丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2012年4月5日 11:20 AM

北陸。排出元の意識は明確に変化しています!

未分類

 福井県主催の研修会において、「廃棄物コスト削減と再資源化事例公開」と題した講演をしてきました。来場者は、多量排出者である大手企業を中心に150名超えと盛況でした。
 近年は年間2~3回程度に行政系の講演を引き受けさせて頂いており、昨年も山形と広島にて講演させて頂きましたが、そこで感じるのは参加者の意識の明確な変革です。
 6年程前までは正直、行政との義理で参加しているような人も多かった気がします。厳しい言い方をすれば、「お前、こういった勉強会あるから、行って来い」と経営者から言われ、何の目的も無い人が参加していることも多かったかもしれません。無料だから、気軽に参加というところでしょうか。
 我々船井総研での主催セミナーでは企業経営者向けに有料で行っていることもあり、その本気度のも当然高いものです。しかし現在、行政主催の無料セミナーであっても、今は参加者が情報を欲しており、そして直ぐに使う情報を得るために参加しているとも感じます。特にリーマンショック以降の近年は、排出元、廃棄物処理業者ともに意識が明確に変わっており、行政主催の講習会でも、本気度が伝わってきます。
 そして今回は行政側との事前打ち合わせにおいても、一般論ではなく実務的な事例を求められました。直ぐに使える話、そして特にコストダウンなどの実利になるものを求めているとのことでした。啓発ではなく、実務として有効な時間にしなければならなくなっているのです。
 これまでも廃棄物処理業の方々には、廃棄物削減業となることをお薦めしてきました。顧客が求めていることは変化しております。安全安心は当たり前となり、リサイクルも既に当たり前とでもあり、安心やリサイクルをコストである時代は終わったといって良いでしょう。顧客は次の段階に入り、削減すること、つまりREFUSUであり、コストダウンを求めているのです。
 今回の講演会では、その具体的な廃棄物の削減方法に関するレクチャー面を、具体的な削減事例でお伝えしていきました。住建設業、各工場系、流通飲食系といったそれぞれの事例でしたが、ポイントとしては資源化であったと思います。
 過去より、「ゴミは宝の山」とした表現をしてきましたが、リサイクルで見れば無理の無い再資源化になったと言えるでしょう。無理のあるものと言えば、リサイクルをしても使われていない資材系のものや堆肥などでも多かったものです。本来あるべき形は、自社で出したものを自社で使う程のリサイクルを目指さなければならないのでしょう。しかもそれが、従来よりもコストダウンできるようにならなければならないのです。だから先ずは減らすこと、発生抑制です。その上で減らすことができない廃棄物、どうしようもならないものに関して、自社で再利用することを現状より安くリサイクルループができるかは重要な点になってくるでしょう。
 安かろう悪かろうでは、当然成り立ちません。リサイクルでこの程度ならば、良いでしょうも成り立ちません。埋める方が安いでも成り立ちません。質もコストも最高なリサイクル製造業に、中間処理場はならなければならないでしょう。
 過去、ゼロエミッションが多くの大手企業で取り組み始めた時は、「それは東京の話、大手の話」として、なかなか地方でも根付いていかない時がありました。
 しかしいま、いよいよ共通していることはコストダウンへの要望です。しかし、無理な値引きや安い業者選定は当然本望ではありません。前述の通り、安全安心リサイクルは当たり前の上で、コストダウンができて、真のリサイクルが成り立つことでしょう。
いよいよ、本当のリサイクルループが多く現れてきそうですね。
講演の会場です。熱気ありました!
P1030050福井講演.jpg
新車買いました!!
自転車ですが・・・
気付くと、前の自転車は11年ほど乗っていました。とは言っても、海に行く時程度ですので、50日/年程度しか乗っていないので、550日程度だったのですね。
でも、さすがに潮でやられて相当に錆びています。
愛着はあるのですが、さすがにみすぼらしく、思い切って買いました。
F1000004新車.jpg
当然ですが海仕様です。ビーチクルーザーです。ブレーキも後輪はコースターブレーキ(バックペダルで停止)になっています。
F1000003新車.jpg
当然ながら、ボードキャリアも新調しました!
当初は載せ替えも考えたのですが、新品で心機一転です。
でも、最近は日曜日も仕事が多かった為に、乗れていませんでした。。。
F1000002新車.jpg
ところで、土曜日日曜日に会社にてグループマネージャー研修&合宿を受けておりました。東阪別の開催ですが、東京のGM9人が集まり日昼は当社常務の大野や特別顧問の宮崎を講師に気概を学んでおりました。むっちゃ、気合が入りました!当然ながら社内講師と言っても弊社の場合、プロ中のプロなので、本当に感動させられました。その後は場所を浅草に移し、宿泊先で役員と懇親会でしたが単なる飲み会ではなく、ここでも本当に勉強だらけです。店の前は、スカイツリーと「ウンコビル」がありました!夜の浅草もキレイですね。
F1000007スカイツリー.jpg
ちょっと詰まったPJが終わりました!PJメンバーの小川さん、林さん、釜谷さんとお約束の八重洲の「紅とん」へ!PJ中は夢にまで見た光景でした。。。
でも、後から写真で見ると美味そうに見えないのは、なんでやろ・・・
F1000020紅とん.jpg
海も曇っていましたね。。。ちょっと寒めです。
ルナも寒そうにしており、早く帰りたがっておりました。
猫かい!
F1000021ルナ寒い.jpg

2012年3月4日 1:52 AM

「前のめりな姿勢」

未分類

 ブログをサボっていたせいもあり、お伝えし忘れておりました。
本年もINDUST(いんだすと)の2月号にて、廃棄物処理業の2012年事業戦略を執筆しております。同誌への執筆は、この5年ほど続けておりますが、過去の掲載内容を改めて見直してみると業界の時流も急ピッチで進んでおりますね。そして、その時流予測が多くその通りになっていたことも、嬉しいのと悲しいことと半分半分です。廃棄物全般のパイの縮小などは、誰しも予測できたことながら、そしてそうならなければならないことながら、業界的視点で立つと複雑ではあります。市場の縮小はイコール競争の激化と価格の下落に陥ってしまうわけですから。
 10年ひと昔と言っていた時流は、3年ひと昔と言っても間違いないと思います。排出元が、廃棄物処理業者に安全安心を求めていた時代が、随分昔に感じます。今では、そのような基準は当たり前になってしまいました。
 先ずこの早い時流においてしなければならないことは、過去の否定では無いでしょうか。確かに文化も景気も経済も繰り返しの波がありました。一定の周期によって繰り返され、これは今後も続いていくことでしょう。この近年だけ見ても、バブル崩壊を経験したり、リーマンショックを迎えたりで、それでも多くの企業が勝ち残って、生き残ってきたことと思います。
 「また、良くなるよ!」や「以前もあったけど、必ず戻っていく」「何もしないこと」は否定しなければなりません。また、「いつ良くなるのかね~」「早く良くならないかね~」と待つことも否定しなければなりません。大事なことは、動くことです。動いている限りは後退はありません。必ず前に進んでいきます。
 私の好きな本のひとつである司馬遼太郎の竜馬がゆくには、
「たとえ死ぬときは、どぶの中でも前のめりに死にたい」
とあります。
 もちろん皆様は死ぬことを前提に考えて欲しくはないのですが、その目的が成就できなくても、その道中であること、その目標の方角で常にあり続けることが大事では無いでしょうか。
 どのように考えても、経済情勢は混沌とした時代に突入しようとしており、日本国内での様々な商売が苦難の時代を迎えようとしております。人口減少は避けられず、日本企業の空洞化も避けられないでしょう。住宅や建設土木も局地的な復興需要が終われば、本来の姿に戻り、無駄の無い必要最低限の形へとなっていくでしょう。
 廃棄物処理業各社は、この時代で戦っていく策を練らなければなりません。現在の場所で現在の顧客のままでは、縮小しかないということです。顧客側の製造も着工も減り、そして削減努力も進みます。 
 では、廃棄物減少時代に何を取組むべきか?それは、その地域や規模、そして持っている力によっては違うのですが、2012年に多くの企業が目指して欲しい共通キーワードがあります。
①廃棄物・再生資源業のボーダレス化
②縮小市場での戦い方
③廃棄物の商社マン化
④顧客密着思考
⑤売上よりも率
⑥商品付加
⑦小口重視。「小さく」「たくさん」
⑧工場と運搬の成長
⑨廃棄物削減業・環境コスト削減業
是非、前のめりに取組み続けることだけは忘れないで欲しいと思います。
ご支援先の帰りに、メンバーの釜谷さんと横浜のスタ丼に行きました。本当はラーメン二郎に行くはずだったのですが、あまりの混雑にて断念しました。しかし、ニンニクを求める身体が我慢できずに・・・
確実に太ります。。。
F1000012横浜のスタドン.jpg
北にて、あまりにも美味い味噌ラーメンを食べました!ま、オチがなくて申し訳ございません。。。
F1000043あまりにも美味い味噌.jpg
ルナです!相変わらず元気です!最近、私が散歩に行くと100%の確率で外で用を足します。。。
なんで・・・
F1000041海とルナのアップ.jpg
多少寒いですが、夕暮れも気持ちよくなってきましたね!
F1000001夕陽とルナ.jpg

2012年2月19日 9:22 AM

中四国の産廃のご支援先「メモ魔」

未分類

いきなりですが、すみません!!!
えらい期間が空いてしまいました!!!!
心配のお言葉ありがとうございます。
生きておりますよー(当たり前ですが)
閉鎖もしておりません 笑
 本日は中四国の産廃のご支援先でした。同社にて、若手の人への教育についての話になりました。
トップと規律、礼儀、マナーなどはどこのご支援先でも話になるのですが、その際にメモをとらない社員についての話が出てきました。
 弊社創業者である船井幸雄から様々な教えを受けてきましたが、その中で「メモをとる癖付け」をと言われるうことがありました。これは実に単純なことです。人は忘れやすく、勘違いしやすい生き物です。だからこそ、これを極力少なくすることを心がけようというものです。
 ご支援先のトップを見ていて、メモを取らない経営者はいません。社員の方とも多く接する機会がありますが、優秀な社員でメモを取らない社員もいません。自分の能力を過信する人ほど、メモをとっていないものです。自分は物覚えがよくないと自覚している人ほど、メモをとっています。その2つの種類を比べてみても、様々な点で優秀さは明確にあらわれています。
 嫌な経験をする、嫌な汗をかくこと、これが人を成長させることも多分にあります。怒られた、客先に迷惑を掛けた、等々のことが成長に繋がることも多いものです。二度と同じ過ちをしたくないとする、防衛本能が行動として定着していくものです(たまに同じ過ちを繰り返す人もいますが・・・)。メモも得てして、ここから定着することも多いようです。
 新入社員や若手の場合は、当然上司からメモをとるように言われていたりするものですが、ポイントがずれていることも多く、そのたびに叱責されている光景を見かけます。これはメモをとるべき重要な点に気付いていないことが多いからでもあります。そのような人の場合、先ずは徹底的にメモ魔にならなければなりません。それができるようになれば、それを纏めなおして上司などに見てもらうことが、メモを上達させるコツでもあるでしょう。
 もうひとつ重要なことは、このメモをとった後の話です。先ずはメモをとって、とって、とりまくることをしていかなければなりませんが、その後の使い方は様々です。毎日、新たにまとめ直す人もいれば、和からかったことを調べなおす人、重要なフレーズのみを別のノートで整理する人もいて、一方で全く何も触らない人もいます。
 人間の記憶とは曖昧であることは前述のとおりですが、INとOUTの関係は実に単純なものでもあります。INをした後の48時間が本来記憶の限界値となり、その前に確実にOUTしておく必要があります。まとめなおすことも然り、そして一番は行動に起こすことでしょう。誰しもそれなりに多忙な毎日を送っているわけですから、そのなかでメモをとったことが如何に重要なことであっても、埋没してしまうこともあります。これは本当に勿体ないことではないでしょうか。
 何故メモをとるのかの理由を考えれば簡単なことなのですが、作業ではなく、記録であり、明日の来月の来年の数年先の為です。全てが行動の為にであるならば、メモの扱いも当然決まっていることですね。
 メモ魔とは、そこまで出来ることではないでしょうか
ご支援先近所のカレー屋さんです。私は学生時代、バックパッカーの真似事で1ヶ月程インドを放浪していたことがありますが、その時は毎日カレーを食べ続けました。カレーも色々あるのですよねー
F1000006鎌ヶ谷カレー.jpg
メンバーの小川さんと支援帰りに新宿を歩いていたら、大好物のスタ丼に似ている店を見つけました。私はスタカレーに該当するものを頼みましたが、やはり本家が良いですね
F1000005偽スタカレー.JPG
急遽、社内にいることになり、久々に若いメンバーと昼飯に行ってきました。折角なのでと、ちょっと歩いて「しゃぶしゃぶランチ」に行ってきました。980円で肉250gで、野菜とご飯とドリンク、アイスが食い放題です。
F1000001しゃぶしゃぶ.JPG

2011年12月5日 11:22 PM

東北の産廃のご支援先「無常識営業マンは外に出してはいけない」

未分類

 東北の産廃の支援先でした。営業戦略会議を実施していた際に、営業マンの現状能力に不安を感じた人がいました。このまま、外に出したままで良いのでしょうか?と。
 業績アップのご支援を行う際に、BtoBでは営業マンの能力アップは不可欠になっております。会社が顧客をつかまえる仕組みを持ったとしても、クロージングは工場としても営業マンが伝える能力が無ければ、成果が上がりません。それ故、営業能力を鍛えることも支援では多く行っておりますが、一方でテクニック論だけでは無い場合があります。それは営業マンのスタートラインに立っているかということです。
 営業マンというよりも、社会人としての常識になっていくことが多いものです。ある時などは、ベテランの営業マンなのに、社会人としての常識を知らないままきていることもあるものです。最近は業界内に新卒採用も増えてきてはいますが、これまで中途採用が殆どであった為に、その前職での常識がその人の「当たり前」になっていることも多いものです。一方、躾やマナーの厳しい環境で育った人にとっては、入った会社の非常識度合いに呆れることもあるようです。
 更に言えば、本来親から教わるべきことを教わっていないことも多分にあります。モラルというものは特にそうでしょうし、挨拶や感謝の気持ちなども然りでしょう。全てを「ゆとり教育」のせいにしてはいけないのですが、本当に叱れる人が少なくなったこともあるのでしょう。
 近年のある調査で、就職活動中の学生の統計を取ったところ、学生時代のアルバイト経験、中高生の体育会の部活動経験が相当数に減ってきているようです。つまり、縦の社会を知らないままに就職してくる若者が増えております。アルバイトや体育会の部活動が素晴らしいということでは決してなく、少なくとも小さな社会での縮図を学べる利点はあります。時には理不尽もあり、敬うことを教えられ、管理されることも経験していくことでしょう。
 親と子の関係も変化しており、友達関係のようとも現されることがあります。しかもそれを目指す人でさえもいます。その中で教えられることもあるのかもしれませんが、叱れない親も増えているようですね。
 結果、敬語も喋れない、挨拶もできない、そして人としてのモラルが無い人が生まれていく原因にもなっていることがあります。
 会社は学校ではありません。しかし、採用をするということはその人を育てていく決意があり、だからこそ不足しているものを教育していく必要があります。
 常識を知らない人に「非常識なヤツ」と言うことは簡単です。しかし、恐らくそれは「無常識」なだけなのです。その無常識なことには、会社もそれを理解して教えていかなければならないのでしょう。
 営業マンとなれば、更に顧客の目はシビアなものです。無常識を若いからと許してくれる人もいますが、絶対に許さない人もいることでしょう。会社の看板を背負う営業マンとして、その会社がそれを認めていると思われていては発展がありません。先ずは徹底して、外に出せるレベルにしていくこと、それから廃棄物やらの知識を埋めていくべきでしょう。
 是非、営業マンのスタートラインには気を配ってください。
気持ちの良い日曜日でした!アタマ程あって、楽しめました。まだ、海も暖かいですよー
12月のルナ1.jpg
それでも、日曜日の朝起きてwebで波をチェックするものの、くじけて早朝から行かずゆっくりと昼頃に行くときがあります。行けば必ず楽しいのですが、寒くなるとくじけそうになりますね。自分に負けては駄目です!
12月のルナ3.jpg

2011年11月28日 6:38 AM

北信越のご支援先「不況下の賞与」

未分類

 本日のご支援先は北信越の産廃・一廃業でした。同社にて賞与算定を行っていたのですが、お金を決めるというのは変わらず、たいへんなことです。私自身も神経を詰めて取り組んでおります。
 これまでも廃棄物処理業・再生資源業向けの賃金制度については、40社以上策定してきましたが、全員が納得できる賃金の仕組みはありません。しかし忘れてはいけないのは、それぞれの会社において導入の意義が存在しているということです。
①がんばっている人に報いてあげたい(頑張っても、頑張らなくても同じにさせない)
②過去の歴史が作り上げた、歪な制度を適正に戻したい
③将来の目標を描けるようにしたい
④教育と一体化したい
⑤良い意味で危機感を持たせたい
⑥管理者を育成したい
⑦思いを明確にあらわしたい
⑧家業から企業にしたい
等々でしょうか
 大事なことは、その導入意義を忘れないことだと思います。社員が可愛くないトップなどいません。ついてきてくれている人に少しでも報いたい、そして力を発揮して欲しいものです。
 制度が全てではなく、制度は道具でしかありません。しかしルールがない中では、お金だからこそ誤解も招きかねないでしょう。導入意義と厳格なルールを敷くことにより、企業にもなっていくのでしょう。本来ならば、上記のような①~⑧を達成できるならば、そのような制度も要らないと思っております。会社がしっかりと自分を見てくれていて、評価を感じればよいのですね。しかし、いくら褒められても賃金は様々となれば、将来が見え難くなることでしょう。だからルールが必要にもなるのでしょう。
 会社が仕事や取組みに何をすることを求めて、そのレベル感と自分の今の状況を理解することにより、少なくとも誤解は無くなっていくのでしょう。一番残念なことは、この自分の「頑張る」と会社が見る「頑張っている」が違うことではないでしょうか。それは結果として、お互いのストレスにしかなりません。会社と本人の方向を合わせることで、そしてその直属の上司が不足していることを教え、成長させることで本来の教育にもなっていきます。
 残念なことはこの支払う原資が足りない時でしょう。皆が成長しているのに、業績が低迷してしまい、払えなくなる時です。これは経営上の課題もありますが、時流も多いにあります。そして来年度の不況期突入の中ではその要素も増えてくるかもしれません。
 実はこの不況期こそ、この導入意義が大事なのでしょうね。会社は儲かっていると予測で考えていると、支払われない結果に不信に繋がりますが、会社の収益と連動を明確にルール化することで同じ結果でも違った意識にもなります。
 賃金というナーバスなものだからこそ、ルールは絶対必要なのでしょう。
 従業員皆にたくさんの給与を持って帰ってもらい、従業員の家族がその働いている夫(妻)に感謝してもらえることを会社は望んでいるものです。
 来期こそ皆が喜んでくれる賞与になるように、それを目指し経営者は来期を睨んでいます。前向きな経営者を企業を応援していきたいですね。
年間120回は飛行機に乗っていますが、初787を発見しました。まだ乗れていませんが・・・
F1000004やっと787.jpg
デカ盛の店です。ステーキに唐揚げ。昼飯で食べると満足度とともに2時間は動けません
F1000016味里デカ.jpg
あまりにも美味い焼肉だったので、つい!美味い肉と美味いビールがあると、何もかも忘れてしまいますねー。
F1000005カルビ.jpg
最近、休みもなかった為に海の回数が減っております
F1000008夕陽とルナや.jpg
この日は日昼はともかく、夕方にサイズアップしてきました。OHです!
F1000012夕陽とルナ2.jpg
でも、冬の海に近付いていますねー
F100000111月のルナ.jpg

2011年11月17日 7:22 PM

東海の産廃のご支援先「今は人の仕入れ強化」

未分類

 本日は東海の産廃のご支援先でした。トップと来期の計画を立てていた際に、改めて必要な人材のイメージがついてきました。欲しい人材と採れる人材は違いますが、しかし求める人材像を明確にすることは重要です。
 求める人材が、ただなんとなく「優秀な人」というわけでは話になりません。しかし一方で、「経理部長」クラスや「営業部長」となる場合は難易度があるでしょう。その各企業での重要なポジションであるならば、優秀だからこそ外に出ません。会社は手放すこともしないでしょう。信用できる人だからこそ任せていると思います。
 トップの奥さんが経理を担当している所謂「奥様経理」の場合、売上規模が大きくなると限界が来てしまいます。5億円が10億円になれば、当然倍以上の工数になっているでしょう。財務戦略も重要な会社にとって重要な位置づけとなり、必要なノウハウや能力と経験まで必要になります。
 営業部門で管理職候補を採るならば、勿論営業マンとしての素晴らしい能力があり、それでいながらもマネジメントができる人物となるでしょう。しかし、その求める能力を定量的に見ることもできず、「なんとなく」「多分」「恐らく」と期待を込めて見ているのではないでしょうか。
 
 会社としては、成長のスピードに社内体制を合わせなければ、崩壊の綻びにもなりかねません。つまり、成長をするつもりならば、それに合わせた人の準備もなければなりません。
 上記のように営業部長や経理部長クラスを採用したいならば、「出来上がった人」を採るのではなく、その素質を持った人を採用して、自社で育てる以外はありません。だから、人材採用の計画とは短期的に捉えられないのです。
 人がいなくなってからの採用では、上手い採用ができません。その募集の中で、「オビ、タスキ」であっても採らざるを得なくなってしまいます。それが結果として退職ということになれば、無駄な賃金を払い続けてきたことと同じでしょう。
 人を採るということを怖がる経営者の方は多いものです。人を採ると当然固定費が上がり、もし売上や利益が下がった時に、皆を守ることができるかと不安になるようです。
 慎重なことは大事ですが、会社の縮小を目指すならばともかく、ある一定規模を持ち今後も戦っていくつもりならば、3~5年先の組織を考えて必要な人物像を持たなければなりません。
 
 来年度の計画を立てる際に、是非、人材計画も盛り込んでください。
大阪です!泊まりの際には、いつも、いつも素敵な店に連れていって頂くのですが、今回は私の大好きな鉄板焼きでした。私も関西人ですが、やはりディープな大阪はおもろい!
F1000005teppanyaki.jpg
ジャンクな味付けというのでしょうか?そういった焼き物、ホルモンをつまみ、ビールを飲むと幸せですねー
F1000006鉄板焼き2.jpg

2011年11月9日 10:26 PM

北関東の産廃のご支援先「熱くならなくては!」

未分類

 本日は北関東の産廃のご支援先でした。同社で気になったことは、会社での取り組みに関する意識ということです。
 会社として様々な取り組みが、常にあるものです。ISOのようなものあれば、WEBのような販促的要素も然り、優良事業者登録などから評価や改善や安全の委員会のようなものもあります。会社としての取り組みならば、皆が意識をそこに向けて取り組まなければなりませんが、主で行っている人の業務とみなしていることもあります。もっと酷いのは、様々な意見もあれどクチを挟むと自らが関わらなければならないことを嫌がる人さえもいるものです。
 これは同社だけの話ではありません。様々な会社が陥っているケースが見られます。黙っている方が得、熱くなるのは損とでも言えるのでしょうか・・・?
 冷めて、遠ざかっていることって寂しくないですか?
 「どうせ長いこといない」と思っている人は別に良いです。しかし、入った会社で最後を迎えたいと思い入社している人も多い筈です。業界的にはまだまだ中途採用率も高く就社発想も少ないですが、何社も転職することを望んでいる人なども少ないと思います。
 自分の会社が、もっと良くなる、伸びていくことを嫌いな人はいるのでしょうか?
 大好きでなくても構いません。人はそれぞれで、働くことの位置づけも違っていて当然です。
 でも、どうせ働くならば楽しい会社にしたいですよね?
 それならば中小企業こそ、誰かがやるのではなく、自らが動かなければ何も変わりません。そこに、動いた人が馬鹿を見るようなことも一切ありません。動くことで無駄などなく、僅かかもしれなくても確実に変わっていくことでしょう。
 日常業務に加えて何かをすることは勿論負担かもしれません。しかし、長い目で見ればその自分への投資が結果として返ってくるものです。でも本当は損得勘定だけの人生などはつまらないですよね。
 だから、会社がよくなること、伸びることならば、いつも前向きにプラス発想で取り組んで欲しいと思います。楽しく働くとは、そのようなことがスタートだと思います。
健康診断にて会社にいたのですが、終了後に近所の牛タン屋に行きました。いや、なんで仙台流の牛タンは美味しいのでしょうか?テールスープもたまらないですね!
F1000003牛タン.jpg
羽田空港では、もうツリーが飾られていました。もうそのような季節なのですね。
F1000001ツリー羽田.jpg

2011年11月4日 6:53 AM

東北の産廃のご支援先「経営者と新規事業」

未分類

 本日は東北の産廃のご支援先でした。同社では、トップが新規事業でも大きく絡み、担当者をサポートしております。新規事業が上手く進むひとつの理由でもあります。
 これまでもセミナーなどで、この新規事業の捉え方をお伝えすることは多かったのですが、経営者の関わり方は事業成功の大きな要素です。先ずは、絶対に経営者が事業参入決定をすることが重要です。従業員に確認をしてとなることは、本来ありえないことでしょう。誠に残念ながら、経営者と従業員では抱えている責任も、そしてそこに至る背景も温度が違いすぎてしまいます。そこで意見や参考にすることは、そもそもナンセンスなことでもあるでしょう。あくまで経営判断の内容なのです。
 決定する要素は
●1年などの短期的発想ではなく長期的なビジネスモデル発想
 これで儲かるではなく、5年後の展開をビジネスモデルに読みかえれること
●手法に入らず、本質に入ること
  「~~を買えばよい」「~~施設を作ればよい」のようなハード発想ではなく、自社の成長戦略上   において、何が必要となり、どのように活かしていく 等々
●既存事業の範囲だけで考えるのではなく、頭を自由にして考える
 既存の情報や近隣の事業内容だけでは拡がらない。まっさらの思いで考えること
●時流を読み、減少していく市場ではなく、増加していく市場であること
  減少する市場では、幾ら力を持っていても拡大に追いついていかず、増加するならばもし自社が  非力であっても上手くいく
●「ウチの地域では」「ウチの会社では」などの発想に陥らない
 この意識では何も生まれない。
●競争ゾーンではなく、非競争ゾーン
 競争相手が多い市場には入らず、非競争分野でなければ拡がらない
●カンではなく市場を分析、調査して判断する
 カンでは市場が読めない。100%上手くいくものなど存在せず、だからこそ確率を上げていくこと
●自社の経営資源を活かせる
 ヒト、モノ、カネはもちろん、顧客や技術なども然りである
●自社でできることではなく、自社ではどのように展開していくべきかで考える
 上と矛盾するかもしれないが、自社でできそうなものだけでは広がらない。伸びる市場に挑むなら
 ば、上手く実施できる策を練ることが重要
 次に、決めたとしても、誰か担当者に丸投げしても進みません。新規事業には事業スピードが重要ですが、決定できない人が進めていくと2倍から3倍の進行スピードになってしまいます。だからこそ、立ち上げまでは経営者は大きく絡まなければなりません。勝手に進めて上手くいく新規事業などは、存在していないでしょう。もちろん、その担当者のモチベーションや他の従業員の取り組みにも関わることにもなるでしょう。経営陣が先頭きっている内容に、冷ややかに見れる人も少ないもので、だkらこそ大きく関わらないといけないのでしょう。
更にポイントを挙げていけば
●攻めの経費と守りの経費を使い分ける
 効果を最大限に活かせる方法ならば、多少の経費増をケチらない。しかし、なんでも遣えというも  のではなく、使い分けていく
●エース人材の投入
 余剰人員に担当させても上手くいかない。エース級人材でなければならない
これから廃棄物業界にとって、たいへんな時代に突入していきます。その中で新規事業も不可欠になるでしょう。経営者の皆様、過去の成功要因を捨て、大きく関わってください。
また、子猫が生まれました!いや、本当にかわいい!!
F1000001ダイイチ猫.jpg
前も生まれたのですが・・・
F1000003ダイイチ猫.jpg
私は、犬派なのですが・・・幾ら見ていても飽きません
F1000004ダイイチ猫.jpg
ひつまぶしです!美味かった!
F1000003ひつまぶし.jpg

2011年10月27日 5:13 AM

関東の産廃のご支援先「一点突破」

未分類

 本日は関東の産廃のご支援先でした。同社では現在、一点突破商品を更に磨こうとしております。産廃の営業では、ターゲット毎に売り方も全く変わってしまいます。全てこの営業方法で行けなど乱暴な話はなく、工場系と住建設系だけでも違いますが、更に規模や担当部署に加えその企業の廃棄物に関する考え方によっても多く変わっていきます。マメに顔出しすれば受注できることもあれば、価格の提示のみで勝負の場合もあり、一方で長期的な提案型もあります。これも全てターゲット次第であり、その顧客企業が廃棄物に関する位置付けや方向性をどこに置いているかで決まっていくことでしょう。
 冒頭の一点突破商品も、もちろんターゲット毎に変わるものです。通常の一点突破の考え方とは、壁が高いターゲットに対して臨む方法であり、例えれば風船のように当っても当っても弾き飛ばされる相手に対して、針のように一刺しで刺してしまうものになります。この針とは、当然ニーズの高いものでなければならず、且つ多くは高頻度低価格商品になりがちです。これを各社で考えていくと、なかなか纏まらないことがありますが、それはターゲットが纏まっていないことが多いものです。例えば工場系産廃を獲得する際に、今年の春には「省エネ提案」というものがありました。廃棄物ではアポイントが難しかった顧客も、同提案では比較的簡単にアポイントが取れたものです。そして口座獲得まで到達した廃棄物処理業も多数出ております。しかし、省エネという提案も少し小さな工場や住宅系などに話をしても、当然反応が良くないものです。それよりも先に優先されるものがあり、そして何よりも効果が出難いこともあります。つまりニーズが何であるかを見つける単純なことなのです。
 リーマンショック前の資源価格高騰の際に、よくご支援先の産廃業の方から「顧客から買いをしないといけないのか?他社が買取の営業を仕掛けている」と言われることが多い時期がありました。今まで処理費を貰っていたものを買わないといけないので、業の人にはタブーであったのですが、これも顧客のニーズの変化から起こった事態です。当時はその後資源価格暴落となり、熱は一気に潜めてしまいましたが、あのまま進めば産廃業の資源買取も進んだかもしれません。そしてそれを一点突破として入り込む成功事例も生まれていったことでしょう。
 しかしニーズがあっても頻度が少なければ、一点突破になりきれません。一点突破はニーズの機会が多くあることも前提です。また、高価格商品であると一点突破にはなりきれません。高頻度であり低価格であること、高頻度低価格商品の設定と考えて頂ければと思います。
 
 顧客ニーズがあるならばそれを一点突破に使うべきですが、後はどのターゲットにどのように見せて、展開の仕方を講じていくかだけです。但し、物売りになってはなりません。目的は本丸を落とす為であり、そのキッカケとなればスタートラインということです。売れば終わりではなく、売れば始まりです。
 
またスタ丼に・・・
F1000004スタドン.jpg
秋ですねー。
F1000003秋ルナ横.jpg

2011年10月16日 8:22 PM

中四国の産廃のご支援先「廃棄物処理業の資源戦略」

未分類

 本日は中四国の産廃のご支援先でした。打合せの中で資源戦略の話になったのですが、ここ数年の間は重要戦略のひとつになることは免れません。
 多くの廃棄物処理業が将来について考えなければならないのは、資源に対して如何なる関わり方をしていくかということでしょう。廃棄物はゼロになりませんので、特化した設備を持つことによる廃棄物獲得策も勿論可能です。埋立物がゼロになることも当面はありませんので、処分場も有効でしょう。しかしだからといって、世の中全ての廃棄物処理業が廃棄物獲得強化を目指すことはできないことでしょう。強者の戦略とそうでは無い人の戦略は違います。
 いよいよ廃棄物の需要量が減ることも直面し始めてきました。
 日本の人口構成が変わらず、むしろ増加となり、世界中の景気が上がり続けることが可能ならば、廃棄物の総量は排出抑制がされても増加していくかもしれません。しかし世界的な視点で見れば、これから3年ほどの間にリーマンショック並の経済減少が進むことが予想されます。
 為替の変動、株安、デフォルト、そして資源安にも直面するかもしれません。そうなった際に、何で企業が安定的に収益を上げていくべきなのでしょうか。
 資源安は中長期的な視点では、一時的な下落はあるものの必ず上昇していくことでしょう。世界中の人口が半減するならばともかく、生きていく限りあらゆる資源が必要にもなってきます。もちろん無駄な資源消費は無くなるのでしょうが、常に資源の視点は消えることは無いでしょう。顧客が資源化を求めてくることは今後も益々増えていきます。
 一方で私は廃棄物関連だけでなく再生資源系のご支援先も多いのですが、再生資源業の方々にはその廃棄物処理業とのボーダレス化とする来るべき時に備えた、ソフト力強化を目指すとともにシェア戦略に拘ってもらっています。新たなプレイヤーが参入しても、シェア率が高ければ簡単にシェアが崩れることが無いからです。シェア率を上げるには、高買いなどをすることではなく、非競争のゾーンにて獲得していくことを目指してもらっています。「点を面へ」とよく言われますが、その点を可能な限り獲得することが非競争ゾーンにもなるでしょう。個人に近い小事業者、そして個人、少量の発生先を如何に増やせるかということです。大手を獲得すればホームランですが、むしろ安打を地道に重ねることを目指してもらっています。
 では、廃棄物処理業が資源業とのボーダレス化において何を取組むべきかとなれば、やはり今の点を増やしていくことでしょう。売上よりも客数獲得を主に置き、資源も一緒に提案していくことです。廃棄物に混ざっていた資源を買うことも始めなければなりません。そうならなければ、再生資源業が今の顧客に益々攻めてくることでしょう。
 「自分達は元来廃棄物屋だから・・・」の意識を捨てなければならない時代が来ます。
 
 企業は継続しなければなりません。
久々にラーメン二郎に行ってきました!関東の人は知っている人も多いと思いますが、魔の味です!初めて行った時は、「げ」と感じる人も多いのですが、2日後に必ずまた食いたくなります。ご覧の通り爆量ですが、噂では2000kcalあるとも・・・
「ニンニク イレマスカ?」の言葉でもお馴染みですね
F1000005jiro.jpg
最近は暑くなったり寒くなったりと、スプリングとフルースーツと使い分けになってきました。ルナも過ごしやすくなってきました。
F1000001ルナ9月.jpg
何度も申しますが、使いまわしの写真はありません。いつも新たなルナと海の写真です。
F1000010ルナ9月.jpg