丸の内で働く産廃マンのブログ|産廃WEB|船井総研

丸の内で働く産廃マンこと、株式会社船井総合研究所 廃棄物ビジネスコンサルティンググループ グループマネージャーの貴船です。日常のコンサルティングを通して、そこはかとなく記していきます!

2010年1月25日 5:23 PM

休日「またまた産廃とは違う話ですが・・・」

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 休日でした。
 休日は3月~12月までは海に入るのですが、1月2月と私の中ではサーフィンオフシーズンとしており、海に行くのは犬(ルナ ♀ 4歳)の散歩程度にしています。
 海のコンディションとしては、むしろ悪くも無いのですが、ついつい億劫になるほどの寒さ・・・ということです。根性なしの自分に反省です・・・。
 幸いと言いますか、娘達も小学校6年生であり、既に父親から離れており(疎んじられているのか・・・)、休日は好きなことができるのも確かです。このような仕事をしていたので、これまでも休日にあまり接することができなかったのは申し訳ないのですけどね・・・。
 世の中の仕事ばかりで休日も無かった同志のお父さん!ご一緒に慰めあいましょう!
 ところでまたまた関係のない話です。手前味噌の話で恐縮ですが、先日発売された週刊ダイヤモンド(1月23日号)の文系大学生人気企業ランキングにて、弊社船井総合研究所がランキング52位に選ばれておりました。09年が59位、08年が92位でしたので、そのランクアップは嬉しいですね。
 もちろん、他社のランキングではまだまだなものも多いのですが、ひとつの指標としては嬉しいですね。ただ、このランキングは勝手に上がったものでもありません。10年も前はランキング外でして、某電気会社の子会社と間違われる程でもありました。しかし新卒採用の強化を始め、大学への活動を続け、ブランディングに取り組んできた結果が実ってきたということです。大学生にとって、消費財についての認知度はある程度あるのですが、そうでなければ宣伝で目にするものまでがせいぜいであることが多いものです。つまり該当しない業種にとっては、地味ながらそういった露出への取組と大学生との対話を続けていくしかないのですね。
 本当に手前味噌ですが、自社の人事採用チームと広報チームの取組には敬服ですね。
 ということで、産廃とは全く関係のない話でしたが、そんなニュースがてら・・・。
 海でのルナです!またまた調子にのってアップしました!
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 延々と続きます・・・
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 これでもかと・・・
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でも可愛いので許してください(親ばかというか、犬ばか?)
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愛犬家の方はわかってくれますよね?
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2010年1月24日 11:44 PM

東海の産廃のご支援先「現場の班長クラスを強化する」

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 本日のご支援先は東海地域の産廃企業でした。
 
 同社にて2時間程、現場の班長クラス強化の為の研修を行っていましたが、いつも感じることはその階層に求めるレベル感の難しさです。
 これは企業によって違っており、①次の幹部に向かってもらう為の基礎②現場の頭として仕切って欲しいと分かれてしまいます。しかし②というものにも様々な意見があり、現場の頭とは(1)段取り力(2)外部との折衝(3)勤怠管理(4)技術力(5)現場の人達に言うことを聞かせる力、と様々なものです。これが会社のトップや経営層、また幹部クラスだけでも意見やレベル感が違っていたり、それに加えて当の本人でさえも意見やレベル感が違っているものです。
 つまり重要なことは、この求める内容とレベル感の社内統一でもあります。結果として①と②の両方を伸ばす場合もありますし、また(1)~(5)の中でも更に限定した能力だけをつけたい時もあります。
 こういった現場の班長クラスを強化する、育成したいというのは各社共通の目標かもしれませんが、漠然と何かの外部講習に行かせたり、場当たり的に社内での研修を導入するよりも、求める目標を明確にした後に取り組んで欲しいものです。
 結果として、それが無駄の無い育成になっていきます。「急がば廻れ」かもしれませんね。 

2010年1月21日 8:50 PM

北関東の産廃・一廃のご支援先「WEBから仕掛け」

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 本日のご支援先は北関東の産廃・一廃のご支援先でした。今週は寒い日に当たるご支援先が続いています・・・。
 駅からご支援先に向かう途中での外での表示を見ると、マイナス1℃!寒いはずです・・・。
 新たな仕掛けとなる、新事業でのwebを介した受注ルート構築も大詰めとなりました。時折感じることに、廃棄物処理業界においてまさかwebでの効果がここまで上がることを10年前に感じた人がどれだけいたかということです。
 webでの広告的効果が高いのは消費財であることは既に皆様ご存知の通りです。そして広告市場で言えば、ラジオを抜き、雑誌を抜き、新聞を抜こうとしています。こうなってくると、そこでのビジネスの仕掛けを考えざるを得なくなってくるわけです。
 間違って頂きたくないのは、webを使って何かを載せれば良いのではなく、ターゲットは誰で、開いた最初の印象、どのページからどのように移動をさせて、身構えた気持ちから安心感に変えていき、そして興味を沸かせて、アクション(問合せ等)へと移動させていくことです。つまり一連の営業活動と同じなのです。
 ついついSEOなどに囚われてしまいがちですが、それは最低条件であり、営業活動で言えばTELアポまでの段階です。TELアポを専門会社に任せて件数を取ることが、SEO会社に依頼することと同じです。しかし肝心の営業マンが二回目の訪問やクロージングに結びつけることができなければ、何の為にやっているかわからなくなってしまいます。
 「WEBもやっているのですが、うまく成果にならないですね」など言われるのはまさに愚問であり、成果に結び付けられないつくりになっているからです。営業マンを鍛えるの同様に、練って練って、またまた練って、そして改善を繰り返してようやく成果の上がるwebはできていきます。そう考えればお解かりの通り、web製作会社に任せきりでは成果は得られません。彼等は綺麗につくったり、見やすくつくったり、上位表示することのプロであり、廃棄物やその関連した事業のプロではないからです。だから製作会社を責めることはできず、自社の練り方を考え直さなければならないわけです。
 今年こそ、廃棄物処理業がwebで成果を上げる仕組みを取り組んで欲しいですね。

2010年1月20日 11:51 PM

中国の産廃のご支援先「前向きさが最後は勝つ!」

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 本日は中国地域の産廃のご支援先でした。
雪でした!
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 寒い日になると、つくづく自分が夏型の人間であることを感じます…。関西で生まれ育ち、学生時代から住んでいる関東に慣れていると、雪などの免疫がないことも確かです。子供の頃は、たまの雪には大騒ぎしていたのですけどね!
 ところで同社では、営業の方が新たな取組の中で成果が出てこようとしています。今までの会社が取り組んでいた廃棄物からギアチェンジした営業であり、言わば廃棄物コンサルティングとしての取組です。しかも営業を始めたばかりの人が難しいことに取り組んでくれての結果です。
 正直本当に嬉しいです。多くの人はご存知の通り、廃棄物に関する知識が一定以上無ければ難しいのは事実です。知識を裏付けるのは経験であり、その経験値を上げる為には時間軸が必要でもあります。しかし、その時間軸や莫大な知識や足りない経験値であっても前向きに捉えて取り組んでくれた結果だったのではないでしょうか。結果が出なければ当然焦りますし、また自信が無いということは営業の足も鈍らせます。壁にも相当ぶつかったかもしれません。しかし前向きにチャレンジし続けた結果が成果となることは格別のことです。
 数年前から廃棄物コンサルティングという言葉が生まれ、廃棄物処理業各社の営業マンが取り組んでましたが、正直なかなかとその求めているレベルへの到達が難しいことも多かったようです。過去の営業と何も変わっていなかったり、施設の力での受注になっていたり、顧客の為になっていない営業も多かったようです。
 新たなことを始めようとすると拒否感を示す人もいます。言葉では出さなくても、億劫になったり、過去と決別できない人も多いものです。今のままでもできると変えようとしない人です。更に成果が出ないとなると余計に否定に入り、尻すぼみなどにも陥りがちでもあります。
 だから、やはり前向きさが重要になるのではないでしょうか。素直さと言っても良いかもしれませんが、良いと思ったものは徹底的にやってみて、そして自分の改善を考え続け進化させようとすれば必ず成果があらわれてくるものです。
 出来ない言い訳を話すよりも、出来る手段を講じることこそがあるべき姿です。しかし解っていながらも自己弁護してしまうのが人間かもしれません。しかし成長をしていきたい欲望は多くの人間が持っています。成長を欲望や思いに終わらせず、行動に移すことができる人こそ、出来る手段を講じる人だとも思います。
 今回の件はまさしく、そんな本人の前向きさが成果を結びつけようとしていると思います。ここから更にドンドン成長していくことでしょう。
 もちろん前向きさをサポートする会社の体制は絶対条件でもあります。
本件とは関係ありませんが、ご支援先の犬です。可愛かったので、またまたアップしました!
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2010年1月17日 6:41 PM

東北の産廃のご支援先「更に次のステップへ」

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 本日は東北の産廃のご支援先でした。
 雪でした!
 大学に入るまで関西で生まれ育ってきた人間でしたので寒さには弱く、夏をこよなく愛す人間でもあることから、雪を感じることは好きなものの長時間過ごすことは苦手かもしれません…。スキーなどをやっていたころは大好きだったのですけど…(スノボ世代ではありません)。雪のシーズンが待ち遠しい自分を今では不思議です。
 ご支援先にてトップと話をしていて感じたことに、「次のステップ」への挑戦というものです。トップは現状から更に前向きに挑戦しようとしてらっしゃいます!実に素晴らしいことです。 
 企業の課題は永遠に続き、悩みの無い企業は世の中に存在しません。巨大企業でも然り、家内的な家族企業でも然り、問題の種類や大きさは違っていても様々に存在しているものです。人の問題や組織の問題、業績の問題や資本の問題、方向性の問題、様々な課題が大小持っています。もしそれが無いというのは、目を背けているか、気付かないという致命的な状況でしかないのです。
 つまり経営とは課題解決の連続かもしれません。昨年よりも今年、先月よりも今月、先週よりも今週、昨日よりも明日と成長を続けていて欲しいとも思います。常に課題と真正面から逃げずに向き合えば、必ず前に進めます。裏を返せば、前に進めることが経営の楽しさかもしれませんね。
 常に前に!前のめりに!
 今年は大河ドラマの影響にて坂本龍馬が注目を集めていますが、私が好きな司馬遼太郎の「龍馬がいく」にて「死ぬときは、たとえドブの中でも、前のめりに死にたい」とあります。常に前のめりに次のステップに!

2010年1月15日 9:31 PM

関東の産廃のご支援先「部門責任者会議」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。昨年から続いている定例の部門責任者会議を当社船井総合研究所の丸の内オフィスで開催です。
 毎月部門責任者の皆さんに集まって頂き、数値の予実管理や改善管理と全社で取り組むプロジェクト事項を追いかけております。
 皆が忙しい人であるが故に、敢えて東京の弊社事務所に集まってもらっています。これには幾つかの理由があるのですが、内的要因と外的要因があり、homeとawayとする感覚でもあります。自社(home)にいると業務から自らも気持ちが切り替えられず、社員の方が問合せもあれば、また電話も掛かってきてしまい、急な来客までもあったりします。気持ち的には自社で慣れ親しんだ場所であることからも、リラックスできる良さもあるのですが、緊張感に欠ける嫌いもあります。しかし電車などで移動をして、都会の事務所に入ると気持ちは落ち着かなくなります。借りてきた猫と申しますか、良い意味で緊張感を持つことができるものです。電車に乗って移動の間に気持ちの切り替え(マインドセット)を終えることができ、日常から非日常へと導いてくれます。たいしたことがないように見えますが、この気持ちの切り替えが習熟度や中身の濃度を変えていきます。
 場所見知りという言葉がありますが、悪い意味だけでなく場所を変えることでその効果を高めることもあります。
 homeとawayの感覚は、社内会議や社内研修などの必要事項として憶えておいて欲しいと思います。

2010年1月14日 11:55 PM

北関東関東の産廃のご支援先「社員総会」

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 本日は北関東の産廃・スクラップのご支援先で、社員総会でした。
 私のご支援先の多くは、この社員総会を開催して頂いている企業が多いのですが、決算期にて数値確定後に開催する会社や年度のスタート時に開催する会社など時期は様々です。同社は決算期の違うグループ会社もあり、統一した社内での年度基準にて1月が新たな期のスタートとなることから、年明けが社員総会となった次第です。
 先期の実績と今期の方向性、そして企業理念理解の為の創業ストーリーの講和、そして表彰会と一年のスタートを新たに切る為の大事な時間です。
 各社開催する中で感じることは、その期を振り返って充実した一年が過ごせrた企業の成長は社員さんの顔に現れてくるということです。一年を振り返る時間でもあり、そして今期の具体的実施事項に対する自信は、そのすごしてきた時間の密度が現れてくるのではないでしょうか。一年前に会社の方向性や目標から、部署に落とし込まれた目標と個人目標、それが達成できたことが、新たな目標に向かえるものにもなります。
 過去から一年の計は元旦にありと言われ、多くの方が目標設定をしていることは多いと思うのですが、個人が思いの中で立てた目標が達成できなくても責める人は当然いません。そうなると多くの人間は甘えてしまうもので、新たな目標を立てるとしても過去の反省を置き去りにすることがあります。
 船井総研の考えとして、「過去オール善」というものがありますが、過去のあらゆる事柄が自分の成長の糧となっていることが多いものです。しかしそれは捉え方次第であり、プラス発想であることが過去の様々な事象への見方も変えられるというものです。人間は後ろ向きのことに目を背けがちであり、そうなることによって避けて通ろうともするものです。過去を責めるのではなく、反省や分析をして原因を見つけ、そしてその上で新たな一年の計を練って欲しいものです。
 一年の反省は決して後ろ向きのことではなく、将来のためのスタートであり、反省点は次に生きてくると考えれば、振り返ることも勉強なのでしょう。

2010年1月8日 10:49 PM

関東の産廃のご支援先「営業部門のマンネリ」

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 本日は関東の産廃のご支援先でした。
 同社での営業会議の実施時に、営業部門内での起爆剤の話になりました。これまである程度、営業活動を行ってきた会社では、悪しき習慣となるマンネリというものもあります。例えば、担当先も変わらない、メンバーも変わらない、顧客も変わらないとなった時に陥り易く、解っていながらも楽なほうに流れてしまうものです。私自身も前職の商社マン時代には何度と陥った記憶もあります。変えないことは楽でもあり、そして変化を嫌うようになってしまいます。だからこそ、陥る前に変えていく必要もあるのでしょう。
 営業部門のマンネリ打破の為に何をすべきかと言えば、前述の逆をしていけば良いだけです。担当を変えてみる、新しい人員を入れていく、新規顧客を獲得していく、とそれぞれに意味が存在しています。
 担当を変えれば、新たな知識と新たな人間関係構築、顧客ごとに新たな営業テーマの創出が生まれてきます。緊張感がある営業は、マンネリ気分を吹き飛ばすどころか、営業マンとしての成長も望めます。
 新しい人員は特に効果的です。同じメンバーで同じリズムで仕事をすると、楽なことも多くなり、所謂「あ・うん」の呼吸でも動けるようになっていきます。しかし、その「あ・うん」が「馴れ合い」になることもあり、刺激面で欠けていくことにもなることもあるのです。だからこそ、新たな人員の拡充や入れ替えによる血の活性化も必要となってきます。多くの営業マンが、これまで当たり前と思っていた営業手法が非常識や通常とかけ離れていることも、新たな血によって気付かされるものです。そして新たな競争心にも繋がってもいきます。
 最後に新たな顧客獲得ですが、営業部門の永遠のテーマではないでしょうか。営業マンとして、会社から与えられた顧客は先輩達がつくってきた資産であり、自らの営業としての価値ではありません。商権と呼ばれる、会社の商としての結果でもあるわけです。だからこそ、既存顧客は守って当然であり、新た顧客を切り拓いたことがその営業マンでの功績として判り易いものにもまっていきます。
 ついつい陥ってしまいがちな営業部門のマンネリですが、新年を機に是非その具体的打破に動いてみませんか!

2010年1月6日 11:16 PM

全社研修「新年のスタートでした!」

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 昨年のブログでもご紹介しましたが、5日6日と船井総研の全社研修でした。過去は12月に開催していたのですが、ここ数年は新年のスタートを全社一緒に切る形となっています。船井総研は12月決算ですので、昨年度の総括と今期の数値的ビジョンや方向性と取り組み事項をトップから聞き、そして部であったり、グループであったり、チームであったり個別の会議をみっちりと行います。そして必ず、会社の歴史を振り返り歴史から理念を再確認もしていきます。また、毎年恒例の表彰会も行われ、全社員のアンケートにて選ばれる各賞と定量的な面での賞とがあり、皆が毎年楽しみにしております(余談ですが、誠に恐縮ながら「一緒に飲みたいリーダー大賞」を頂きました。ありがたいことですが、今年の酒代が心配でもあります・・・(笑))。
 今回の研修会においても多くの気付きがあったのですが、特に創業者である現最高顧問の船井幸雄の話も心に沁みました。最近は体調も崩していたこともあり、参加も心配されていたのですが、船井総研社員に知っていて欲しいこととして、コンサルティングを行う上での重要な幾つかのことを再確認させられました。
・自分が理解して納得して成功すると確信するものしか提案しない
・世のため人のためになることしかやらない
・真実を知り、知らないことは言わない書かない提案しない
・どんな小さな事柄であっても責任を持って親身に対応すること
・超プロと上手く付き合う
・船井流経営法
 これらは、我々船井総研のコンサルタントが忘れてはいけない重要なことです。これがなくなれば、船井総研でなくなってしまう程かもしれません。徹底的に拘って我々が実践しなければならない、改めての気付きでした。
 本来ならば、このようなことをこのブログで書いてはいけないのかもしれませんが、私自身改めて新年での決意のひとつとして書かせて頂きました。
 このような私ですが、本年もよろしくお願い致します。

2010年1月1日 7:43 PM

新年!おめでとうございます!「今年も産廃が熱い!」

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新年明けましておめでとうございます!
 今年も昨年に続き、産廃業界は大きなうねりに巻き込まれそうです。不況という言葉では、もはや片付けられないような業界変換に来ているのではないでしょうか。
 昨年の終盤に増えてきた案件が、まさしく経営戦略の見直しについてです。危機感が先を読む企業程更に生れており、業界環境の将来予測も厳しく見ている現状です。
 市場(マーケット)が減るということは確かに恐ろしいことであり、「ゼロにはならない」と慰めを言い合っているよりも、減ったマーケットの大きさだけ自社収益もその掛け率で減ることを理解しなければなりません。もちろん、ゼロにならないマーケットにて自社の中長期的に生き残る戦略さえ決まれば良いだけです。逆を返せば、営業を強化してなどの漠然とした「頑張ります」型では済まされなくなっていると言って良いのではないでしょうか。
 市場が未成熟であったこれまでは、自社の本当の実力でなくても業績が伸びていました。もちろん、それよりも一歩先に行く企業は更に伸びやすかったと言っても良いかもしれません。
 しかし今、業界が未成熟の内にパイ(需要)減少となる異常期に突入しており、単なる一歩二歩先に進むだけでは済まされないのではないでしょうか。先を進むことは差別化ではあったのですが、現状の市況で言えば圧倒的な差別化要素になり難くなっています。
 視点はこれまでの「産廃」と呼ぶ世界から脱皮することではないのでしょうか。脱産廃はこれまでも唱えてきましたが、廃棄物を扱うことを止めるのではなく、廃棄物の処理とする仕事の観点を外してしまうことであると思っています。漠然としてよく解らないかもしれませんので具体的に申し上げますと、単なるリサイクル業ではなく、処理をすることから削減させることに移行していかなければならないのではないでしょうか。
 廃棄物削減業として、自らのこれまでを打ち消すことが始まりかもしれません。削減させることは市場減少の要素かと言えば、それも確かなのですが、自社がやらなくても排出元もまた競合となる異業種を含めた誰かがしてしまうことでもあります。
 新年でもありますが、敢えて激動の一年になりそうな今年を、自らのギアチェンジにて進めて欲しいと思います。
全く関係の無い写真ですが愛犬ルナ(♀)です。
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年末年始の休みは、ほぼ毎日散歩に連れていっています。普段は夜中と早朝にしか会わないので、このような休みの時は貴重ですね。
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夜中1時過ぎに帰ってきても、唯一起きてきてくれて、一緒に遊んでいます。ソファで3時頃まで仕事をしていると最初は横で寝だすのですが、長引くと迷惑そうにフラフラと小屋に帰っていきます。
というわけで、年末年始のルナでした。
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