7:00 AM

関東でのご支援先「営業マンの報酬」

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本日のご支援先は関東の産廃業が2件でした。
 ところで、先日廃棄物処理業の営業マンの賃金について、あるご支援先から質問がありました。私もこれまで廃棄物処理業の評価賃金体制を50社以上つくってきていますので、その中でも実施していることについてお伝えします。
廃棄物処理業の営業マン評価のポイントとして
①数値実績
②組織営業度合い
③社員での共通して求める能力(理念、規律、協調性 等々)
今回は①につきまして。
 先ずは自ら稼いだ粗利の1/3が報酬と見る方法があります。
 ここでのポイントはその自ら稼いだ部分ということになるのですが、それは新たに自らが獲得してきた新規となります。営業マンの醍醐味とは勿論新規獲得に他なりません。既存は歴史の中で諸先輩達がつくってきた商権です。つまり言い方はキツイかもしれませんが、担当者が変わっても成り立つ可能性が高いということです。
 営業マンの存在意義として、商売を増やす顔役とした面があります。幾ら良い仕事ができても、良い商品があっても伝えることができなければ拡がっていきません。毎日の営業活動によって、どれだけの商売を増やしたかということが当然評価の軸にもなってきます。
 そうは言っても廃棄物処理業の営業では、顧客へ先ず入り込むこと(口座獲得)も重要なこととなっていきますので、単純に売上と利益では追えないこともあります。それ故、新規獲得のカウント対象としては口座開設から2年間を有効としていたりします。また、既存取引先から別の商売を持ってきた時もカウントに入れております(例えば建廃業が解体工事を新たに獲得など)。
 
 数値実績からの評価には、更に予算と実績での対比における個人数値と、部署や全社の実績からの換算するものを加えなければなりません。個人だけいけば終了、また売上さえつくれば何をやっても許されるというわけではなく、利益率や現場業務などの後工程について考えられた内容でなければなりません。廃棄物処理業の営業では、モノを販売して終わりというものではなく、後工程に作業が存在しており、そこでの工程的を通った中での利益を抜きには考えられないものになります。
 また、会社としての利益がどうであったかは一番大切なポイントにもなりますよね。ひとりブローカーではなく、組織力で戦わざるを得ないのが廃棄物処理業ですので。それ故、組織的な②や③としての取組評価が必要になりますが、それは次の機会にご紹介していきます。

2009年6月3日 8:43 AM

まったく仕事と関係無い話ですが・・・

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 本日は中国地域の産廃業でした。
 私のご支援先の中間処理場では、90%近い確率にて犬を飼っています。子供の頃から犬好きな私は、そのような場所で出会う犬も大好きでついつい遊んでしまいます。
 多くは番犬型が多いのですが、中には野良犬が居ついたというケースが多いものです。
 
 本日はその野良犬が6匹も子供を産んでいたのですが、それが本当に可愛くて!ついついアップしちゃいます!里親を探しているそうですので、ご興味のある方は是非!
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2009年6月2日 8:10 AM

中国のご支援先「ガムシャラさ」

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 本日は中国地域の産業廃棄物のご支援先でした。
 いつも思うのですが、廃棄物処理業の方々は皆様よく働きます。
 昨日は結局21時過ぎまで打ち合わせが長引いたのですが、その頃になっても車輌が戻ってきたり、それを待つ事務の人や工場の改善をする人と、まだまだ宵の口といったところでしょうか。本当は疲れているのかもしれませんが、総じて皆明るさは変わりません。
 何故、皆そこまで頑張れるのか?それはトップのガムシャラさではないのでしょうか?
 
 普段はご支援において、仕組つくりをお手伝いすることが多いのですが・・・敢えてここでお伝えしておきたいことがあります。それはガムシャラさです。
 戦略だけあっても企業は伸びません。仕組だけあっても企業は伸びません。最終的に我々が見ていることは、トップのガムシャラさです。
 この非常時において、唯一大切なことはそんなトップの姿勢だと思います。
 人よりも多く動き、そして多くのことを仕掛けない限り、次のステップは大きな障害になりかねません。しかし中小企業が勝ち抜く為にはトップの姿勢で見せるしかありません。
 好況時には組織力が一番ですが、今はガムシャラさです。これを見ている廃棄物処理業のトップの方々はガムシャラさをもう一度見直してください。

2009年5月31日 1:53 PM

休日「日和?です」

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 久々の休日になって、波の状態をチェックしたら、そこそこに波も出ているようですのでウェットスーツに着替えていたら、妻から「遊びに行って大丈夫なの?原稿は?」と厳しくチェックされました。
 心が海に向かいながらも、家の庭に生えてきた竹を切って、雑草抜き、そして花の水を上げて、犬の散歩を済ませ、PC片手に自転車で海に出てきました(チャリで1分程です)。
 実はこのブログは海で書いています。勿論、本の原稿を書く為ですが、しっかりとビールを買い込んで飲みながらといった具合です。
 基本的にストレスを全く感じないタイプである私は、知らず知らずリラックスした状況を求めてしまいます。この季節に室内でPC片手はちょっと勘弁と感じたら、海でビール片手に執筆となってしまいました。
 夏が近づいていますねー。
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2009年5月30日 6:32 AM

環境展「ありがとうございました」

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暫く更新が止まっておりました・・・。
 環境展にて掛かりきりになっていました、と言うのは言い訳で、通常よりも早く会社にも戻っていおり、単なるサボりですね。反省です・・・。
 
 ところで、環境展にてブースにお立ち寄り頂きました皆様、ありがとうございました。ミニセミナーを通じて800名を超える来場を頂いたかと存じます。普段、「船井総研?」と感じていた方々には少しは馴染んでいただければ幸いです。
 これを機会に何か情報交換でもできれば幸いですね。
 今年の環境展では、多くの来場者から言われたことに、「出展者減ったねー」「通路が広くなったねー」との言葉が漏れていました。この不況期において、確かに出展は見送られていた企業の流れはあるように感じます。しかし、このような時こそ攻めなのですよね。来場者は昨年同様に賑わいはありましたので、やはり新しい何かに動きたい企業が増えていることは4日間を通して感じております。
 今回の船井総研ブースでは、スリーライト社様がこのたび発行された、環境業界初のフリーーペーパーである、「Eco Biz Front Edge」の発刊記念も兼ねておりました。船井総研の環境グループでも全面的に協力しており、会場にて手にした方で今後も発送希望の方がいらっしゃればお気軽にお申し付けください。
 そして、ミニセミナーでは4日間を通して、20本を越えるミニセミナーを開催させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。内容について更にもっと聞きたいなどのご希望がある方も、お気軽にお申し付けください。
 最後に、今回は黒川さん率いる環境リスクチームと我々廃棄物チームとの共同出展でしたが、山田さん率いる農業・食品リサイクルチームや環境グループ全員の協力を得て対応させて頂きました。案件によっては、ブースにてご対応できない方々も多数いらっしゃったと思いますが、まだまだ我々環境グループでは幅広くニッチに取組んでおります。この出会いに感謝をさせて頂き、末永いお付き合いができればと感じております。
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 ご来場の皆様ありがとうございました!

2009年5月24日 10:06 PM

関東のご支援先「日常」

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本日は一般廃棄物と産業廃棄物のご支援先です。 
 
 今日のご支援先は関東であったので、久々にゆっくりと7時に家を出ていきました。私が使う駅はビーチに近いこともあり、既に夏モードの人達が沢山と降りてきました。少し羨ましいですね・・・。
 
 通常はご支援先も遠方が多いこともあり、朝は4時に起きて5時の電車に乗る日常です。当然、起きてくるのは犬だけですので犬と少しだけ遊んで、シャワーを浴びコーヒーだけ飲んで天気予報をチェックして出かけます(ちなみに夜はその逆で、1時過ぎ帰宅してシャワーを浴びてビールを飲んで、起きてくる犬と遊んで寝ています)。
 電車も当然空いているお陰で、電車に乗ってゆっくりと新聞を読み、新幹線のターミナルや空港にてメールのチェックを行ないます。
 今日のようにゆっくりとした時も起床時間を変えず、家で仕事をするか外のターミナル近くの業務に時間を使うようにしています。私の感覚ではこの朝の時間の効率の良さというものは、船井総研入社後に本当に実感しています。
 創業者であり現在最高顧問の船井幸雄はその早起きの有効性を我々社員に説いてきた為に、早起きの習慣化をしている社員は多いものです。その船井幸雄は2時~3時に起床してその後の2時間程を読書や手紙と執筆の時間に当てています。 
 そして朝の有効性については、朝まだ誰にも邪魔をされないうちに仕事の段取りをしておくと、気持ちに余裕が生まれ新しい企画につながるアイデアが浮かんだり、重要な情報に気づくなど、さまざまな発見があって仕事の幅が広がることも伝えています。
 私自身は、時間を得した感が強く、まさしく「早起きは三文の得」は誠と感じております。しかしこういう私も学生時代は寝てばかりで、平気で24時間以上も寝ていたこともあります。夜更かしは幾らでもできても早起きは苦手と思っていたこともあります。しかし、それはただの甘えだけであり、自分のサボり癖を言い訳しているだけなのでしょう。自らに約束をして律することも大事であり、そしてそのお得感を感じられるようになれば良い習慣になっていきます。
 世の中には忙しい人が沢山います。しかしそのような中でも成長している人達は、皆時間を有効に使っていることがわかります。
 ご興味のある方は船井幸雄著の「早起きは自分を賢くする」なども是非お読みください。

2009年5月23日 7:49 AM

九州のご支援先「マスク?」

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 本日は九州の産廃のご支援先です。
 インフルエンザについてのニュースが賑わい、週初めに関西での人々の姿を見たことによって、私もマスクをつけるようになりました。
 私は毎日どこかの地方に行っておりますが、移動手段は電車や飛行機であり、大量の人との接触があります。つまりいつでも伝染する可能性を持っているということになります。もちろん、そうならない為にウガイや手洗いは意識しておりますが、もし自らが伝染したことに気付かずにご支援先に行ってしまっていたら、まるで人間兵器になってしまいます。病原菌を運んできて帰っていき、その後に社員さん達がバタバタと倒れていく・・・。
 つまり私がそのご支援先から伝染することを恐れてではなく、もし万が一でも私が既に伝染していた場合に更に拡大させないことが絶対であることです。
 しかし本日、さすがに飛行機には羽田発であった為に、マスクをつけている人は多かったのですが、空港につけばそれは逆に浮いてしまいました。皆が「ギョッ!」とした眼で見られ、「病気を持っている人?」といった具合でしょうか。
 ご支援先でも、「大丈夫ですか?」と病人のようにご心配を受けてしまいました。
 マスクにもTPOです。全国どこでも装着していることが正しいわけではありませんね・・・。

2009年5月21日 11:19 PM

東海のご支援先「計画」

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 本日は東海の一般廃棄物と産業廃棄物のご支援先です。
 同社では、数ヶ月を掛けてトップと二人っきりで徹底した経営計画を作りこんでいます。徹底した計画とは、今までに曖昧にしていた数値根拠を分析をしなおして、外部マクロデータから戦略及び戦術への落とし込み、実行への戦闘へとの落とし込みとスケジュールつくりです。
 これまで様々なご支援先にて、廃棄物処理業の事業戦略及び中長期事業計画のお手伝いしてきましたが、現状の数値分析に時間が掛かることが多いものです。全ての企業が、経営現場から動かす為の数値分析が出来ていませんでした。勿論、社内には税理士会計士などが出す数値やISOにて分析された数値もあります。しかしそこから先の、何を動かせば運搬で利益が出る、工場が利益を出す、営業が獲得する数値は曖昧になりがちです。
 利益が出ている時はつい忘れがちですが、この不況下においてはそのひとつひとつの数値を積み重ねていくことでしかありません。
 数値ができていない企業を責めているのではなく、今こそ数値を徹底的に洗いなおして頂きたいと思います。