丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年6月30日 11:06 PM

関西の再生資源のご支援先「中小企業の優先事項」

未分類

 本日は関西の再生資源のご支援先でした。
 同社の役員会にて、カンカンガクガクとした議論の中で感じたことは、緊急性と重要性の関係です。経営陣の仕事とは、緊急でない重要な仕事を行うことです。同社でも、緊急でない重要な仕事を確認しながら、その必要性を改めて実感しました。
 私のご支援先の多くは、産廃、一廃、古紙、鉄スクラップ、解体といった廃棄物・再生資源関連の中小企業の皆様です。中小企業では、経営陣といってもプレィヤー要素を持つことも多く、それも重要な戦力になっていたりもします。
 滑った転んだと毎日が緊急事態の連続かもしれません。でも重要な緊急でないことは取組めているのでしょうか?
 それ故に、全ての会社がオールスターキャストでは構成されておりません。万能な人やホームランバッターやエースを揃えられているわけではありません。子供の頃から、その会社に勤めることが夢という人は少なく、この業界で働くことに憧れていた人も少ないものです。つまり、今いる戦力を如何に上手く使えるかということが重要なポイントとなることも多くあります。
 
 しかし、それが解っていても何故動けないのでしょうか?上手くいかないのでしょうか?
 人材力、組織力と言いながら、変わっていない時というのは、やはり重要な緊急でないことを後回しにしているのかもしれません。
 それは組織力の話だけでなく、将来の事業取組についても同様です。営業の強化でも同様です。
 直ぐに変えることができない故に、始めることが後回しになりがちです。
 「今の○○が落ち着いたら・・・」
 「来期こそ・・・」
 しかし、その後回しこそ緊急でない重要なことであることが殆どです。
 
 それを解決にする方法とは、やはり気付いたその日をスタートにすることです。
 
 遅すぎることなどはありません。
 今やっていることは、緊急な重要でないことではないか?
 「緊急でない重要なこと」への取組を是非スタートしてください!
近所のお好み焼きに連れていっていただきました!
F1000001お好み焼き.jpg
私も関西人なので、お好み焼きは大好きです!
F1000002お好み焼き.jpg
当然、ご飯と食べるお好み焼き定食も大好きです
F1000003お好み焼き.jpg
やはり本場モンは美味い!!
F1000004お好み焼き.jpg

2010年6月21日 10:56 PM

産廃セミナー「脱!管理会社!」

未分類

 久々の産廃セミナーでした。
 今回は、脱産廃業とも言えるべき、処理業からの脱却が裏テーマであったと言って良いでしょう。
 すでにこれまでのブログやコラムでもご紹介してきましたが、産廃業の将来は産業廃棄物処理業から産業廃棄物削減業にならなければならないと思っています。
 産業は低迷し、この先も急激なモノ作りの伸長と住宅や公共建設などは、人口推移からも有り得なくなっています。それ故、産廃においても既存のパイの減少を補う為に、奪い合いは避けられない状況です。結果、価格の下落は避けられないことであり、既存の処理業だけでの利益幅も減少の一途でしょう。
 だから業態を変えなければなりません。自社本位から顧客本位へ。真の顧客本位とは、顧客が喜ぶことに対応をしていくことで、自社ができることをゴリ押しすることではありません。勝ち組企業となる顧客側は、リサイクルは当たり前となり、コンプライアンスは当然のこととなりつつあります。もちろん、そうでない企業は負け組み企業が多いことも確かです。勝ち組と言われる成長企業は、次に削減を目指します。もちろんこれまでも取組んできましたが、まだまだ改善活動同様に永遠の課題となっており、削減に終わりなく、提案を待っております。そのときに削減提案が自社施設利用だけでは、恐らく顧客も喜んでくれないのではないでしょうか。顧客の側に立って、もっともベストな選択肢を提案してあげることが、真の顧客本位となるのではないでしょうか。
 一方で既存顧客の場合は、自社売上を下げる提案をしなければなりません。自社のやり方が顧客にとってベストでない場合は、自社以外の施設を使うことだって提案しなければならないのです。非常に残念で恐ろしいことではありますが、しかし自社がやらなければ他社がその提案をしてくる日もやってくるでしょう。その時に改めて提案してでは遅く、信頼関係を失いかねません。つまり削減提案は、今後の産廃業の戦い方としては避けられない戦いになっていくのでしょう。
 今年も産業廃棄物業界にとって、新たな局面に突入してきました。
 是非、勇気を持って業態転換に取組んで欲しいと思います。

2010年6月15日 6:41 AM

中四国の産廃のご支援先「新規攻略」

未分類

 本日は中四国の産廃のご支援先でした。
 
 営業会議にて進捗確認とともに、個別の攻略について打合せをしていたのですが、感じたことは攻略の思いが成果を左右するということです。営業マン達は必死で攻略する為に、いつもあの手この手を考え続け、絶対に泣き言も諦めも言いません。必ず成果に結びつことでしょう。
 産廃業において、施設の許認可によって、また差別化できない事業内容によって、営業では苦しむことは多いものです。
 「ウチの施設では戦えませんよ!」
 「他社と戦うなら価格だけになってしまいます」
 「ウチはその分野は苦手だからな・・・」
 私個人が前職の商社マン時代に上司に教わったことは、「絶対に獲れない顧客などはない」とした考えでした。商社というものは、メーカーではできない付加価値が商品でもありました。コンサルティング営業とまでは言いませんが、右から左のように揶揄される商社業態だけでは新規獲得も難しく、顧客毎への自社から提供できる付加価値を追い求めていました。産廃業でも同様です。自社施設の売り込みだけではコンサルティング営業から程遠いことになるでしょう。 
 顧客思考という言葉がありますが、思考なのか?嗜好なのか?志向なのか?
 顧客思考を追求していくことを考える産廃業も増えているなかで、真の顧客思考とは廃棄物に掛かる経費を下げていくことです。顧客の思いは安全でリサイクル可能な処理先の嗜好から、それは当たり前として、コストも下げられる処理先へと移っています。その実現の為には、自社が受けている処理コストを下げてあげることが、真の顧客思考の追及となってくるでしょう。
 新規攻略において、ポイントはターゲット毎での顧客思考の追及です。そうなれば自社が提案したものに反響がなくても諦めることなく、提案ポイントを改善しながらアタックしていかなければなりません。
 自社ができるものだけを追いかければ、未来はありません。顧客が望むものを永遠に追いかける信念が営業マンを成果に結びつけてくれますね。
 獲れない新規顧客はありません!是非諦めずに、あの手この手を追求してみてください。
以前は野良犬が可愛い赤ちゃんを産んでいましたが、今回は猫でした!
F1000090ダイイチ.jpg
私は元々、犬派なのですが、こうやってみると猫もなかなかです!
F1000091ダイイチ.jpg
見てるだけで飽きません!
F1000092ダイイチ.jpg
よく見ると顔が違うのですね!
F1000093ダイイチ.jpg
本当に小さくて、ポケットに入れて連れて帰りたいです!
F1000094ダイイチ.jpg
一応、やさしい社員さんが引取ってくれるそうです。全員もらわれて欲しいのですが、親猫のことを考えると複雑な気持ちも・・・
でも、大事に可愛がられるので、それも幸せかもしれません
F1000095ダイイチ.jpg
親猫と一緒の図です!
F1000097ダイイチ.jpg

2010年6月7日 9:13 PM

毎日続けること!

未分類

 ちょっと間が空いてしまいました・・・。今回は産廃とは関係のない話です。
 別に大忙しというわけではなく、単なるサボリですよね。最近はツイッターなどは更新したりもしていたのですが、ブログが疎かになっていました。反省です・・・。
 ところで、私が毎日続けているものが二つあります。ひとつは、「産廃web」上でのニュースコメントと会社での日報です。
 産廃webのニュースコメントはご存知の方も多いと思いますが、その日に発信されている廃棄物・環境ニュースを中心に、私の独断によってピックアップニュースを選び、勝手気ままなコメントを掲載しております。
 日報に関しては、部署全員の60名程と他の部を含め計120人以上に、今日の行動と明日の行動、そしてその日の気付きを配信しています。その皆がメールで日報を送りあっていますので、それだけでも莫大なメール量になるのですが、私にとって勉強になることばかり且つ最大の情報源でもあります。
 船井総研には100を超える様々な業種の専門コンサルタントがいますが、毎日が出張である為に出会うことは少ないものです。ましてや、その業界の情報につきましては、何が流行っていて何が業績アップの成功の秘訣になっているかなどは、会ってじっくりと話を聞けない限りはわからないものです。しかし皆の日報を見ていますと、その時流が見えてきて意外なところで接点が生まれたり、また新たなビジネスが生まれ、そしてご支援先のマッチングや自らの業界の業態づくりにも活かされてきます。
 だからこそ、私も毎日の日報が続けられるのかもしれません。
 たくさんの情報を入手したければ、たくさんの情報を発信しなければなりません。inputとoutputの関係とは、吐き出した情報量の分だけ情報が入るスペースが生まれてくるのでしょう。
 私のご支援先でも日報を続けている人、続けられない人といますが、やはり続ける人というものは決められたルールを守れる人であり、且つその情報をoutputする価値をわかっている人であるかもしれません。
 自分の中での毎日のルール決めとは、だからこそ動機付けが重要な要素でもあるでしょう。決められたルールを守ることは絶対のこと、しかし自分との約束は守れない人にとっては動機付けを自らが心から悟らない限りは習慣化してこないと思います。
 船井流経営法のひとつに、1:1.6:1.6の2乗の法則というものがあります。言われたままでそのままやっていくことの効率を1とした場合に、内容や意義を理解して納得してやることで1.6倍の効率が生まれ、更に自ら言い出して決めてスタートしたものは1.6の2乗の効率を生み出します。
 自ら決めたもの!増えれば良いですね!
ところで、全く関係のない話ですが、日曜日に近所の海に愛犬ルナ(♀)と散歩に行くと、もうすでに海の家をつくりはじめていました!もう夏ですね!
 F10000026月海.jpg

2010年5月19日 6:16 PM

関西の再生資源のご支援先「運搬と中間処理場の現場目標」

未分類

 本日は関西の再生資源のご支援先でした。
 ご支援先の産廃業の他社でも同様なのですが、現場に与えていく数値には悩みが多いものです。ある程度の管理職には、事業毎でのP/Lを出していくこともありますが、多くの企業で与えた数値に対して真剣度に疑問を感じているようです。
 もちろん与えないよりも与えることは正しいことなのですが、しかし観る側の問題も多くあり、経費節減にしか終始できないことも多いものです。やれ、ガソリン代が掛かった、修繕費が云々等々・・・。
 更に言えばP/Lの見方がわからないこともあります。それは結果論にしかならず、結果の追求でしかないことでしょうか。
 私がご支援先にお願いしているのは、原単位管理です。指標となる数値を与えて、現場の皆で管理していってもらっています。
 当然、キーとなってくるのは指標となる原単位ですが、そこには現場もわかりやすく且つその数値向上が利益になるものでなければなりません。特にこの現場がわかりやすい数値ということが問題であり、それぞれのドライバーや粗選別する人が努力することによって変化をしていき、しかも毎日追いかけられなければなりません。この点に関しては、数値を計る手間よりもその数値を出すことによっての意識向上を目指して欲しいと思っています。
 例えば、収集の原価や選別の原価などが指標としては有効になっていきます。
 立場や地位によって、もちろん数値の意識は違います。しかし経営においては、どれだけの社員さんにその意識を高められるかは、重要な取り組み事項です。
 できないではなく、するための方法論に入って欲しいと思います。
全く関係ないのですが、日曜日の散歩の時の愛犬ルナ(♀)です。
F1000016海ルナ.jpg
海で寝転んでいる膝の上のルナです
F1000013海ルナ.jpg
家のソファで寝ていて、腕枕になったルナです。
F1000003ルナ.jpg
いつもどおり、犬バカですみません・・・

2010年5月7日 11:28 PM

新入社員から学ぶ

未分類

 4月に入り、我が社にも新入社員が入ってきました。東阪あわせて47名です。船井総研では、ここ10年ほど毎年50名の新卒採用を目指していますが、入社して触れていきますとその年度毎に特徴あるものですね。いつも勉強になります。
 今年の新卒は私と16~18歳程の差となり、益々差が広まりつつあります。息子との差とは申しませんが、自分が18歳の時に生まれた子供とは相当な差も感じ、ジェネレーションギャップでは片付けられないものもありますね。友人では10代で父親になったのも多くいた為に、感慨深いというか、暖かい目でついつい見てしまいます。
 上司と部下の直接の関係では、12歳の差があくと理解できないとも言います。例えば社長と部長、部長と課長、課長と係長、課長と社員等々・・・。つまり背景の違いと価値観が違いすぎており、お互いにその言っている意味が根本から理解できなくなってしまうようです。
「そんなことはない!お互いに自分達は理解している」と言うのは、一方通行の思いであることが多いみたいですね。
 それ故、組織には年齢を意識した構成方法が必要になってきます。もし12歳以上あく場合は、中間層をつくらざるを得ません。
 しかし、毎年入社する新人との格差を如何に埋めていくかは難しい問題でしょう。●△■世代など、毎年世間で言われる新人への理解は、歳を取ればとるほどつらくなりがちです。特に今年は「ゆとり教育」を受けた「ゆとり世代」が入社しているのです。
 大切なことは、そのような世代とその考えを受け入れることではないでしょうか。その理解した中で、上手く使い、育成し、指導していくこと以外は方法がありません。
 「俺達のころは・・・」など自分達のやり方だけを押し通すだけでは、何も生まれてきません。
 親方日の丸、モーレツ社員、とは遠い昔の話になってしまったかもしれません。世代に合わせた、育成や指導を必要とされます。
 私はと言うと・・・
 毎年、学びの連続です。自分が当たり前と思っていることが新入社員の皆が違った視点で伝えてくれることが刺激で、そして彼等が理解する方法を試みることが勉強でもあります。そしてもちろん、新入社員のフレッシュさとモチベーションの高さが一番の刺激かもしれませんね。
 そして、毎年、新入社員に年齢を当てさせて、一喜一憂しています!

2010年4月26日 10:29 PM

関東の産廃のご支援先「成果の上がる営業」

未分類

 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 同社では新たに組織営業体制の構築について、プロジェクトチームをつくってもらいました。それを実施できるメンバーばかりを選んだつもりです。
 もちろん同社は営業力が弱いということはなく、むしろその逆であり、現在から更に一歩上のステージに行くためにも、脱属人的営業の仕組をつくろうとしているのです。
 
 私自身も前職は営業マンであったことからも(8年ちょっと)、営業については私も力が入っていきます。船井総研に入り、営業を科学していき、分析していくことで自らは駄目な営業マンであったことも気付かされたものでした。でも、だからこそ現在お手伝いをしている廃棄物処理業の営業マンには少しでも成果を上げて欲しいとも思っています。
 なぜならば、「どうせ営業をやるならば、楽しんで欲しいから」です。そして、「営業の楽しさ」を知ってもらいたいからでもあります。営業をおおいに楽しむことは、先ずは成果がが上がることが一番の特効薬ではないでしょうか。だから多くの営業マンも成果を追い求め、日々精進しようとしているとも思っています。
 しかし、成果が上がるには時間も経験もカンも必要であり、そして努力と運も必要かもしれません。秘儀などは一切なく、地道に当たり前のことをやっていくだけかもしれません。過去に当たった、ラッキーパンチを信じようとすれば将来が見えなくなります。
 BtoBの営業に関しては、特に個人の能力は不可欠になっています。しかし、スーパー営業マンがつくる数字は、その人間の限界が会社の売上の限界にもなってしまい、まさしく属人営業の限界ではないでしょうか。
 成果の上がらない営業マンは当然疲弊していき、最悪の場合は壁にぶつかるのではなく、壁を超えられないままに退職してしまいます。
 だから、営業マンにはクロージング力を上げてもらいながら、会社がどれだけサポートの役割を担えるかとなるのではないでしょうか。
 それが組織営業です。
 会社が営業をするわけではありませんが、会社は営業マンの替わりに見込み客を抽出したり、戦う為の武器を与えていく役割を担って欲しいと思っています。
 
 今回のご支援も、その組織営業の構築というものです。これまでのご支援をしてきた廃棄物処理業では実践していただき、成果も上げてもらっています。
 今後の廃棄物処理業での営業強化として、スタンダードとまでは言いませんが、ヤル気のある営業マンにとっては武器になって欲しいですね。
 全国の廃棄物処理業営業マンを応援しております。

2010年4月18日 10:39 PM

部署研修「業界を変えるということ」

未分類

 本日は部署研修でした。
 普段はご支援先のコンサルティングを通して研修なども実施していますが、我々も研修をしています。とは言っても机を聞いて講義などではなく、今回は膝を詰めてのミーティングを中心としたものでした。
 これまで我々船井総研では社員旅行はなく、1泊2日にて部署毎に研修を実施している現状でした。ある部署ではクリニックとして、繁盛店を皆で視察してマーケティング分析を行ったり、1泊2日にて講演を聴くことを企画していたりもしました。しかし、今年の我々の部署は夏前の農業研修とともにもう一日設定されたのが本日日曜日の研修でもあったのです。
 各グループ毎にテーマを決めて、膝をつめたミーティングでしたが、我々廃棄物グループも業態について深くディスカッションしてきました。
 そもそも業績を上げていくことをテーマとしている我々にとって、業態開発は永遠のテーマでもあります。そこにやり尽くしたというものはなく、常に新たな業態やテーマをつくっていかなければなりません。コンサルティングを通して、業績を上げていくということは、新たな付加をしていかなければなりません。業績を105%上げていくことならば営業強化でも可能ですが、110%上げていくことや5年後の永続を目指すならば業態付加は不可欠でもあるのです。
 しかし、過去の船井総研の様々な業種でのコンサルティングの歴史を見てくれば明確なことが、ライフサイクルにおいての「過去を分析して将来を予測していくこと」であったとも思います。つまり原理原則が存在しているということです。
 当然、既存の商売をしている人にとっては、当初受け入れられないものも多かったものです。しかし間違いなく、その「変える」ということで業績を伸ばした企業が相当数存在していることも確かです。
 改めて感じたことは、これまでもお伝えしてきた「変える」ことの重要性です。
 そしてお手伝いしている各社の為にも、新たな業態開発は我々の使命でもあると思っています。
 今回の研修では、我々廃棄物グループでは、産廃、一廃、浄化槽、鉄・非鉄スクラップ、古紙、解体、ビルメンと各分野に渡り、将来のあるべき姿を追いながら方向性を探っていきました。
 是非、皆様の新たな業績アップに貢献できればと改めて決意を固めております。
 ところで今回は、第三経営支援部の女性陣が「第三ガールズ」として、各人がブレックファーストミーティング用にパンをチョイスしてきてくれました。
 こういうのって嬉しいですね!
アップするのが遅れました!愛犬ルナと桜です。
抱っこして撮りました!
F1000002ルナ桜.jpg

2010年4月14日 7:02 AM

浄化槽セミナー仙台でした!

未分類

 本日は、我々廃棄物グループにて浄化槽清掃・管理、汲み取り分野のコンサルティングを専門としている、金子の浄化槽セミナーを仙台で行いました。
 今回のテーマは「新規参入ビジネスフェア」と題して、水にまつわる同事業者が参入しやすいビジネスをご提案させていただき、直ぐにビジネスとして取り組むことを決めた企業様も複数いたほどでした。
 ところで、私が中途入社にて船井総研に入社して、当初環境ベンチャーのご支援を行い、そしてその後に初めて廃棄物処理業のコンサルティングを始めた会社は、浄化槽清掃・管理、汲み取りからスタートした会社でした。そこから発展して、産廃、一廃、一廃委託、解体工事と進め、地域一番になった会社でもあります。そしてその後も何故か、汲み取り、浄化槽をスタートとした会社でのお手伝いが多かったものでした。
 その多くは転換点をある時に迎えて、企業化に取り組んだ企業でもあり、そして業態として既存の形から変化していった会社といっても良いかもしれません。
 その経営者の経営センスというものが素晴らしかったことは言うまでもありませんが、しかし経営センスですまされないものが、業界には必要となっているのではないでしょうか。
 多くの同業者が将来に対して不安を抱えているものの、その緊急性については後回しにしがちなものです。重要なことも理解しているのですが、緊急ではない重要なことと位置づけて今年の今月の今週の明日のことを優先してしまいます。それは直ぐに悪化することが無いために、20年後が見えなくても困らないものになってしまうのです。
 つまり、目をつむってしまうということです。
 しかし前述のコンサルティング先では、将来について緊急且つ重要と位置づけて変化をし続けています。その理由はもちろん社員さんの為にでした。経営者が自分達についてきてくれている社員さんを守りたい、若手に将来を見せてあげたい、社員さんの家族を守ってあげたい、等々。人の意識を変えることとは、自分だけに終始しないときかもしれません。自分だけに降りかかる時は我慢もできますし、後伸ばしもできるでしょう。しかし自分以外の人に影響が出るならば、優先度も上がっていくものです。
 これは浄化槽清掃・管理業の方達だけでなく、経営に関することではどこでも共通の話ではあると思います。経営者がその社員さん夫々の将来を考えた時が変化に対する優先度の上がる時なのでしょう。
 是非、変化を恐れないで欲しいと思います。
 仙台ですから、当然牛タンは食べてきました!
 利休です!
 初めて仙台で牛タンを食べたときに感じたのですが、これを食べると焼肉屋(普段私が行くチェーン店系・・・)では食べれなくなりますね!
F1000001牛タン.jpg

2010年4月7日 10:30 PM

関西の再生資源のご支援先「付き合う理由つくり」

未分類

 本日は関西の再生資源のご支援先でした。
 様々なことがひとつずつ解決されていき、進化を毎度実感させられます。進化とは嬉しいものですね!
 ところで、トップと打合せしていた折に、新たな営業展開の話となりました。
 
 私が思う再生資源業界の今後の方向性は、脱資源であると思っています。もちろん、現業を止めることを意味しているのではありません。しかし鉄や紙やプラと再生資源業界においては、常に相場と付き合い続けなければならない宿命があります。もちろん、業界ができていく数十年もの間に各社それに直面しながらも生き抜いてきた企業が多く、当たり前のことになっているかもしれません。
 しかし、企業経営において、「この業界はこういうものだから仕方がない」とか「潰れること(倒産)はない」とは言っていられないのではないでしょうか。将来のことはもちろんわかりません。5年後10年後に資源が今後どうなっていくかは誰も言えず、その不安定なものに対処していかなければならないのでしょう。でも安定を目指さなければなりません。常に不確実要因を可能な限りつぶしていき続けなければなりません。
 それが、そこに働く人達との約束ではないでしょうか。
 自分だけ良ければ良いのではなく、会社を信じてついてきている社員さんがいる限り、経営とはその安定策として永遠に探し続けていかなければならないと思います。
 資源として買っていく、廃棄物から取り出していくだけではなく、また大量に集めることだけでなく、少なく多くの場所から集めていくことや、更に困っているものを対処していった結果として資源が集まる仕組でなければならないと思います。
 発生量減少は日本経済の将来性からも様々な予測ができますが、そうなれば1円でも高く買うことだけで決まる勝負には向かうことなく、戦うことが要らない「非競争分野」に向かわざるを得ません。
 その為には、ターゲット変更も然り、仕入れるルートとしての仕組つくりも然りです。
 特に今後皆様に注力頂きたいのは、この「付き合う理由」つくりです。発生元が再生資源業に対して単なる販売先としての位置だけではなく、「様々なニーズを満たしてくれるから付き合わなければならない」とならなければなりません。顧客を紹介してくれる、商品を卸してくれる、困ったことに対応してくれる等々。それが単発ではなく、仕組化できているかは今後の重要なポイントになるでしょう。
 「付き合う理由つくり」をチャレンジしてください!
またまた、大好きなホルモン屋に連れていっていただきました!
1本60円の立ち食いです!
やはり、美味い!!! 
F1000021ホルモン.jpg