丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年5月7日 11:28 PM

新入社員から学ぶ

未分類

 4月に入り、我が社にも新入社員が入ってきました。東阪あわせて47名です。船井総研では、ここ10年ほど毎年50名の新卒採用を目指していますが、入社して触れていきますとその年度毎に特徴あるものですね。いつも勉強になります。
 今年の新卒は私と16~18歳程の差となり、益々差が広まりつつあります。息子との差とは申しませんが、自分が18歳の時に生まれた子供とは相当な差も感じ、ジェネレーションギャップでは片付けられないものもありますね。友人では10代で父親になったのも多くいた為に、感慨深いというか、暖かい目でついつい見てしまいます。
 上司と部下の直接の関係では、12歳の差があくと理解できないとも言います。例えば社長と部長、部長と課長、課長と係長、課長と社員等々・・・。つまり背景の違いと価値観が違いすぎており、お互いにその言っている意味が根本から理解できなくなってしまうようです。
「そんなことはない!お互いに自分達は理解している」と言うのは、一方通行の思いであることが多いみたいですね。
 それ故、組織には年齢を意識した構成方法が必要になってきます。もし12歳以上あく場合は、中間層をつくらざるを得ません。
 しかし、毎年入社する新人との格差を如何に埋めていくかは難しい問題でしょう。●△■世代など、毎年世間で言われる新人への理解は、歳を取ればとるほどつらくなりがちです。特に今年は「ゆとり教育」を受けた「ゆとり世代」が入社しているのです。
 大切なことは、そのような世代とその考えを受け入れることではないでしょうか。その理解した中で、上手く使い、育成し、指導していくこと以外は方法がありません。
 「俺達のころは・・・」など自分達のやり方だけを押し通すだけでは、何も生まれてきません。
 親方日の丸、モーレツ社員、とは遠い昔の話になってしまったかもしれません。世代に合わせた、育成や指導を必要とされます。
 私はと言うと・・・
 毎年、学びの連続です。自分が当たり前と思っていることが新入社員の皆が違った視点で伝えてくれることが刺激で、そして彼等が理解する方法を試みることが勉強でもあります。そしてもちろん、新入社員のフレッシュさとモチベーションの高さが一番の刺激かもしれませんね。
 そして、毎年、新入社員に年齢を当てさせて、一喜一憂しています!

2010年4月26日 10:29 PM

関東の産廃のご支援先「成果の上がる営業」

未分類

 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 同社では新たに組織営業体制の構築について、プロジェクトチームをつくってもらいました。それを実施できるメンバーばかりを選んだつもりです。
 もちろん同社は営業力が弱いということはなく、むしろその逆であり、現在から更に一歩上のステージに行くためにも、脱属人的営業の仕組をつくろうとしているのです。
 
 私自身も前職は営業マンであったことからも(8年ちょっと)、営業については私も力が入っていきます。船井総研に入り、営業を科学していき、分析していくことで自らは駄目な営業マンであったことも気付かされたものでした。でも、だからこそ現在お手伝いをしている廃棄物処理業の営業マンには少しでも成果を上げて欲しいとも思っています。
 なぜならば、「どうせ営業をやるならば、楽しんで欲しいから」です。そして、「営業の楽しさ」を知ってもらいたいからでもあります。営業をおおいに楽しむことは、先ずは成果がが上がることが一番の特効薬ではないでしょうか。だから多くの営業マンも成果を追い求め、日々精進しようとしているとも思っています。
 しかし、成果が上がるには時間も経験もカンも必要であり、そして努力と運も必要かもしれません。秘儀などは一切なく、地道に当たり前のことをやっていくだけかもしれません。過去に当たった、ラッキーパンチを信じようとすれば将来が見えなくなります。
 BtoBの営業に関しては、特に個人の能力は不可欠になっています。しかし、スーパー営業マンがつくる数字は、その人間の限界が会社の売上の限界にもなってしまい、まさしく属人営業の限界ではないでしょうか。
 成果の上がらない営業マンは当然疲弊していき、最悪の場合は壁にぶつかるのではなく、壁を超えられないままに退職してしまいます。
 だから、営業マンにはクロージング力を上げてもらいながら、会社がどれだけサポートの役割を担えるかとなるのではないでしょうか。
 それが組織営業です。
 会社が営業をするわけではありませんが、会社は営業マンの替わりに見込み客を抽出したり、戦う為の武器を与えていく役割を担って欲しいと思っています。
 
 今回のご支援も、その組織営業の構築というものです。これまでのご支援をしてきた廃棄物処理業では実践していただき、成果も上げてもらっています。
 今後の廃棄物処理業での営業強化として、スタンダードとまでは言いませんが、ヤル気のある営業マンにとっては武器になって欲しいですね。
 全国の廃棄物処理業営業マンを応援しております。

2010年4月18日 10:39 PM

部署研修「業界を変えるということ」

未分類

 本日は部署研修でした。
 普段はご支援先のコンサルティングを通して研修なども実施していますが、我々も研修をしています。とは言っても机を聞いて講義などではなく、今回は膝を詰めてのミーティングを中心としたものでした。
 これまで我々船井総研では社員旅行はなく、1泊2日にて部署毎に研修を実施している現状でした。ある部署ではクリニックとして、繁盛店を皆で視察してマーケティング分析を行ったり、1泊2日にて講演を聴くことを企画していたりもしました。しかし、今年の我々の部署は夏前の農業研修とともにもう一日設定されたのが本日日曜日の研修でもあったのです。
 各グループ毎にテーマを決めて、膝をつめたミーティングでしたが、我々廃棄物グループも業態について深くディスカッションしてきました。
 そもそも業績を上げていくことをテーマとしている我々にとって、業態開発は永遠のテーマでもあります。そこにやり尽くしたというものはなく、常に新たな業態やテーマをつくっていかなければなりません。コンサルティングを通して、業績を上げていくということは、新たな付加をしていかなければなりません。業績を105%上げていくことならば営業強化でも可能ですが、110%上げていくことや5年後の永続を目指すならば業態付加は不可欠でもあるのです。
 しかし、過去の船井総研の様々な業種でのコンサルティングの歴史を見てくれば明確なことが、ライフサイクルにおいての「過去を分析して将来を予測していくこと」であったとも思います。つまり原理原則が存在しているということです。
 当然、既存の商売をしている人にとっては、当初受け入れられないものも多かったものです。しかし間違いなく、その「変える」ということで業績を伸ばした企業が相当数存在していることも確かです。
 改めて感じたことは、これまでもお伝えしてきた「変える」ことの重要性です。
 そしてお手伝いしている各社の為にも、新たな業態開発は我々の使命でもあると思っています。
 今回の研修では、我々廃棄物グループでは、産廃、一廃、浄化槽、鉄・非鉄スクラップ、古紙、解体、ビルメンと各分野に渡り、将来のあるべき姿を追いながら方向性を探っていきました。
 是非、皆様の新たな業績アップに貢献できればと改めて決意を固めております。
 ところで今回は、第三経営支援部の女性陣が「第三ガールズ」として、各人がブレックファーストミーティング用にパンをチョイスしてきてくれました。
 こういうのって嬉しいですね!
アップするのが遅れました!愛犬ルナと桜です。
抱っこして撮りました!
F1000002ルナ桜.jpg

2010年4月14日 7:02 AM

浄化槽セミナー仙台でした!

未分類

 本日は、我々廃棄物グループにて浄化槽清掃・管理、汲み取り分野のコンサルティングを専門としている、金子の浄化槽セミナーを仙台で行いました。
 今回のテーマは「新規参入ビジネスフェア」と題して、水にまつわる同事業者が参入しやすいビジネスをご提案させていただき、直ぐにビジネスとして取り組むことを決めた企業様も複数いたほどでした。
 ところで、私が中途入社にて船井総研に入社して、当初環境ベンチャーのご支援を行い、そしてその後に初めて廃棄物処理業のコンサルティングを始めた会社は、浄化槽清掃・管理、汲み取りからスタートした会社でした。そこから発展して、産廃、一廃、一廃委託、解体工事と進め、地域一番になった会社でもあります。そしてその後も何故か、汲み取り、浄化槽をスタートとした会社でのお手伝いが多かったものでした。
 その多くは転換点をある時に迎えて、企業化に取り組んだ企業でもあり、そして業態として既存の形から変化していった会社といっても良いかもしれません。
 その経営者の経営センスというものが素晴らしかったことは言うまでもありませんが、しかし経営センスですまされないものが、業界には必要となっているのではないでしょうか。
 多くの同業者が将来に対して不安を抱えているものの、その緊急性については後回しにしがちなものです。重要なことも理解しているのですが、緊急ではない重要なことと位置づけて今年の今月の今週の明日のことを優先してしまいます。それは直ぐに悪化することが無いために、20年後が見えなくても困らないものになってしまうのです。
 つまり、目をつむってしまうということです。
 しかし前述のコンサルティング先では、将来について緊急且つ重要と位置づけて変化をし続けています。その理由はもちろん社員さんの為にでした。経営者が自分達についてきてくれている社員さんを守りたい、若手に将来を見せてあげたい、社員さんの家族を守ってあげたい、等々。人の意識を変えることとは、自分だけに終始しないときかもしれません。自分だけに降りかかる時は我慢もできますし、後伸ばしもできるでしょう。しかし自分以外の人に影響が出るならば、優先度も上がっていくものです。
 これは浄化槽清掃・管理業の方達だけでなく、経営に関することではどこでも共通の話ではあると思います。経営者がその社員さん夫々の将来を考えた時が変化に対する優先度の上がる時なのでしょう。
 是非、変化を恐れないで欲しいと思います。
 仙台ですから、当然牛タンは食べてきました!
 利休です!
 初めて仙台で牛タンを食べたときに感じたのですが、これを食べると焼肉屋(普段私が行くチェーン店系・・・)では食べれなくなりますね!
F1000001牛タン.jpg

2010年4月7日 10:30 PM

関西の再生資源のご支援先「付き合う理由つくり」

未分類

 本日は関西の再生資源のご支援先でした。
 様々なことがひとつずつ解決されていき、進化を毎度実感させられます。進化とは嬉しいものですね!
 ところで、トップと打合せしていた折に、新たな営業展開の話となりました。
 
 私が思う再生資源業界の今後の方向性は、脱資源であると思っています。もちろん、現業を止めることを意味しているのではありません。しかし鉄や紙やプラと再生資源業界においては、常に相場と付き合い続けなければならない宿命があります。もちろん、業界ができていく数十年もの間に各社それに直面しながらも生き抜いてきた企業が多く、当たり前のことになっているかもしれません。
 しかし、企業経営において、「この業界はこういうものだから仕方がない」とか「潰れること(倒産)はない」とは言っていられないのではないでしょうか。将来のことはもちろんわかりません。5年後10年後に資源が今後どうなっていくかは誰も言えず、その不安定なものに対処していかなければならないのでしょう。でも安定を目指さなければなりません。常に不確実要因を可能な限りつぶしていき続けなければなりません。
 それが、そこに働く人達との約束ではないでしょうか。
 自分だけ良ければ良いのではなく、会社を信じてついてきている社員さんがいる限り、経営とはその安定策として永遠に探し続けていかなければならないと思います。
 資源として買っていく、廃棄物から取り出していくだけではなく、また大量に集めることだけでなく、少なく多くの場所から集めていくことや、更に困っているものを対処していった結果として資源が集まる仕組でなければならないと思います。
 発生量減少は日本経済の将来性からも様々な予測ができますが、そうなれば1円でも高く買うことだけで決まる勝負には向かうことなく、戦うことが要らない「非競争分野」に向かわざるを得ません。
 その為には、ターゲット変更も然り、仕入れるルートとしての仕組つくりも然りです。
 特に今後皆様に注力頂きたいのは、この「付き合う理由」つくりです。発生元が再生資源業に対して単なる販売先としての位置だけではなく、「様々なニーズを満たしてくれるから付き合わなければならない」とならなければなりません。顧客を紹介してくれる、商品を卸してくれる、困ったことに対応してくれる等々。それが単発ではなく、仕組化できているかは今後の重要なポイントになるでしょう。
 「付き合う理由つくり」をチャレンジしてください!
またまた、大好きなホルモン屋に連れていっていただきました!
1本60円の立ち食いです!
やはり、美味い!!! 
F1000021ホルモン.jpg

2010年3月31日 8:04 AM

広島市の「環境ビジネス成功手法」の講演をしてきました!

未分類

 広島市の工業技術センター様からの依頼にて、「環境ビジネスの成功手法」としたテーマにて講演をしてきました。
 昨年に続いての講演で、前回はご出席の方々は多くが廃棄物処理業でしたが、今回は製造業から加工業、金融から様々な大手企業と40社を超える方々がメルマガの告知でお越し頂いていました。
 今回講演させて頂きましたポイントとしては、今後取り組むべき環境ビジネスの方向性を様々なテーマ(水、空気、エネルギー、廃棄物、サービス、グッズ等々)に合わせて、その更に詳細なビジネスに入り込み現在の発展段階と参入する手法を解説さsでて頂ました。
 こういった異業種の方々に向けた環境ビジネスセミナーは、8年程前は私もよくお話する機会が多かったのですが、そのときとの参入検討側の変化を感じます。当初は期待高の現実性薄しで、「なんとなく環境」型が多かったのではないでしょうか。世間でも騒がれていたりするので、なんとなく環境ビジネスが伸びるのではと思い、勉強をしていた人達。しかし、なんとなくと思った状況でプラント屋さんの言うままに参入した人達は、当然上手くいくこともなく撤退していったものでした。結果、環境ビジネスは儲からないとの図式も出てきたと思います。
 しかし、今の事業検討の人達は事業内容が具体的に絞り込まれています。自社の事業ドメインとの関連性や経営資源の有効性を見極めているとも言えるでしょう。つまり、事業の将来を検討していった結果のビジネスが、たまたま環境ビジネスだったということでもあります。
 いよいよ、儲かる環境ビジネスの時代も来ているのでしょう!
ところで・・・
昼食に行ったお好み焼き屋さんです。
特に有名店とかではなく、何気なく入った店でしたが、美味しく頂きました。しかし、そんなことよりもここの店主が、ベタベタでありなかなか面白い店でした。
何かと話掛けてくるのですが、食べ終わった後にいきなり店主のおっちゃんが耳元で
「コーヒーをサービスで入れたるわ」
と囁かれました。
「あ・・・ありがとう・・・」
とおっちゃんを見ていると、鉄板の横でインスタントのネスカフェを入れ始めました・・・。
でも、こんな店は大好きです!
F1000002お好み.jpg

2010年3月19日 1:44 AM

関東の産廃のご支援先「焦らずに・・・」

未分類

 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 同社の営業マンと話をしていた時に、彼がふと「もっと早く営業の成果を上げたいのですが・・・」という言葉を言ってきました。以前にもこのブログでお伝えしたことがありましたが、全く同じ内容の悩みであり、一方の私にとって嬉しい悩みでした。
 
 営業マンそれぞれが営業においての、そしてもちろん働くことに対する目標は違うものです。
「早く、一人前と認められたい」
「成果を上げて、褒められたい」
「出世したい」
「あいつには勝ちたい」
「トップを目指したい」
「いけるところまで、突っ走りたい」
等々・・・
 いつも、その悩みには同じ言葉が待っています・・・
急がばまわれ
 焦っているのは何故なのでしょうか?そこには自らの思惑と違っているギャップを感じた時に起こりやすいものでもあります。しかし、だからと言って焦っている自らのことを認識している人は少ないのではないでしょうか。
 
 当たり前のことを当たり前にできているか?
 
 やらなければいけないことを中途半端にしている中で、成果を求めても成果は出るわけありません。最大限の努力をして、あの手この手を加えて、その後に更に自らのやり方を疑って欲しいと思います。手はやりつくしたということがあるのでしょうか?何かしらの情熱が失われたときに、やりつくしたとオチをつけてしまうのかもしれません。
 焦らずに、情熱を持ち続け、自らの精一杯を続けることが成果に必ずつながっていきます。
 当たり前を見直し、それを積み重ね、そしてそれでも成果が出ないならば、まだまだ手を尽くし続けましょう!
ところで、昼飯に食べた、スタ丼の店でのスタカレーです!東京在住の方はご存知の方も多いと思いますが、とにかくパンチが効いています!そのカレー版ももちろん!
ついついアップしました・・・
スタカレー.JPG

2010年3月17日 11:36 PM

関東の産廃のご支援先「備えあれば・・・」

未分類

 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 実は・・・ようやくパソコンがなおりました!
 ご支援先の中には存知の方もいるかと思いますが、日曜日の夜に「さて仕事!」と喜んで(?)パソコンのセキュリティキーワードを入力してENTERボタンを押した瞬間!
最後の光とともに、ディスプレーが暗くなってしまいました・・・。
 再起動しても叩いてみても画面は沈黙を続けていましたが、よくよく目をこらして見ると、薄っすらと画面が見えました・・・。
 普段から過去の様々なデータを入れて持ち歩いており、もちろんセキュリティには万全を期していますが、しかしだからこそパソコンのデータがなければ仕事にならないことも確かです。
 もしものことを考え、バックアップとして外付けハードディスクを保管していましたが、データ量の多さからもバックアップ期間を3ヶ月に一度程度しかしていませんでした。
 慌てて夜通しを掛けてデータコピーを行い、同日はセミナーであった為に会社に行き、システムに相談したものの、メーカー修理以外の救済はなしとのことでした・・・。
 会社としては、そのような時の為に一時レンタルパソコンがあるので、それを借りて外付けハードディスクを使って支援をしておりましたが、とにかく不便なことこの上なしでした。
 そうしてようやくパソコンが手許に戻ってきました!
 しかも、私が使っていたのは旧式の2.5年前のものでしたが(winもxpでした)、vistaとなって新たなものに変わっておりました。
 数々の歴戦を一緒に戦ってきた相方であっただけに本当に残念でしたが、新たな武器と一緒に今後も戦っていきます!
 しかし、いつもこのような時に思うことは、やはりバックアップの大切さ!
 痛い思いをしないと気づかないものなのですね・・・。

2010年3月4日 10:31 PM

中部の産廃のご支援先「予想だにしないこと?!」

未分類

 本日は東北の産廃のご支援先でした。
 予想だにしないこと・・・というものが事業活動には存在します。「嬉しい」ものと、「悲しい」「悔しい」ものとがあり、今回はややもすると後者にもなりかねないものでした。
 立ち上げていこうとしていた市場が、当初見込より萎みつつあり、このままの事業化での採算が苦しくなっていたのです。
 もちろんこのようなことがあってはならず、その可能な限り想定される時流の変化や事業環境の変化を予想して、その折に簡単に動けるようになっていなければなりません。特に人やお金の経営資源を投入した限りは、少しでも成功の確率を上げられる手段を講じなければなりません。
 予想だにの「嬉しい」ことは手放しで喜べば良いのですが、一方の「悲しい」「悔しい」ようなことは落ち込んでいたり、後悔してばかりでは勿体ないものです。
 船井総研では、伸びる経営者の要素のひとつに「プラス発想」という言葉があります。自分や周囲に起こる様々な事象も捉え方によっては、全て自らの為になるものでもあるのです。予想外で事業を見直しになったとしても、試練と捉え「更に自分が鍛えられる」「見直しによってもっと事業を強化できる」などと考えることができます。
 「ありがとう」という言葉が「有難う」とも書かれることは、「難」が「有る」ことに対して感謝していることでもあるのです。「笑う門には福来る」との言葉の通り、「悲しい」「つらい」「悔しい」と思っていると、更に不幸が近づいてきます。
 「ついている人と付き合うこと」と弊社創業者の船井幸雄は「ツキの原理」として言っておりましたが、そういった「ツイている」人はその前向きな考えから、人々も好感を抱き、付き合いも深まり仕事もやってきたりするのかもしれませんね。暗い顔の人に明るい前向きな話はきっと来ないものでしょう。
 「過去オール善」との考えも船井総研の考え方にあるのですが、それもプラス発想のひとつでもあります。過去を後悔することよりも、過去のそういった経験があって今の自分が存在していることを認めることでもあります。自らの否定型人生では、その先に何もありません。
 
 本日のご支援先のトップは、前向きに捉えており、事業の再構築に燃えております。むしろこれまで以上に、と言って良いでしょう。
 
 「プラス発想」「過去オール善」「ツキの原理」についても皆様忘れないでくださいね!

2010年3月3日 11:27 PM

北関東の産廃・一廃のご支援先「チャレンジングな産廃業」

未分類

 本日は北関東の産業廃棄物と一般廃棄物のご支援先でした。
 ところで先日、嬉しい出会いがありました。
 以前ご支援していた産廃業の方が来社頂いたのですが、嬉しさは久々に出会ったことではなく、順調に成長していることです。当時抱えていた課題も方向付けの後に定着できていたり、そして次のステージや課題に当たっていることも成長の裏返しではないでしょうか。その新たな課題に対してのご相談だったのですが、常に前に進み続けている会社というものは羨ましいですね。
 企業の成長とは、当然のことながら前に進み続けることです。それは企業を大きくすることだけなどではなく、新たな取組や仕掛けも次々に変えていくことでもあります。つまり現状に満足したり、目の前のことでいっぱいになれば企業の成長というものは止まってしまうものにもなっています。
 企業の成長とは、チャレンジし続ける企業だけが持てる特権かもしれません。
 これは廃棄物業界だけの話ではなく、全ての成長企業に共通していることで、現在の全ての一流企業やグレートカンパニーと呼ばれる企業もベンチャー時代があり、そのチャレンジで成長してきた歴史が存在しています。
 そんなチャレンジング企業との出会いがあるからこそ、私もいつも熱くなれますね!