丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2008年12月16日 2:24 AM

ご相談 「排出元のコンプライアンス」

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 船井総研では12月本決算にて、1月より新年度です。それ故、ご支援先でも実施しているように予算設定というものがあります。今日がその日となりますが、未曾有(麻生さん的にミゾウユ?)の経済状況的な中で非常に先が見えない要素が増えています。ご支援先の業績が上がることが、我々の業績も上げることになる為に、これまで以上の努力が必要になります。
 その後には恒例のリーダー忘年会というものがあるのですが、役員から東京管轄の全管理者が集まり、お酒を飲みます。この時間によって、ようやく今期のラストランが来たことを再認識するとともに、来期のスタートラインが見えてきますね。ところで、やはり様々な業種のリーダーと飲んでいると、実は凄く勉強になっています。馬鹿話をしながら、いつの間にか仕事のヒントを沢山もらってもいますね。
 ところで本日は社内故に、ある排出元よりのご相談を受けていました。ある全国での多店舗展開企業ですが、廃棄物業者選定に悩まれておられました。現在は各店舗に任せているものの、コンプライアンス面でも統一していきたいことも多々あるとのこと。CSR観点でも企業としての責任面として、リサイクルに一本筋を通したいようです。
  しかし問題は費用や現場の使い勝手の問題。良いことをすることは大切ですが、費用アップの受容度(経済性)と利便性が欠くこと(効率性)による二つの展開の為の阻害要因があります。
 「環境化できない企業は生き残れない」とは考えていますが、上記二つのことは無視できないですよね。環境だから許されるでなく、環境化から経済性と効率性も改善できることが重要なポイントであるとも思います。

2008年12月14日 11:14 PM

北関東でのご支援先 「経営者ほど素敵な仕事はない」

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本日のご支援先は一廃・産廃(中間)です。
私も大好きなトップで、学ばせて頂くことがいつもたくさんあります。
 今日、話をしていた中で、経営者の器の話になりました。
 私がお手伝いをしている企業のトップでも二つに分かれるのですが、「社長などは、何も良いことがない。ツライ」とする人と、「楽しい。まだまだチャレンジしたい」とする人です。これまでの経験では、前者のトップが8割で、後者は2割といったところでしょうか。前者の方にとっては、例えば某T自動車や電器メーカーPなどのトップをする機会があっても、考えるまでもなくNOとなります(普通はそんな機会はありませんが・・・)。しかし後者はチャレンジしたいとなり、TやPはさすがに無いにしても例えば500人や1000人の会社を経営してみたいと思うわけです。
 社長の自分と、個人としての本来の自分の二つの間で、悩まれる方は多いものです。我慢をすれば当然ストレスが溜まります。また思い通りにならないことや、リスクで眠れないことも多くなるとツライものにもなります。
 同社は勿論社長業は楽しいと感じています。
 「何も1000人全員を指揮して、方向性を正したりするわけでなく、10人の直ぐ下を育成すれば良いもんね」と。
最後に言われていました。
 「私は人間が好きなんです」
究極の真理ですよね。

2008年12月13日 8:20 AM

北関東でのご支援先 「のるかそるか?」

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本日のご支援では、ある許可案件の事業可能性調査でした。
 お客様がこの廃棄物処理業を経営される中で、迷われる幾つかのポイントの中で、プラントを主にした新規事業検討があります。特に直近の廃棄物減量の中では、本当に事業を進めていくべきか、投資回収が見込めるのかを見極める重要性が増しています。第三者の冷静な視点で調査による事実を積み重ね、分析をしていき、方向性決定の要素を埋めております。
 誰だって将来のことは解りません。でも解らないから、「勘」で進めるには投資が大きいもので、会社の屋台骨を揺るがすものになると、恐ろしくて経営はできないでしょう。
 KKD(経験、勘、度胸)は好景気には良いかもしれませんが、変革の時代こそ脱KKDで動いて頂きたいと真に思います。

2008年12月12日 8:53 AM

エコプロダクツの船井総研ブース

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本日はご支援に行った帰りに、エコプロダクツに行ってきました。
 同展示会は日本経済新聞社主催にて、17万人の集客を誇る環境関連の展示会では一大イベントです。
 船井総研でもブースを持たせてもらい、環境業界就職エリアをつくり、ミニセミナーを開催しながら環境業界の8社程に出展頂きました。
 初日ということで、通常のイベントでは少ないものですが、このエコプロでは人、人、人の既に大混雑状態でした。当環境就職ブースも多数の人に来場頂き、環境ビジネスの熱を改めて実感しました。
 エコプロの特徴は、日本でも有数の製造業や流通業、重電、そして行政関連からNPOまで環境に関わる様々なプレイヤーが集まることです。各社のブースを見て実感したことは、「環境化していない企業は生き残れない」ということです。各社のCSR的取組みが、興味深く表現されていました。時間の関係で、ざっとしか見れませんでしたが、休日に家族連れでも楽しめますね。
 そうそう!その環境就職ブースでは、弊社のHR(ヒューマンリソース)コンサルティングチームが、環境就職全般のお手伝いをしております。
環境中途人材
環境新卒人材
 ご興味ありましたら是非!

2008年12月11日 7:22 AM

大阪の新世代研究会 「新規ビジネスの方向性」

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 本日は大阪事務所にて、廃棄物処理ビジネス新世代経営者研究会でした。メンバーの槻瀬さんにより、新規環境ビジネスをご紹介していましたが、共通していたことがソフト路線の転換でした。
 先日のこのブログでもお伝えしましたが、ソフト路線の転換、真のコンサルティング化が近づいております。このブログを読まれる方は、とうに感じておられると思いますが、うわべのコンサルティング化ではない路線を築いていって頂きたいと思います。
 昨晩過去のご支援先とお電話で話をしていましたが、その時に仰られていたのが、「顧客が増えているのに、昨年比マイナス」ということでした。一件当りの顧客の生産量(建設も)が減れば、当然廃棄物は減る中で、更にコストダウンに走られています。
 来年こそ、ソフト強化にて減収でも増益を目指してみませんか?

2008年12月10日 5:55 AM

東北のご支援先 「外部環境からみるソフト強化」

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本日は、産廃を主に収集と中間を持つ企業。1.5ヶ月程の調査にて現状分析を行なったのですが、やはり外部環境は厳しい将来が現れてきました。
 どこの地域においても、廃棄物の将来量は必ず減少していきます。加えて急激な産業の停滞は、廃棄物減少においても明確に現れる兆しです。
 その商圏の需要(廃棄物排出量)に対して、もし供給量(処理施設の能力)が満たされていれば、圧倒的な差別化施設以外は作る必要が無くなってしまいます。
 いよいよ、廃棄物処理業においても真のソフト強化が求められてくる時代は眼の前ですね。
 地域、規模や企業力によっては、持たない経営も選択肢として重要です。

2008年12月9日 1:22 AM

深夜のオフィスで・・・

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不覚にも、またして徹夜で報告書つくりです・・・。
 この丸の内近隣には深夜に開いている飲食店も少なく、新丸の内ビルディングにある高額な店か、少し歩いて八重洲界隈の店に行くか、もしくは隣のビルのコンビニに行くかの選択肢となります。船井総研の入っているビル(OAZOの日生ビル)にもコンビニや飲食店群(丸の内OAZO)もあるのですが、当然深夜はクローズになります。
 深夜に元気で時間に余裕があれば八重洲、時間も無ければコンビニといったことが多くなります。しかし、環境グループのメンバーの農業チームリーダーである山田の話を聞いていると、そう頻繁に食べているわけにもいかないものです(無農薬を食べないといけない!)。
 先ほど近所の「なか卵」にて親子丼を食べて栄養補給をしてきましたが、お腹が膨れれば当然眠くなります・・・。またしても不覚!
 ところで、私が昔からメンバーに伝えていることのひとつに、「会社に泊まるな!家に帰れ!」とするものがあります。
 「会社でないと集中できない」などを言う人もいますが、つい会社にいることに安心をしてしまい、効率を落としていることもあります。お喋りをしたり、食事が長引いたり・・・。そしてそれは癖にもなり、「良いや。泊まって仕上げよう!」と陥りがちです。気が付くと社内には3~4日泊まっていたり・・・。
 「家でできないことは、会社でもできない」と考えております。要は集中力が問題ならば、どのような場所でも発揮させなければなりません。更に言うと精神力でしょうか。家に帰り、例えばもし子供が寝ていて、朝も早々に出かけて出会えなかったとしても、そこに居たことを子供に匂わせなければなりません。そしてシャワーも浴びて、リフレッシュした中で次の日をスタートさせ、その日に向かうお客様に最高のコンサルティングをご提供して欲しいとメンバーに思っております。
 どんなに徹夜で疲れていても、その日に出会うお客様に心配されるような疲れ顔では最悪ですね。疲れている人からは、良い発想も情報も出ず、後ろ向きになりがちです。いつも幸せを提供できるコンサルタントであり続ける為にも、家に帰る癖付けをして貰おうと思っております。
 必死に頑張っているグループの若手を見る度に、そんなことを深夜に思いますね(苦言と言うよりも応援ですよ!)。

2008年12月7日 9:17 PM

部署研修

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本日は部署研修でした。
船井総研でも年間を通して、宿泊型の社員研修は実施しています。今期の総括と来期に向けて仕掛、そして全社の意識統一や創業者の思いの理解と表彰会などの全社研修。役職者と経営陣の意識統一の為の幹部研修。そして部署毎に設定を行なう部署研修です。部やグループ単位にて自ら企画を立て、海外視察を行なう部署や、外部講師を招く講演会、繁盛店視察など様々です。
 我々環境グループの今年の企画は、「ネタ勉強会」を主にした研修を行いました。グループ25名程が集まり、場所は湘南国際村の研修施設を借り、宿泊にての朝から晩までギッシリの研修会です。研修内容にあるネタとは、我々が普段お客様にご提供している各種コンサルティングがありますが、その共有化を更に浸透していこうとするものでした。
 ナレッジマネジメントは社内でも各種取組んでおりますが、やはりギッシリと腰を添えて行なうものとは違います。普段いつも顔を合わしているメンバーですが、なかなか他の人の詳しいコンサルティング内容と本質まで多くは見えないものです。
 外部での勉強も大事ですが、先ずは自らの近いところからも沢山学ぶことはありますよね。
 朝から始めた講習終了は予定通り24時を越えてしまいましたが、その後は当然お酒の時間。フリースペースを使った飲み会では朝4時まで続きました。通常7人を越える飲み会では、複数のグループで複数のネタになるのですが、皆でひとつのネタで大盛り上がりです。仕事の話や難しい話などは一切なしで、ひたすら馬鹿話をしていました。ここでは書けない内容ですみません・・・。
 翌朝は朝食にて解散となりましたが、皆大満足でした。
 今回の部署研修成功の為の重要要素は、①学ぶ為の素直な心②企画内容③優秀な幹事といったところでしょうか。今回は「産廃web」の担当でお馴染みの竹内さんが、主導して引っ張ってくれたお陰でスムーズに運びました。段取り力は重要ですね。
 でも本当に宿泊型研修もたまには良いですよ。社員旅行も減る時代ですが、研修は別ですよね。私のご支援先でも数社には幹部研修を宿泊型にて実施してもらいますが、じっくりと腰を据えてやる時には有効です。

2008年12月6日 7:42 PM

関東でのご支援先

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本日は一般廃棄物・し尿・浄化槽のご支援先です。
ご支援の後に、急遽忘年会に参加させて頂くことになりましたが、酒の場というのも良いですね。普段は見えない社員さんの姿も見えて、私自身も楽しませて頂きました。
 飲みニュケーションも大事ですよね!

2008年12月5日 6:46 AM

東北のご支援先

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本日は東北です。中間処理施設に甘んじているだけでなく、廃棄物が出る手前となる川上工程を強化している同社です。川上も川下も抑えることは、地域密着型では必要必然となることですが、言うは易し行なうは難し。営業と作業の問題、そして更に採算性を上げていくことは、至難の技です。同社ではそれも数年掛けて作りこんできました。地道に地道に・・・。
 経営スピードの向上は、どんな業種であっても最重要要素にはなっています。最大限にスピードを上げて、一方で地道に進めることはコツコツと進めていくこと。
 出来そうでいて難しいですよね。トップの信念と折れない心が重要です。