丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2009年4月26日 2:19 PM

東京事務所「鉄・非鉄スクラップ卸売業経営者研究会」

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 本日は、槻瀬さん主催の鉄・非鉄スクラップ卸売業経営者研究会でした。
 船井総研では、セミナーの1歩先にある業種別研究会を行なっており、全社では100を超える業種の研究会があります。セミナーという一方方向ではなく、会員間の相互ディスカッションとともに情報交換、最新事例やノウハウの提供がメインとなっております。
 当然、我々廃棄物処理業コンサルティングチームでも、産業廃棄物、一般廃棄物、古紙、鉄スクラップと業種毎に分かれ、勉強好きな経営者にお集まり頂いております。
 今回の鉄・非鉄スクラップ卸売業の研究会を踏まえ感じたことは、今の時流に業界が必要なことは新規事業の立上に他ならないことです。資源相場下落と発生量減少を踏まえ、そのようなものに踊らされない会社をつくる必要があります。もし数年後に多少相場が戻ったとしても、またいつか下落は来るものです。相場に踊らされない強い企業つくりを進める為には、会社として鉄の安定確保が可能なビジネスや、発生元となる顧客業種のバランスが望めるターゲットへの口座開設も必要となります。
 単なる新規事業立上に終わらず、新たな事業戦略として捉え、再構築して頂ければと思います。

2009年4月23日 8:14 AM

中部のご支援先「伝える力」

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 本日は中部の鉄スクラップのご支援先でした。
 先方経営陣とご一緒に話をしていた時に、「伝えることの難しさ」という話になりました。同じ内容の話をしても、伝え方によって物事が変わることは多々あります。「不況だから、発生量が減っている」はそのままの事実を伝えただけで、その後に何をつけるかで変わってしまいます。「しかし、顧客数は増えているので更に営業強化をしていけば、トップを目指せる」や「だから、このようにして伸ばそう」となることで、聞いた側の納得性になっていきます。
 何かを伝える時は、必ず目的があります。ただ単なる事実を伝えるだけでは、「察しろ」と乱暴な話になってしまうだけです。人を動かす管理者程、この伝える力が要求されますよね。
 言葉の重要性にもなってしまいますが、従業員が100%の力を発揮できる働く環境をつくることが経営者の仕事ならば、100%の力を発揮させる伝え方も重要な要素のひとつです。
 人は納得性ができることで、通常の仕事の1.6倍の生産性が出てきます(ちなみに自ら言い出したものは、1.6倍の2乗の生産性)。船井総研では、1:1.6:1.6の2乗 として法則で表しています。
 
 生産性を高める為にも納得性。その為には、人によっての伝え方を変えていくこと。それが下手だと思う方は伝え方を気遣って頂ければと思います。必ず変わり始めます。

2009年4月22日 7:57 AM

北信越のご支援先「リーダーって?」

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 本日のご支援先にて、空間的に測れる能力についての話となりました。
 他社でもある話なのですが、物事を空間的に考え段取りを測ることのできる社員が少なくなってきているとの話があります。
 段取り7割とも8割とも言われますが、手配にポカをしてしまう営業マンや業務手配の人には、このケースが見られます。
 多くは現場を知らないことから発生することなのですが、廃棄物処理業などでは当てはまりがちです。仕事を受けた瞬間に、空間で段取りを立体的に組める力があればポカも無くなっていきます。しかしもうひとつ重要なことは、勘というものになるでしょう。経験値は大事ですが、同じ経験であっても人によっての習熟度や上達度が違う時があり、それが勘として表されるのでしょう。
 私もご支援先の営業マンなどには必ず現場の期間を長くしてもらいます。現場⇒営業⇒現場⇒営業の繰り返し期間です。
 結果としてそれも自信となることもありますが、経験値を上げていきそして空間構想力をつける為にも有効な手段にもなります。

2009年4月21日 7:41 AM

中部のご支援先「勉強会」

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 本日は環境グループメンバーのご支援先にて開催の勉強会講師として行ってきました。皆、姿勢は真剣そのもの。社員向けの勉強会の講師をすると、姿勢というのは見え易いものです。通常我々が開催するセミナーは経営者向けが多く、且つ有料でもある為に当然真剣度は高くなります。一番時給の高い人が交通費も掛けて、有料で受講することは多くのものを持ち帰らなければなりません。しかし、一方会社が社員に参加させる場合は、強制的にもなりがちで業務のことが頭から離れず、「受講したくない」「早く終わって欲しい」と想う人も少なからずいます。
 「親の心、子知らず」ならず「会社の心、社員知らず」と言うべきなのでしょうか。
 受講させたい気持を少しは我々も変えることは出来ますが、最終的には会社つまり経営側の意識が重要です。それが社員にも伝わっています。
 本日は、会社の高い意識が見えた気持良い勉強会でした。

2009年4月18日 7:48 AM

大阪事務所「セミナー」

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本日は建設系廃棄物のセミナー西日本編を当社大阪事務所で開催しました。
 建設系廃棄物もご存知の通り、激減している環境は変わりません。廃棄物全般の話故に何を今更という話もありますが、建設系廃棄物の将来を見ていくと先行きは曇りがちの市場となります。市場が縮小すると安値合戦となるのは世の常であり、業界全般にとって縮小にならざるを得ません。つまり、既存の顧客にこれまでと同様の商売だけでは発展が見えなくなるということです。
 だからこそ、建廃業界には業態転換は不可欠となります。
 可能ならば狙うべきはこれまでと違う顧客層であり、且つ発展していく市場となるでしょうか。それ故、ハードに関する投資を抑え、ソフト面強化は不可欠になるのでしょう。
 建廃をメインにされている方は是非、今すぐに新たな仕掛に取組んでください。
 落ちていって取組むのではなく今すぐです。
 ついつい、目先のドタバタに囚われがちで、決めることに後回しをする方もいますが、いま少しのリードが大きな差になることを信じていただければと思います。
 セミナー参加者とお話をしていて、参加者は各社真剣に次の一手を動こうとしている企業で安心しましたが、いよいよ「攻め」についての本格派の時代が来ていると感じますね。

2009年4月14日 11:16 AM

関東のご支援先「業績と賃金」

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本日は一般廃棄物と産業廃棄物のご支援先でした。
 廃棄物処理業の各社が業績を20~30%を下げてきている中で、賃金のカットに止む無く突入する企業も出ています。
 もちろん、殆どの企業がコストダウンに取組んだ末での結論であり、経営者自らも50%以上も報酬面を下げたりしている方もあり、本当に仕方が無く聖域に手をつけているといっても良いかもしれません。
 
 経営者の誰もが従業員の悲しい顔は見たくはなく、そしてツライ想いはさせたくないものです。しかし、現在の市況下において、固定費を完全に下回っている企業では、自らの体力が続く限界も来てしまう場合もあるのです。昨年までの資源高騰が無ければ、その収益構造での人の体制であるものですが、これまでの資源物が結果として悪い方向をつくらせてしまったかもしれません。
 ご支援先に私が賃金総枠のダウンをご説明する時もありますが、一番解って頂きたいことは、皆の生活を守る為での企業の選択ということです。だからこそ一人一人のコストダウン意識であり、営業の強化となることでもあります。
 いよいよ廃棄物処理業にとって生き残り合戦です。自社体力を上げていき、次の好景気にもう一段階上がっていきたいですね。

2009年4月13日 8:00 AM

休日「wedding」

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 本日は環境グループメンバーの岡崎さんの結婚式に参加してきました。岡崎さんは、古紙業界のご支援やco2ビジネスでお馴染みですよね。
 初々しいお二人の姿を見ているとこちらまでニコニコしてしまいます。なんでも就職活動にて知り合いながら、船井総研入社後の激務をぬいながら、お付き合いを深めてきたことが凄いですね。新婦の支えで岡崎さんも、逆に上手くバランスを保てた?などとも考えてしまいました。
 この歳になると、同級生の結婚式などはなく会社先輩の立場などでしかなく、少々寂しい感じもしますが、やはり「ハレ」の場というものは気持が良いですね。
 日本人は「ハレ」というものに対して、特に重きを置く民族です。「ハレの場だから・・・」というものに、付加価値を認め、モノでは済まされない「思い出」を大事にします。「モノ」より「思い出」です。
 結婚式はその代表でもありますよね。
 ところで岡崎さん。殆ど休まずに仕事に戻るとのこと。仕事の都合上、暮れの落ち着いてから新婚旅行に行くそうです。こちらが心配してしまいますが、奥さんも流石に船井総研の仕事を理解して頂いているのでしょうね。ありがたいことです。
 でも私が言うのも何ですが、仕事よりも家庭を一番にするようになって欲しいですね。家庭が幸せであるから、ご支援先に幸せを提供できるのでしょう。
 お二人のご多幸を!

2009年4月11日 8:30 PM

中四国のご支援先「仕掛」

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本日は一般廃棄物、産業廃棄物のご支援先でした。
 先日、立ち上げた事業が上手くスタートしていき、受注から初期投資が回収できたことに、ひとまずは安心です。しかし、ここからが大事ですよね。大きく儲けて頂く為に、まだまだ仕掛の手を緩めてはなりません。
 仕掛という言葉が、簡単に使われることは多いのですが、では一体「仕掛」とは何なのでしょう。
大辞林では
1)他人に対して、自分の方から積極的に動作・作用を向ける。攻勢に出る。
「喧嘩(けんか)を―・ける」「うしをくひてゐるきやくにはなしを―・ける/安愚楽鍋(魯文)」
(2)装置を取り付ける。また、装置をセットする。しかけをする。
「目覚まし時計を―・ける」「わなを―・ける」
(3)し始める。また、ある動作を始めてその途中である。
「挨拶を―・けて気付いた」
(4)煮たきするために、鍋(なべ)・釜(かま)などを火にかける。また、その準備をしておく。
「ご飯を―・ける」「是からおかゆを―・けう/浄瑠璃・先代萩」
(5)浴びせる。注ぎかける。ひっかける。
「烏のとびて通りけるがゑどを―・けけるを/宇治拾遺 2」
(6)押し寄せる。押しかける。
「今夜は何でも家へ―・けて、引つ剥いで行かにやあなりませぬのさ/歌舞伎・都鳥
 ここで一番近いものは、(1)と思われますが、自分から他人(顧客)に対して積極的に動作をすることであると思われます。
 その積極的攻勢とは、当然待っていることではなく、(2)のように装置をセットして終わりではありません。状況は日々変化していき、その度にいつも攻勢方法をリニューアルしていくことではないでしょうか。
 私が仕掛について常に思うことは、新しく開発したノウハウもいつかは盗まれるものと思い、それを上回る方策をいつも出し続けなければならないと思っています。
 十年一昔と昔は言いましたが、今は一年一昔。早い経済環境の変化は、昔の成功事例も直ぐに陳腐化していきます。
 廃棄物処理業も同様であり、常に仕掛ですよね!

2009年4月9日 8:18 PM

東海のご支援先「春です!」

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本日は東海の、一般廃棄物、産業廃棄物のご支援先です。
 私の住む神奈川県もポカポカ陽気でしたが、当地も暑い程の陽気となりました。桜も満開を少し超えたところと、気持の良い季節です。社長とご一緒に数値の分析をしていたのですが、午後からは温度が急上昇していき、とうとう初クーラーとなってしまいました。エコじゃないですね・・・。
 数値を分析していて残念に思うことは、欲しい数値が調べようもなくなった時です。現在の顧客や原価を導く折に、その数値が見えなくなると仮説として出していかざるを得ません。計画段階では仮説も許されますが、現在のように廃棄物処理業界の不況下においては、そのような仮説では話にならないことも多くあります。
 儲からない時にコストダウンに走ることは当り前ですが、反省点は儲かっている時にその分析ができていれば、不況下でも苦しむことがなかったということです。
 今はコストダウンを顧客もそして自社も求めています。だからこそ、今回の不況下では数値もしっかり捉えて欲しいと思います。それが次の好況期の準備となります。

2009年4月6日 8:31 PM

北関東の支援先「パーフェクトから始められるか?」

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 本日は一般廃棄物と産業廃棄物のご支援先でした。
 同社では事業の立上のご支援ですが、先行きが見えてきました。この商売をしているとよくあるのですが、上手くいくと感じる「イケルゾ感」大事ですよね。
 全ての企業が完璧な条件で進められることはありません。しかし、ある程度の想定リスク回避をしていきながらも、走りながらの改善も必要です。
 後は経営者と会社のヤル気でしょうか。我々も可能な限りのデータも揃え、あらゆる保険も掛けていきますが、最後に決まるのはそんなベタベタな人間的な部分ですね。